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大芝亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大芝 亮(おおしば りょう、1954年 - )は、日本の国際政治学者。専門は国際機構論。一橋大学名誉教授、広島市立大学広島平和研究所所長。イェール大学政治学博士Ph.D.)。

国立大学法人一橋大学理事・副学長、青山学院大学国際交流センター所長、日本国際政治学会理事長を歴任。

人物

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計量分析の手法を用いた国際機構の分析などで知られている。

鹿児島大学准教授の大芝周子は子。

2004年一橋大における21世紀COEプログラム「ヨーロッパの革新的研究拠点」拠点副代表に就任。

指導学生に秋山信将一橋大学教授[1]金ゼンマ明治大学教授等[2]

略歴

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  • 1954年兵庫県生まれ
  • 1972年六甲高等学校卒業
  • 1976年一橋大学法学部卒業(細谷千博ゼミナール)
  • 一橋大学大学院法学研究科修士課程 修了
  • 1983年一橋大学大学院法学研究科博士課程 退学
  • 1985年上智大学法学部助教授 就任
  • 1987年一橋大学法学部助教授 就任
  • 1989年イェール大学より政治学博士Ph.D.)の学位を取得
  • 1994年一橋大学法学部教授 昇格
  • 1999年一橋大学大学院法学研究科教授 就任
  • 2008年一橋大学大学院法学研究科長・法学部長 兼 一橋大学日本法国際研究教育センター長 就任
  • 2010年国立大学法人一橋大学理事・副学長(総務、研究、国際交流担当)
  • 2012年一橋大学国際共同研究センター長
  • 2015年一橋大学定年退職、青山学院大学国際政治経済学部教授
  • 2016年 青山学院大学国際交流センター所長[3]
  • 2017年 一橋大学名誉教授[4]
  • 2018年 広島市立大学広島平和研究所所長、広島市立大学大学院平和学研究科長[5]

この間国立民族学博物館地域研客員教授、財団法人地球産業文化研究所研究委員会委員長等を務める他、早稲田大学政治経済学部多摩大学島根県立大学等でも教鞭をとる。

学会活動

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社会的活動

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著書

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単著

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  • 『国際組織の政治経済学 - 冷戦後の国際関係の枠組み』(有斐閣, 1994年)

共著

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  • 野林健納家政嗣長尾悟)『国際政治経済学・入門』(有斐閣, 1996年)
  • (野林健・納家政嗣・山田敦・長尾悟)『国際政治経済学・入門[新版]』(有斐閣, 2003年/第3版, 2007年)

編著

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共編著

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  • 滝田賢治)『国際政治経済資料集』(有信堂, 1999年/第2版, 2003年)
  • 大津留(北川)智恵子)『アメリカが語る民主主義 - その普遍性、特異性、相互浸透性』(ミネルヴァ書房, 2000年)
  • (大津留(北川)智恵子)『アメリカのナショナリズムと市民像 - グローバル時代の視点から』(ミネルヴァ書房, 2003年)
  • 細谷千博入江昭)『記憶としてのパールハーバー』(ミネルヴァ書房, 2004年)
  • 横田洋三久保文明総合研究開発機構)『グローバル・ガバナンス -「新たな脅威」と国連・アメリカ』(日本経済評論社, 2006年)
  • 藤原帰一山田哲也)『平和政策』(有斐閣, 2006年)
  • 山内進)『衝突と和解のヨーロッパ - ユーロ・グローバリズムの挑戦』(ミネルヴァ書房, 2007年)
  • 明石康高須幸雄野村彰男秋山信将)『オーラルヒストリー日本と国連の50年』(ミネルヴァ書房, 2008年)
  • (滝田賢治)『国際政治経済 -「グローバル・イシュー」の解説と資料』(有信堂, 2008年)
  • 古城佳子石田淳)『日本の国際政治学(2)国境なき国際政治』(有斐閣, 2009年)
  • 秋山信将大林一広山田敦)『パワーから読み解くグローバル・ガバナンス論』(有斐閣, 2018年)

脚注

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  1. ^ シンポジウム「日本と安全保障理事会」第13回KODAIRA祭
  2. ^ [1]一橋大学
  3. ^ [2]青山学院大学研究者情報
  4. ^ 「名誉教授」一橋大学
  5. ^ 広島平和研究所 次期所長に大芝氏 「多くを学び伝える」 /広島 毎日新聞2019年1月8日 地方版
  6. ^ [3]
  7. ^ [4]
  8. ^ [5]
  9. ^ [6]
  10. ^ [7]
  11. ^ [8]
  12. ^ [9]
先代
下斗米伸夫
日本国際政治学会理事長
2004年 - 2006年
次代
國分良成
先代
吉川元
広島平和研究所所長
2018年 -
次代