十王町
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じゅうおうまち 十王町 | |||
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伊師浜海岸・鵜の岬 | |||
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廃止日 | 2004年11月1日 | ||
廃止理由 |
編入合併 十王町 → 日立市 | ||
現在の自治体 | 日立市 | ||
廃止時点のデータ | |||
国 | 日本 | ||
地方 | 関東地方 | ||
都道府県 | 茨城県 | ||
郡 | 多賀郡 | ||
市町村コード | 08381-0 | ||
面積 | 72.12 km2 | ||
総人口 |
13,434人 (推計人口、2004年10月1日) | ||
隣接自治体 | 高萩市、日立市、久慈郡里美村 | ||
町の木 | イブキ | ||
町の花 | サクラ | ||
町の鳥 | 鵜 | ||
十王町役場 | |||
所在地 |
〒319-1392 茨城県多賀郡十王町大字友部2581番地 | ||
座標 | 北緯36度40分41秒 東経140度41分00秒 / 北緯36.67817度 東経140.68344度座標: 北緯36度40分41秒 東経140度41分00秒 / 北緯36.67817度 東経140.68344度 | ||
ウィキプロジェクト |
十王町(じゅうおうまち)は、茨城県北部にあった多賀郡の町である。2004年11月1日に、日立市に編入された。
地理
[編集]- 現在の日立市の北部に位置する。
- 街の66%が森林で占められている[1]。
- 太平洋に面する。
- 町内には十王川、小石川が流れ、2本の河川の流域に集落や耕地が形成されている[1]。
- 町は多賀山地の一部に位置する。
- 日本で1ヶ所しかない、鵜の捕獲地。
- 十王の名の由来はかつて町内にあった「十王堂」。閻魔王ら10人の王を祭った、十王信仰の仏堂であったという[2]。
隣接していた自治体
[編集]歴史
[編集]沿革
[編集]- 1897年(明治30年)2月25日 - 川尻駅(現在の十王駅)が開業。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 櫛形村・黒前村・高萩市の友部が合併し十王村が発足。
- 1956年(昭和31年)1月1日 - 町制施行し十王町となる。
- 1968年(昭和43年)12月23日 - 十王町交通安全宣言[3]
- 1974年(昭和49年)2月12日 - 十王町の紋章を制定[4]。
- 1978年(昭和53年) - 十王町民の歌を決定[5]。
- 1986年(昭和61年)3月
- 2001年(平成13年)12月20日 - 非核平和の町宣言[6]
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
行政区域変遷
[編集]- 変遷の年表
十王町町域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 旧十王町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の村が発足する[10][11][12]。 |
1954年(昭和29年) | 11月23日 | 黒前村の一部(福平)・櫛形村の一部(友部の一部)が松岡町・高岡村・高萩町と合併し、高萩市が発足。 |
1955年(昭和30年) | 2月11日 | 櫛形村・黒前村・高萩市の一部(友部)合併し、十王村が発足。 |
1956年(昭和31年) | 1月1日 | 十王村が町制施行し十王町になる。 |
2004年(平成16年) | 11月1日 | 十王町は日立市に編入され、消滅。 |
- 変遷表
十王町町域の変遷表 | |||||||||
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1868年 以前 |
明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||||
福平村 | 黒前村 | 黒前村 | 昭和29年11月23日 高萩市 |
高萩市 | 高萩市 | 高萩市 | |||
黒坂村 | 昭和30年2月11日 十王村 |
昭和31年1月1日 町制 |
平成16年11月1日 日立市に編入 |
日立市 | |||||
高原村 | |||||||||
山部村 | |||||||||
伊師村の一部 | 櫛形村 | 櫛形村 | |||||||
伊師本郷 | |||||||||
友部村 | |||||||||
昭和29年11月23日 高萩市 昭和31年2月11日 十王村 |
その他
[編集]行政
[編集]-
十王町役場(現:日立市役所十王支所・茨城県県北生涯学習センター、2024年1月)
-
十王町民憲章碑(2024年1月)
-
十王町閉町記念碑(2024年1月)
経済
[編集]産業
[編集]産業別就業人口
[編集]2000年(平成12年)国勢調査[14]
- 就業者総数:6,324人
- 第1次産業:466人(7.4%)
- 第2次産業:2,813人(45.5%)
- 第3次産業:3,022人(47.8%)
- 分類不能:23人(0.4%)
地域
[編集]町名・字名一覧
[編集](出典:[15])
- 大字伊師
- 大字伊師本郷
- 大字黒坂
- 城の丘一丁目~五丁目
- 大字高原
- 大字友部
- 友部東一丁目~四丁目
- 大字山部
教育
[編集]交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]金融機関
[編集]- 窓口あり
- ATMのみ
町内で金融機関やATMが1ヶ所もない地区は山部、黒坂、城の丘である。高原の簡易郵便局は一時閉鎖したが復活した。
文化施設
[編集]公園
[編集]- 十王パノラマ公園[22]
公民館
[編集]- 十王町中央公民館[23]
図書館
[編集]文化ホール
[編集]- 十王町総合健康福祉センター ゆうゆう十王 多目的ホール(Jホール)[26]
スポーツ施設
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・施設
[編集]観光地
[編集]祭事
[編集]施設
[編集]- 十王ダム
- 国立天文台 水沢VLBI観測所
- 十王前横穴墓群
その他
[編集]- 市外局番:0293[31]
脚注
[編集]- ^ a b “十王町のプロフィール”. 十王町. 2004年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “「十王町」の由来学ぶ 日立、中学校長が特別授業”. 茨城新聞クロスアイ. 2023年10月10日閲覧。
- ^ a b “第7回日立市・十王町合併協議会 第2分冊”. 日立市・十王町合併協議会. p. 37. 2004年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。
- ^ “第7回日立市・十王町合併協議会 第2分冊”. 日立市・十王町合併協議会. p. 34. 2004年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。
- ^ “第7回日立市・十王町合併協議会 第2分冊”. 日立市・十王町合併協議会. p. 34. 2004年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。
- ^ a b “第7回日立市・十王町合併協議会 第2分冊”. 日立市・十王町合併協議会. p. 36. 2004年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。
- ^ a b c “特集 日立市・十王町合併10周年”. 『日立市報』2014年11月5日号、No.1548. 日立市. 2023年10月11日閲覧。
- ^ “日立市と十王町の合併協議はすべて調いました。”. 日立市・十王町合併協議会. 2004年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “『合併協定書』”. 日立市・十王町合併協議会. 2004年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。
- ^ 『高萩市史』、高萩市、1969年より
- ^ 十王町史編さん調査会編『十王町史 地誌編』、日立市、2008年より
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
- ^ 山火事、民家へ迫る 十王町『朝日新聞』1976年(昭和51年)1月23日夕刊、3版、11面
- ^ a b c “日立市・十王町のプロフィール”. 日立市・十王町合併協議会. 2004年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “第7回日立市・十王町合併協議会 第2分冊”. 日立市・十王町合併協議会. p. 30. 2004年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。
- ^ “公共の施設”. 十王町. 2004年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “十王町立十王中学校”. 2004年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “十王町立櫛形小学校”. 2004年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “十王町立山部小学校”. 2004年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “十王町立高原小学校”. 2004年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ 日立市に編入後、旧十王町域を国道461号が走る。これは、当国道の新路線開通に伴う。
- ^ “パノラマ公園”. 十王町. 2004年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “十王町中央公民館”. 十王町. 2004年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “町立図書館”. 十王町. 2004年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “十王町立図書館”. 2004年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “Jホール (十王町総合健康福祉センター ゆうゆう十王 多目的ホール)”. 十王町. 2004年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “十王町総合運動広場”. 十王町. 2004年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “伊師町運動公園”. 十王町. 2004年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ “十王町テニスコート”. 十王町. 2004年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ a b “祭り・文化財ガイド”. 十王町. 2004年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月10日閲覧。
- ^ 日立市に編入後、0294に変更
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 日立市・十王町合併協議会
- 十王町ホームページ(2004年9月23日時点のアーカイブ)
- 『十王地域の生活ガイド・パンフ』(2005年1月18日時点のアーカイブ)