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石切駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石切駅
南出入口
いしきり
Ishikiri
A15 額田 (1.1 km)
(4.1 km) 生駒 A17
地図
所在地 大阪府東大阪市上石切町二丁目1-6
北緯34度41分7.12秒 東経135度39分20.07秒 / 北緯34.6853111度 東経135.6555750度 / 34.6853111; 135.6555750座標: 北緯34度41分7.12秒 東経135度39分20.07秒 / 北緯34.6853111度 東経135.6555750度 / 34.6853111; 135.6555750
駅番号  A16 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 A 奈良線
キロ程 10.1km(布施起点)
大阪難波から16.2 km
電報略号 イシ
駅構造 地上駅(一部橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
7,609人/日
-2022年-
開業年月日 1914年大正3年)4月30日
テンプレートを表示
石切駅
配線図

額田駅

STRg STRf
KRWgl KRWg+r
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KRW+l KRWgr KRWgl KRW+r
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KRWl KRWg+r KRWg+l KRWr
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新生駒トンネル
生駒駅

石切駅(いしきりえき)は、大阪府東大阪市上石切町二丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線。駅番号はA16

概要

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石切剣箭神社(通称:石切神社)に近い駅である(最寄駅は新石切駅)。

新生駒トンネルの大阪側坑口が駅付近にあり、当駅から瓢箪山駅までの区間は、33パーミルを超える勾配が連続している。

歴史

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かつては当駅と近畿日本生駒(現・生駒)駅の間に孔舎衛坂駅が存在し、当駅 - 孔舎衛坂駅間に鷲尾トンネル、孔舎衛坂駅 - 近畿日本生駒駅間に生駒トンネルが存在していたが、奈良線の車両大型化に対応するため従来の生駒トンネルより南側に断面を大きくした新生駒トンネルを建設することとなった[1]。このトンネル新設に伴い鷲尾トンネルは開削されその跡地に当駅は移転、孔舎衛坂駅は廃止されている[1]

年表

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  • 1914年大正3年)4月30日大阪電気軌道上本町(現・大阪上本町) - 奈良(現・近鉄奈良)間開通にともない開業する[2]。「石切千手寺前」とも呼称されていた。
  • 1941年昭和16年)3月15日:参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となる[2]
  • 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[2]
  • 1964年(昭和39年)
    • 7月23日:奈良線車両大型化に伴う改良工事の一環として鷲尾トンネルを開削し、その跡地に駅を移転(仮駅として開業)[1]
    • 12月26日:移転した新駅が本開業[1]。上下待避線を設置する。
  • 1986年(昭和61年)3月18日:急行の停車駅に追加される。
    • 急行の停車は初代の急行(鶴橋 - 石切間ノンストップで他は各駅停車、1976年に準急と統廃合)の廃止以来、10年ぶりに復活した。
  • 2007年平成19年)4月1日PiTaPaの供用を開始する[3]

駅構造

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駅構内

島式2面4線ホームを持つ待避可能な地上駅で、ホーム有効長は8両である。駅舎は南北にあり、北駅舎は橋上部にある。石切神社に近い南駅舎は築堤西側にあり、地下改札となっている。

東花園駅管理の有人駅で、PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 A 奈良線 下り 近鉄奈良方面[4]
3・4 上り 大阪難波尼崎方面[4] 当駅始発は1番線
付記事項
  • 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
  • 当駅の大阪方には片渡り線が設置してあり、大阪方へ向かう当駅折り返しの普通列車や回送列車は1番線を利用して逆線出発する。
  • 1番線から側線が伸びている。

ダイヤ面

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  • 急行以下の一般列車が停車しており、急行系列車と準急普通列車の緩急接続・列車待避が頻繁に行われている[5]
  • 大阪方面からの準急は、当駅から近鉄奈良駅まで各駅に停車する[5]
  • 早朝と夕方に限り、当駅始発・終着の普通列車が数本設定されている[6]
    • 大阪難波駅方面への当駅始発列車は、平日ダイヤ早朝に2本と土休日ダイヤ早朝に1本設定されており[6]、当駅終着列車は平日ダイヤ早朝1本と夜間に2本設定されている[7]

利用状況

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2022年11月8日における1日乗降人員7,609人である[8]。近年は減少傾向にあり、奈良線内の急行停車駅では一番最少となっている。

近年の1日乗降・乗車人員は以下の通り。

年度別1日乗降・乗車人員
年度 特定日 1日平均
乗車人員[9]
出典
調査日 乗降人員 乗車人員
1990年(平成02年) 11月06日 18,463 9,255 10,345 [10]
1991年(平成03年) - 10,282
1992年(平成04年) 11月10日 17,221 8,402 10,101 [11]
1993年(平成05年) - 9,861
1994年(平成06年) - 9,487
1995年(平成07年) 12月05日 15,129 7,540 9,474 [12]
1996年(平成08年) - 9,295
1997年(平成09年) - 8,782
1998年(平成10年) 11月10日 14,260 7,180 8,394 [13]
1999年(平成11年) - 7,930
2000年(平成12年) 11月07日 12,751 6,191 7,646 [14]
2001年(平成13年) - 7,422
2002年(平成14年) - 7,200
2003年(平成15年) 11月11日 10,927 5,349 7,059 [15]
2004年(平成16年) - 6,875
2005年(平成17年) 11月08日 11,484 5,616 6,712 [16]
2006年(平成18年) - 6,444
2007年(平成19年) - 6,227
2008年(平成20年) 11月18日 10,942 5,518 5,974 [17]
2009年(平成21年) - 5,679
2010年(平成22年) 11月09日 9,385 4,636 5,497 [18]
2011年(平成23年) - 5,318
2012年(平成24年) 11月13日 9,066 4,484 5,207 [19]
2013年(平成25年) - 5,245
2014年(平成26年) - 5,060
2015年(平成27年) 11月10日 9,313 4,502 5,066 [20]
2016年(平成28年) - 4,964
2017年(平成29年) - 4,927
2018年(平成30年) 11月13日 8,887 4,375 4,795[21] [22]
2021年(令和03年) 11月09日 7,096 - - [23]
2022年(令和04年) 11月08日 7,609 - - [24]
2023年(令和05年) 11月07日 7,423 - - [25]

駅周辺

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石切の街並
石切の坂道

駅からは石切神社まで参道商店街が続いており、カーブと坂道の両脇に多数の店があって賑わっている。かつての石切駅はこの参道と近鉄奈良線が交差する付近にあった(1964年に現在位置に移設。#歴史を参照)。今も交差ガード付近にかつての奈良行きホームと階段の一部が残っている。

隣の駅

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近畿日本鉄道
A 奈良線
快速急行
通過
急行
布施駅 (A06) - 石切駅 (A16) - 生駒駅 (A17)
準急(当駅から生駒方の各駅に停車)
東花園駅 (A12) - 石切駅 (A16) - 生駒駅 (A17)
区間準急・普通
額田駅 (A15) - 石切駅 (A16) - 生駒駅 (A17)

脚注

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注釈

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  1. ^ 臨時停車例として、全国高等学校ラグビーフットボール大会、ラグビー国際試合、ジャパンラグビートップリーグ開催時が挙げられる。

出典

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  1. ^ a b c d 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、288-289頁。全国書誌番号:21906373 
  2. ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、11-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4 
  3. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月2日閲覧 
  4. ^ a b 駅の情報|石切”. 近畿日本鉄道. 2021年4月17日閲覧。
  5. ^ a b 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.206 - p.215・p.220 - p.229・p.364 - p.373・p.376 - p.385
  6. ^ a b 駅掲出時刻表 - 石切駅 近畿日本鉄道
  7. ^ 駅掲出時刻表 - 瓢箪山駅
  8. ^ 駅別乗降人員 奈良線 - 近畿日本鉄道
  9. ^ 東大阪市統計書
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  21. ^ 東大阪市統計書2019年(令和元年)版” (PDF). 東大阪市. p. 166. 2020年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月29日閲覧。
  22. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  23. ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和3年11月9日(火)】 (PDF)
  24. ^ 近畿日本鉄道 駅別一日乗降人員(調査日:令和4年11月8日(火))
  25. ^ 近畿日本鉄道 駅別一日乗降人員(調査日:令和5年11月7日(火))

関連項目

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外部リンク

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