河内小阪駅
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河内小阪駅 | |
---|---|
南口 | |
かわち こさか Kawachi-Kosaka (大阪商業大学・大阪樟蔭女子大学前) | |
◄A07 河内永和 (0.8 km) (0.8 km) 八戸ノ里 A09► | |
所在地 | 大阪府東大阪市小阪一丁目8-8 |
駅番号 | A08 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | A 奈良線 |
キロ程 |
1.6km(布施起点) 大阪難波から7.7 km |
電報略号 | コサ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
21,984人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)4月30日 |
河内小阪駅(かわちこさかえき)は、大阪府東大阪市小阪一丁目にある近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。駅番号はA08。
概要
[編集]布施駅が統括管理する有人駅で、小阪地区の中心部に所在する。副駅名標は「大阪商業大学・大阪樟蔭女子大学前」。
歴史
[編集]- 1914年(大正3年)4月30日:大阪電気軌道開通時に、小阪駅として開業[1]。
- 1928年(昭和3年)8月:大軌小阪駅に改称[2][3]。
- 1941年(昭和16年)3月15日:参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となる[1]。同時に河内小阪駅に改称[4]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[1]。
- 1977年(昭和52年)6月26日:布施 - 当駅間の高架化工事完了に伴い、現在の駅舎が完成。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa運用開始[5]。
駅構造
[編集]-
ホーム
-
コンコース
相対式2面2線のホームを有する高架駅。1階のコンコースには自動改札機・有人改札口・自動券売機のほか[6]、飲食店などのテナントが入居している[6]。駅設置の売店はないが、駅南口に隣接してコンビニが営業している[7]。
バリアフリー対応の設備として、多目的トイレのほかエレベーターとエスカレーターを有する[6]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | A 奈良線 | 下り | 近鉄奈良方面[6] |
2 | 上り | 大阪難波・尼崎方面[6] |
利用状況
[編集]2023年11月7日における1日乗降人員は21,984人である。区間準急通過駅の八戸ノ里駅より少ないが、布施駅 - 石切駅間の急行通過駅では同駅に次ぐ数値となっている。
近年における1日乗降人員の推移は下表の通り。
年度 | 特定日利用状況 | 1日平均 乗車人員 |
出典 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 | 近鉄 | 大阪府 | 東大阪市 | ||
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日22,537 | 22,495 | 45,032 | [大阪府 1] | |||
1991年(平成 | 3年)- | [大阪府 2] | ||||||
1992年(平成 | 4年)11月10日 | 22,650 | 22,565 | 45,215 | [大阪府 3] | |||
1993年(平成 | 5年)- | [大阪府 4] | ||||||
1994年(平成 | 6年)- | [大阪府 5] | ||||||
1995年(平成 | 7年)12月 | 5日22,087 | 21,281 | 43,368 | [大阪府 6] | |||
1996年(平成 | 8年)- | [大阪府 7] | ||||||
1997年(平成 | 9年)- | [大阪府 8] | ||||||
1998年(平成10年) | 11月10日 | 21,021 | 20,466 | 41,487 | [大阪府 9] | |||
1999年(平成11年) | - | 21,788 | [大阪府 10] | [東大阪市 1] | ||||
2000年(平成12年) | 11月 | 7日19,732 | 19,381 | 39,113 | 20,990 | [大阪府 11] | [東大阪市 1] | |
2001年(平成13年) | - | 20,403 | [大阪府 12] | [東大阪市 1] | ||||
2002年(平成14年) | - | 19,300 | [大阪府 13] | [東大阪市 1] | ||||
2003年(平成15年) | 11月11日 | 16,927 | 16,828 | 33,755 | 18,557 | [大阪府 14] | [東大阪市 1] | |
2004年(平成16年) | - | 17,981 | [大阪府 15] | [東大阪市 2] | ||||
2005年(平成17年) | 11月 | 8日16,759 | 16,726 | 33,485 | 17,679 | [大阪府 16] | [東大阪市 3] | |
2006年(平成18年) | - | 17,672 | [大阪府 17] | [東大阪市 4] | ||||
2007年(平成19年) | - | 17,239 | [大阪府 18] | [東大阪市 5] | ||||
2008年(平成20年) | 11月18日 | 15,499 | 15,085 | 30,584 | 16,210 | [大阪府 19] | [東大阪市 6] | |
2009年(平成21年) | - | 15,410 | [大阪府 20] | [東大阪市 7] | ||||
2010年(平成22年) | 11月 | 9日14,492 | 14,201 | 28,693 | 15,019 | [近鉄 1] | [大阪府 21] | [東大阪市 8] |
2011年(平成23年) | - | 14,690 | [大阪府 22] | [東大阪市 9] | ||||
2012年(平成24年) | 11月13日 | 13,742 | 13,615 | 27,357 | 14,526 | [近鉄 2] | [大阪府 23] | [東大阪市 10] |
2013年(平成25年) | - | 14,502 | [大阪府 24] | [東大阪市 11] | ||||
2014年(平成26年) | - | 13,948 | [大阪府 25] | [東大阪市 12] | ||||
2015年(平成27年) | 11月10日 | 13,973 | 13,817 | 27,790 | 14,608 | [近鉄 3] | [大阪府 26] | [東大阪市 13] |
2016年(平成28年) | - | 14,399 | [大阪府 27] | [東大阪市 14] | ||||
2017年(平成29年) | - | 14,289 | [大阪府 28] | [東大阪市 15] | ||||
2018年(平成30年) | 11月13日 | 13,470 | 13,489 | 26,959 | 14,089 | [近鉄 4] | [大阪府 29] | [東大阪市 16] |
2019年(令和元年) | - | 13,903 | [大阪府 30] | [東大阪市 17] | ||||
2020年(令和 | 2年)- | 9,244 | [大阪府 31] | [東大阪市 18] | ||||
2021年(令和 | 3年)11月 | 9日10,997 | 10,868 | 21,865 | 10,573 | [近鉄 5] | [大阪府 32] | [東大阪市 19] |
2022年(令和 | 4年)11月 | 8日11,106 | 11,058 | 22,164 | 11,553 | [近鉄 6] | [大阪府 33] | [東大阪市 20] |
2023年(令和 | 5年)11月 | 7日21,984 | [近鉄 7] |
駅周辺
[編集]駅周辺に商店街があり、付近一帯は住宅街である。
近鉄グループは駅周辺の13,000平方メートルの社有地において再開発を計画しており[8][9]、2020年から小阪近鉄ビルの解体が始まっている[10]。
- 南側
- 西側
- 北側
バス路線
[編集]北側の駅前広場に近鉄バスが乗り入れている。停留所名は「小阪駅前」。
かつては上小阪住宅や久宝寺口駅を結ぶ中央環状線、徳庵駅を結ぶ布施線(徳庵系統)などが存在したが、利用者減少や運転士不足などの理由により路線の再編と縮小・休止を繰り返した結果これらの路線が乗入れなくなり、2024年9月21日以降は鴻池新田駅へ向かう1路線のみが乗入れている。これにより1・3番のりばは休止となり、現在は2番のりばのみを使用している。
隣の駅
[編集]- 近畿日本鉄道
- A 奈良線
- ■快速急行・■急行
- 通過
- ■準急・■区間準急
- ■普通
- 括弧内は駅番号を示している。
- ■快速急行・■急行
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、11-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、680頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ 中山嘉彦「近畿日本鉄道奈良線 -軌道位置・電車線路のあゆみ-」は、この改称が1928年8月1日であることを大阪電気軌道届出書類にしたがって証明している。(8月1日付運乙第93号、『近畿の産業遺産』16号、近畿産業考古学会、2022年9月、4・16頁。ISSN 1881-2481。)
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、28頁。ISBN 978-4-10-790026-5。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月2日閲覧。
- ^ a b c d e “駅の情報|河内小阪”. 近畿日本鉄道. 2019年8月27日閲覧。
- ^ “ファミリーマート 近鉄河内小阪駅南口店 コンビニスタッフ 求人情報|ファミリーマート”. staff.family.co.jp. 2019年8月27日閲覧。
- ^ “「近鉄グループ経営計画」【資料編】” (PDF). 近鉄グループホールディングス (2019年5月14日). 2021年1月4日閲覧。
- ^ “近鉄、新「近鉄グループ経営計画」を策定”. 鉄道ファン. 交友社 (2019年5月16日). 2021年1月4日閲覧。
- ^ なかしまあすか (2019年8月6日). “【東大阪市】ついに河内小阪駅前の『小阪第一ビル』の解体工事が開始、歩道規制の場所と迂回ルートをチェックしましょう!”. 号外NET 東大阪. 本氣メディア. 2021年1月4日閲覧。
- ^ “本社事務所移転のご案内” (PDF). 近鉄バス株式会社 (2022年3月15日). 2022年4月3日閲覧。
利用状況の出典
[編集]大阪府統計年鑑
[編集]- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
東大阪市統計書
[編集]- ^ a b c d e 平成16年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成17年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成18年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成19年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成20年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成21年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成22年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成23年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成24年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成25年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成26年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成27年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成28年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成29年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 平成30年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 令和元年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 令和2年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 令和3年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 令和4年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
- ^ 令和5年版 統計書 - 東大阪市 (PDF)
近畿日本鉄道
[編集]- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2013年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月8日閲覧。
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2014年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月8日閲覧。
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2016年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月8日閲覧。
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2020年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月8日閲覧。
- ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和3年11月9日(火)】 (PDF)
- ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和4年11月8日(火)】 (PDF)
- ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和5年11月7日(火)】 (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報|河内小阪 - 近畿日本鉄道