千手寺 (東大阪市)
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千手寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 大阪府東大阪市東石切町3-3-16 |
位置 | 北緯34度40分55.6秒 東経135度39分9.3秒 / 北緯34.682111度 東経135.652583度座標: 北緯34度40分55.6秒 東経135度39分9.3秒 / 北緯34.682111度 東経135.652583度 |
山号 | 恵日山 |
宗派 | 真言毘盧舎那宗 |
寺格 | 大本山 |
本尊 | 千手観音菩薩 |
創建年 | 白鳳時代 |
開基 | (伝)役行者 |
中興 | (伝)在原業平 |
別称 | 光堂 |
札所等 |
河内西国霊場第10番 役行者霊蹟札所 |
文化財 |
木造不動明王坐像(府指定文化財) 木造不動明王立像・木造千手観音立像ほか(市指定文化財) |
法人番号 | 3122005000448 |
千手寺(せんじゅうじ)は、大阪府東大阪市にある真言宗系真言毘盧舎那宗の寺院。河内西国霊場第10番札所。
歴史
[編集]寺伝によれば、笠置山の千手窟で修行していた役行者が、神炎の導きにより、この地で千手観音の出現に出会い、堂宇を創建。
平安時代初期、弘法大師がこの寺に泊まった際、善女竜王が夢に現れ、補陀落山の香木を与えた。大師はこの木で千手観音像を刻し本尊とした。
その後、惟喬親王の乱で堂宇は消失したが、本尊の千手観音は深野池(現大東市鴻池新田あたり)に自ら飛入り、夜ごとに光を放った。それを見た在原業平がこれを救い出し、寺を再建した。
しかし、惟喬親王の乱は史実ではなく、これらの寺伝はあくまで伝説に過ぎない。
文化財
[編集]大阪府指定文化財
[編集]東大阪市指定文化財
[編集]- 木造不動明王立像(厨子入)
- 木造千手観音立像
- 絹本著色不動明王画像
- 密教法具
札所
[編集]交通
[編集]脚注
[編集]- ^ “府指定の文化財一覧(彫刻)”. 大阪府. 2019年7月10日閲覧。
参考文献
[編集]- 大阪歴史文化研究会『大阪 御朱印を求めて歩く 札所めぐりルートガイド』メイツ、2016年5月。ISBN 978-4-7804-1754-8。