半澤朝彦
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半澤 朝彦(はんざわ あさひこ、1963年10月11日 - )は、日本の国際政治学者。明治学院大学国際学部教授。専門は、イギリス政治外交史。
来歴
[編集]東京大学文学部卒業。同大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程を経て、オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ大学院に留学。脱植民地化期のイギリス帝国史研究者であるジョン・ダーウィンに師事し、2002年歴史学の博士号を取得。北海道大学法学部専任講師、明治学院大学国際学部准教授を経て、同教授。
著書
[編集]共編著
[編集]論文
[編集]雑誌論文
[編集]- 「国際連合とイギリス帝国の終焉――1960年の南アフリカ連邦・シャープヴィル事件の衝撃」『現代史研究』45号(1999年)
- "The UN Anti-Colonial Declaration of 1960",Oxford International Review, Vol.10-2 (2000)
- 「国連とイギリス帝国の消滅 1960-1963」『国際政治』126号(2001年)
- 「国際政治における国連の『見えざる役割』――1956年スエズ危機の事例」『北大法学論集』54巻2号(2003年)
- 「中東におけるイギリス・アメリカ『非公式帝国』の起源 1945-1947」『国際政治』141号(2005年)
- 「非公式帝国の『仕掛け』としての『主権国家システム』」『歴史評論』677号(2006年)
単行本所収論文
[編集]- 「『労働党外交』は存在するのか?――イギリス『社民主義外交』の系譜」山口二郎・宮本太郎・小川有美編『市民社会民主主義への挑戦』(日本経済評論社、2005年)
- 「アジア・太平洋戦争と『普遍的』国際機構」『岩波講座アジア・太平洋戦争(8) 20世紀の中のアジア・太平洋戦争』(岩波書店, 2006年)
- 「植民地支配の遺産と開発途上国」大芝亮・藤原帰一・山田哲也編『平和政策』(有斐閣, 2006年)
脚注
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