千年町駅
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千年町駅* | |
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(千)大夕張と記された乗車券 | |
ちとせまち Chitosemachi | |
◄明石町 (1.4 km) (0.8 km) 大夕張► | |
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所在地 | 北海道夕張市鹿島千年町 |
所属事業者 | 三菱石炭鉱業 |
所属路線 | 大夕張鉄道線 |
キロ程 | 15.0 km(清水沢起点) |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1950年(昭和25年)11月1日 |
廃止年月日 | 1973年(昭和48年)12月16日 |
* 千年町停留場として開業、1960年に駅へ昇格。 |
千年町駅(ちとせまちえき)は、北海道夕張市鹿島千年町にあった三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の駅(廃駅)である。大夕張鉄道線の路線短縮に伴い1973年に廃止された。
歴史
[編集]- 1950年(昭和25年)11月1日:千年町停留場として開業、駅舎建設社内線旅客取扱。(千)大夕張として乗車券を発売。大夕張駅管理の停留所で、駅長は置かれなかった。
- 1952年(昭和27年)3月15日:大夕張駅扱いとして連絡乗車券を発売。
- 1960年(昭和35年)3月21日:停留所から駅に昇格し、千年町駅として運賃設定し乗車券発売同時に連絡取扱開始。
- 1973年(昭和48年)12月16日:南大夕張駅 - 大夕張炭山駅間廃止により廃駅。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。山小屋風の駅舎が住民に親しまれた。
廃止後
[編集]廃止後間もなく駅施設は撤去された。駅前は市街地であり、夕張千年郵便局や夕張警察署鹿島南警察官駐在所(千年町交番)が置かれ、駅廃止後も存続していた。2014年3月、夕張シューパロダムの試験湛水開始により駅前は大方水没したが、駅跡に水は及んでいない。湛水前の時点で既に駅の痕跡はなくなっており、野に還っていた。
隣の駅
[編集]参考文献
[編集]- 奥山道紀・赤城英昭『三菱鉱業大夕張鉄道』ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY #47〉、2003年。ISBN 4-7770-5002-5。
- 奥山道紀「RM LIBRARY通信 三菱大夕張鉄道の現在」『レイルマガジン』第251号、ネコ・パブリッシング、2004年8月、pp. 104-107。