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八戸ノ里駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八戸ノ里駅
北口
やえのさと
Yaenosato
A08 河内小阪 (0.8 km)
(1.7 km) 若江岩田 A10
地図
所在地 大阪府東大阪市小阪三丁目1-1
北緯34度39分49.22秒 東経135度35分22.3秒 / 北緯34.6636722度 東経135.589528度 / 34.6636722; 135.589528座標: 北緯34度39分49.22秒 東経135度35分22.3秒 / 北緯34.6636722度 東経135.589528度 / 34.6636722; 135.589528
駅番号  A09 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 A 奈良線
キロ程 2.4km(布施起点)
大阪難波から8.5 km
電報略号 ヤエ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
26,217人/日
-2023年-
開業年月日 1936年昭和11年)11月19日
テンプレートを表示
八戸ノ里駅
配線図

河内小阪駅

STRg STRf
KRW+l KRWgr KRWgl KRW+r
STR STR STR STR
PSTR(R)
PSTR(R)
PSTR(L)
PSTR(L)
PSTR(L) PSTR(R) PSTR(L) PSTR(R)
KRWl KRWg+r KRWg+l KRWr
STRg STRf

若江岩田駅

八戸ノ里駅(やえのさとえき)は、大阪府東大阪市小阪三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線である。駅番号はA09

歴史

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年表

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駅名の由来

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「八戸ノ里」の駅名の由来は、この地域の開発が始まった江戸時代初期に入植した豊臣家旧臣達の家の数が8戸であったことに由来する。しかし、この地域は古代、河俣御厨(かわまたみくりや)の一部(現在も駅の北側には御厨の地名が残存している)で、室町時代には近隣の若江(若江岩田駅南)に河内国守護畠山氏の居城である若江城があり、戦国時代にはカトリック宣教師によって若江城およびその城下の繁栄が記されているなど比較的早い時期から開発されていたと思われる。近年の研究では、大坂の陣の際に淀川堤防が決壊し、この地域も一時的に沼地と化したとされることから、この時期に以前にこの地にいた住民は他所へ移り、その後、沼地となったこの地域を開発したのが上記の8戸の家々であった可能性が指摘されている。

駅構造

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ホーム

島式2面4線のホームを持つ待避可能な高架駅。ホーム有効長は6両(ただし、回送にそなえ、待避線自体の有効長は10両)。改札コンコースは1階、ホームは2階にある。改札口は1ヶ所のみ。

布施駅管理の有人駅で、PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)、自動券売機(特急券および定期券対応)[5] が設置されている。かつては当駅を管理駅として奈良線河内永和駅 - 当駅間を管轄する駅長が当駅に配置されていた。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1・2 A 奈良線 下り 近鉄奈良方面[6]
3・4 上り 大阪難波尼崎方面[6]

内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。なお、4番のりばからは非常渡り線を使用して奈良方面への出発も可能である。

利用状況

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2023年11月7日における1日乗降人員26,217人である。これは奈良線において、準急・区間準急が通過する駅では最多となっている。

近年における1日乗降人員の推移は下表の通り。

各年度 特定日・1日平均利用状況[統計 1][統計 2][統計 3]
年度 特定日利用状況 1日平均
乗車人員
出典
調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員 近鉄 大阪府 東大阪市
1990年(平成02年) 11月06日 17,294 17,650 34,944 [大阪府 1]
1991年(平成03年) - [大阪府 2]
1992年(平成04年) 11月10日 17,596 17,542 35,138 [大阪府 3]
1993年(平成05年) - [大阪府 4]
1994年(平成06年) - [大阪府 5]
1995年(平成07年) 12月05日 17,119 17,376 34,495 [大阪府 6]
1996年(平成08年) - [大阪府 7]
1997年(平成09年) - [大阪府 8]
1998年(平成10年) 11月10日 15,525 15,668 31,193 [大阪府 9]
1999年(平成11年) - 14,851 [大阪府 10] [東大阪市 1]
2000年(平成12年) 11月07日 13,978 13,950 27,928 14,314 [大阪府 11] [東大阪市 1]
2001年(平成13年) - 13,983 [大阪府 12] [東大阪市 1]
2002年(平成14年) - 13,676 [大阪府 13] [東大阪市 1]
2003年(平成15年) 11月11日 13,141 13,017 26,158 13,573 [大阪府 14] [東大阪市 1]
2004年(平成16年) - 13,520 [大阪府 15] [東大阪市 2]
2005年(平成17年) 11月08日 12,440 12,388 24,828 13,364 [大阪府 16] [東大阪市 3]
2006年(平成18年) - 13,644 [大阪府 17] [東大阪市 4]
2007年(平成19年) - 13,240 [大阪府 18] [東大阪市 5]
2008年(平成20年) 11月18日 12,551 12,230 24,781 13,109 [大阪府 19] [東大阪市 6]
2009年(平成21年) - 12,899 [大阪府 20] [東大阪市 7]
2010年(平成22年) 11月09日 11,950 11,887 23,837 12,629 [近鉄 1] [大阪府 21] [東大阪市 8]
2011年(平成23年) - 12,848 [大阪府 22] [東大阪市 9]
2012年(平成24年) 11月13日 12,388 12,320 24,708 12,923 [近鉄 2] [大阪府 23] [東大阪市 10]
2013年(平成25年) - 13,069 [大阪府 24] [東大阪市 11]
2014年(平成26年) - 12,826 [大阪府 25] [東大阪市 12]
2015年(平成27年) 11月10日 12,913 12,773 25,686 13,288 [近鉄 3] [大阪府 26] [東大阪市 13]
2016年(平成28年) - 13,566 [大阪府 27] [東大阪市 14]
2017年(平成29年) - 13,957 [大阪府 28] [東大阪市 15]
2018年(平成30年) 11月13日 13,642 13,509 27,151 14,335 [近鉄 4] [大阪府 29] [東大阪市 16]
2019年(令和元年) - 14,749 [大阪府 30] [東大阪市 17]
2020年(令和02年) - 11,084 [大阪府 31] [東大阪市 18]
2021年(令和03年) 11月09日 12,173 11,888 24,061 12,305 [近鉄 5] [大阪府 32] [東大阪市 19]
2022年(令和04年) 11月08日 12,663 12,401 25,064 13,651 [近鉄 6] [大阪府 33] [東大阪市 20]
2023年(令和05年) 11月07日 26,217 [近鉄 7]

駅周辺

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1950年代半ばまでは辺り一面何もない田園地帯であったが、今では住宅や中小ビルが立ち並び、雑然とした町並みで、再開発の動きもない。

東花園車庫が出来る1967年まで、八戸ノ里に車庫があった。河内小阪駅にあった車庫を1950年に移転させたものである。東花園駅への再移転後、跡地は近鉄によりマンションが建設された。

また、1952年から1982年までは、当駅と東隣の若江岩田駅の中間に玉川工場があり、奈良線・京都線車両の重要部検査・全般検査の業務を行っていた。五位堂検修車庫の完成で廃止され、跡地は「近鉄ハーツ」となったが2010年に閉鎖された。同地にはその後2011年ニトリモール東大阪が開業した。

バス路線

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近鉄バスが乗り入れている。ロータリーは南口にある。

駅改札内にはバス発車時刻案内表示装置(LED式)が設置されている。2015年3月21日よりバス乗り場が変更されている。

また、駅北口西側にも乗り場があり、以下の路線が乗り入れている。

  • 15番:小阪駅前行

かつて吹田八尾線が運行していた頃は京阪バス阪急バス、さらに国鉄バスも乗り入れていた。

隣の駅

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近畿日本鉄道
A 奈良線
快速急行・急行・準急・区間準急
通過(但し当駅付近に学校が多い為、試験日等の要請で準急・区間準急の一部が臨時停車する場合が有り)
普通
河内小阪駅 (A08) - 八戸ノ里駅 (A09) - 若江岩田駅 (A10)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、11-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4 
  2. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、307頁。全国書誌番号:21906373 
  3. ^ 「きょう19駅で使用開始 近鉄定期券自動改札機」『交通新聞』交通協力会、1971年4月1日、2面。
  4. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月2日閲覧 
  5. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.70 - p.87
  6. ^ a b 駅の情報|八戸ノ里”. 近畿日本鉄道. 2020年8月23日閲覧。
  7. ^ 過去、大人・小児100円均一であったが、2017年10月2日から大人200円・小児100円に変更された。
  8. ^ 【2017年10月2日~】東大阪病院線(八戸ノ里駅前~市立東大阪医療センター)運行回数および停留所名の変更と運賃改定のお知らせ - 近鉄バス 2017年12月5日閲覧

利用状況の出典

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大阪府統計年鑑

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  1. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  28. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  29. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  30. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  31. ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
  32. ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
  33. ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)

東大阪市統計書

[編集]
  1. ^ a b c d e 平成16年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  2. ^ 平成17年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  3. ^ 平成18年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  4. ^ 平成19年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  5. ^ 平成20年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  6. ^ 平成21年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  7. ^ 平成22年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  8. ^ 平成23年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  9. ^ 平成24年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  10. ^ 平成25年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  11. ^ 平成26年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  12. ^ 平成27年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  13. ^ 平成28年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  14. ^ 平成29年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  15. ^ 平成30年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  16. ^ 令和元年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  17. ^ 令和2年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  18. ^ 令和3年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  19. ^ 令和4年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
  20. ^ 令和5年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)

近畿日本鉄道

[編集]
  1. ^ 駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2013年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月23日閲覧。
  2. ^ 駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2014年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月23日閲覧。
  3. ^ 駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2016年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月23日閲覧。
  4. ^ 駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2020年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月23日閲覧。
  5. ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和3年11月9日(火)】 (PDF)
  6. ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和4年11月8日(火)】 (PDF)
  7. ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和5年11月7日(火)】 (PDF)

関連項目

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外部リンク

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