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南東スラウェシ州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南東スラウェシ州
Sulawesi Tenggara
州の標語: -
座標 南緯3度57分 東経122度30分 / 南緯3.950度 東経122.500度 / -3.950; 122.500座標: 南緯3度57分 東経122度30分 / 南緯3.950度 東経122.500度 / -3.950; 122.500
州都 ケンダリ
知事 Nur Alam
面積 38,067.70[1] km²
人口 2,624,875人(2020年国勢調査[2]
人口密度 69.0人/km²
民族 ブトン族ムナ族ブギス族カリソソ族トラジャ族、etc.
宗教 イスラム教キリスト教ヒンドゥー教
言語 インドネシア語
時間帯 WITA (UTC+8)
ISO ID-SG
公式サイト www.sultraprov.go.id

南東スラウェシ州(なんとうスラウェシしゅう、インドネシア語: Sulawesi Tenggara)は、インドネシアスラウェシ島の南東半島部にある。州都はケンダリ

人口はスラウェシ島の南海岸沖にあるブトゥン島に集中していたが、最近はケンダリが急激に市域を拡大している。南東スラウェシ州は、州の大半が辺境である。

歴史

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17世紀から20世紀前半まで、州をイスラム教の政権が支配していたため、今でもイスラム教の影響が強く残っている。

1964年に、州の西部が南スラウェシ州として分離した。

2008年に就任したNur Alam州知事は、州民の医療費・教育費無料政策及び村落開発資金の交付を公約にして当選した。その政策実行に必要な資金源の確保のため、州内の民間企業に対する新規課税を進めている。

交通

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他の都市からの交通手段はフェリー、飛行機、長距離バスがある。

フェリー

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州都ケンダリより東部インドネシア各地に向かうフェリーが就航している。コラカインドネシア語版からは対岸の南スラウェシ州のパロポボネ県英語版に向かってカーフェリーが出ている。

州都ケンダリと第2の都市ブトン島バウバウ市の間はスーパージェットといわれる高速船が約5時間で結んでいる。

飛行機

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航空便は、ガルーダインドネシア航空ライオン・エアスリウィジャヤ航空メルパチ・ヌサンタラ航空ウィング航空マカッサルより就航している。

長距離バス

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長距離バスは、州都ケンダリよりマカッサル、タナ・トラジャ県英語版パロポ、ピンラン、センカン英語版などの南スラウェシ州の各都市及び中部スラウェシ州モロワリ県を結んでいる。

西海岸沿いにはトランス・スラウェシという道路が南スラウェシに伸びており、比較的道路の状況が良い。東海岸沿いに中部スラウェシ州モロワリ県に通じる道路があるが、道のコンディションが悪く、一般的には使用されていない。

行政

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南東スラウェシ州の自治体のリスト

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  1. ボンバナ県ルンビア (インドネシア)インドネシア語版
  2. コラカ県コラカインドネシア語版
  3. コナウェ県ウナアーハァーインドネシア語版
  4. 北コラカ県ラススアインドネシア語版
  5. 東コラカ県
  6. 北コナウェ県ワングズインドネシア語版
  7. 南コナウェ県アンドーロインドネシア語版
  8. コナウェ諸島県
  9. ミュナ県ラハインドネシア語版) (ムナ島)
  10. 西ミュナ県
  11. ブトン県バウバウ市) (ブトゥン島)
  12. 北ブトン県ブランガインドネシア語版
  13. 南ブトン県
  14. 中ブトン県
  15. ワカトビ県ワンギワンギインドネシア語版

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  1. ケンダリ市
  2. バウバウ市

ニッケル鉱山

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コラカ沖のパダマラン島のポマラにニッケル鉱山がある。コラカの北にある南スラウェシ州トウティ湖の北岸ソロアコ(サロアコ)にもニッケル鉱山がある。

出典

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  1. ^ Statistical Yearbook of Indonesia 2022”. 中央統計庁. p. 10 (2022年2月25日). 2022年8月28日閲覧。
  2. ^ Indonesia: Provinces & Cities”. Citypopulation.de (2020年6月12日). 2022年8月28日閲覧。

参考文献

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関連項目

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  • アサハン川 - ポマラのニッケル鉱山と同様に日本の政府開発援助、住友グループにより開発された。