コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

新太田町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
博覧会場前駅から転送)
新太田町駅
駅跡の碑(2012年2月)
しんおおたまち
Shin-Ōtamachi
東白楽 (0.6 km)
(0.6 km) 反町
地図
所在地 横浜市神奈川区
北緯35度28分43秒 東経139度37分43.3秒 / 北緯35.47861度 東経139.628694度 / 35.47861; 139.628694座標: 北緯35度28分43秒 東経139度37分43.3秒 / 北緯35.47861度 東経139.628694度 / 35.47861; 139.628694
所属事業者 東京急行電鉄
所属路線 東横線
キロ程 22.7 km(渋谷起点)
駅構造 高架駅[1]
ホーム 2面2線[1]
開業年月日 1926年大正15年)2月14日[1]
廃止年月日 1946年昭和21年)5月31日[1]
備考 1945年(昭和20年)6月1日より休止
1949年(昭和24年)3月15日より6月16日まで「博覧会場前駅」として復活
テンプレートを表示

新太田町駅(しんおおたまちえき)は、神奈川県横浜市神奈川区にかつて存在した、東京急行電鉄東横線の駅である[1]1946年昭和21年)に廃止された[1]

概要

[編集]

現在の東白楽駅反町駅の間に存在した[1]1926年大正15年)、路線の開業と同時に開設される。1945年昭和20年)、5月29日横浜大空襲で被災したため6月1日より休止とされ、翌年5月31日に廃止された[1]1949年(昭和24年)には、近隣(現在の反町公園)で日本貿易博覧会が開催されたため、臨時駅である「博覧会場前駅」として一時復活した[1][2]

廃止後も長く高架橋遺構が残っていたが、2004年平成16年)に東横線の地下化工事が行なわれた際、高架橋が撤去され、消滅した。現在、付近は東横フラワー緑道の一部となっており、かつて高架下に残っていたのりば案内表示を模した記念碑が建てられ、駅があったことを示している。

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線の高架駅[1]で、駅舎は上り線側に存在した。

歴史

[編集]

隣の駅

[編集]
東京急行電鉄
東横線
東白楽駅 - 新太田町駅 - 反町駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 東急の駅、p.67。
  2. ^ 『東京急行電鉄50年史』、東京急行電鉄株式会社、1972年、1203頁

参考文献

[編集]
  • 宮脇俊三編著『鉄道廃線跡を歩くIII』、JTB、1997年、169頁
  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669 

関連項目

[編集]