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南千住浄水場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南千住浄水場
Minami-Senju Purification Plant
所在地 東京都荒川区南千住6丁目39番19号
座標 北緯35度44分21秒 東経139度47分37秒 / 北緯35.73917度 東経139.79361度 / 35.73917; 139.79361座標: 北緯35度44分21秒 東経139度47分37秒 / 北緯35.73917度 東経139.79361度 / 35.73917; 139.79361
管理運営 東京都水道局
通水 1964年8月15日
廃止 1997年3月31日
処理方式 急速濾過
通常ろ過水量 138,000m3/日
敷地面積 19,704m2
給水区域 江東区墨田区荒川区の全部、足立区江戸川区の一部
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南千住浄水場(みなみせんじゅじょうすいじょう、英称 Minami-Senju Purification Plant)は、東京都荒川区にあった東京都水道局浄水場である。

概要

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荒川区は、下水道局三河島処理場の処理水を、隣接する千住製紙工場に供給する契約を1955年に結んでいたが、さらにこの水を江東地区の工業用水として送水するため、1962年に南千住浄水場の建設に着手した[1][2]

江東地区の工業用水道の浄水場として1964年(昭和39年)8月15日に竣工[3]。原水は東京都下水道局三河島水再生センターの下水処理水であり、急速ろ過のうえ、ろ過水は江東区墨田区荒川区の全部、足立区江戸川区の一部に送水していた。施設解体後、跡地には荒川給水管理所が建設された。

沿革

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  • 1964年8月15日 - 通水[4]。三河島処理場の処理水7,000立方メートル/日を供給される[4]

特徴

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導水ポンプ

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高速凝集沈でん池

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円形スラリー循環型が4池あり、1池当たりの処理能力は標準で39,600m³/日から最大で47,500m³/日であり、1池当たりの池内容積は3,008m³、分離面積は505m²、上昇流速55~65mm/分である。

急速ろ過池

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重力開放型ホイラー式で12池あり、1池内法長9.2m、幅12.0m、深さ4.6m、1池当たりのろ過面積は96m²、ろ過速度は150m/日、洗浄方式は逆洗浄(逆洗)及び回転式表面洗浄(表洗)装置であった。これら12池のろ過池は、管廊を挟み6池ずつ両側に並列配置としていた。

配水池

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配水ポンプ

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汚泥濃縮槽

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アクセス方法

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周辺情報

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脚注

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  1. ^ 東京都荒川区『荒川区史 下巻』東京都荒川区、1989年、1431ページ。
  2. ^ 東京都荒川区『荒川区史 下巻』東京都荒川区、1989年、1432ページ。
  3. ^ 東京都水道局『東京近代水道百年史』東京都水道局、1999年、178ページ。
  4. ^ a b 東京都下水道サービス株式会社『証言に基づく東京下水道史 資料編』東京都下水道サービス、2020年、37ページ。

関連項目

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