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反町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
反町駅
駅舎(2007年8月14日)
たんまち
Tammachi
TY19 東白楽 (1.2 km)
(0.9 km) 横浜 TY21
地図
所在地 横浜市神奈川区上反町1丁目1番地
北緯35度28分29秒 東経139度37分31秒 / 北緯35.47472度 東経139.62528度 / 35.47472; 139.62528 (反町駅)座標: 北緯35度28分29秒 東経139度37分31秒 / 北緯35.47472度 東経139.62528度 / 35.47472; 139.62528 (反町駅)
駅番号 TY20
所属事業者 東急電鉄
所属路線 東横線
キロ程 23.3 km(渋谷起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[東急 1]13,050人/日
-2023年-
開業年月日 1926年大正15年)2月14日[1]
テンプレートを表示
ホーム(2008年8月22日)
旧駅舎(地下線切替直後、2004年2月22日)

反町駅(たんまちえき)は、神奈川県横浜市神奈川区上反町1丁目にある、東急電鉄東横線である。駅番号TY20

歴史

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駅名の由来

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開業時、横浜市青木町字反町に所在していたことによる[1]

「反町」の由来には諸説あり、「段町」から転訛した説もあれば一反二反の「」から来る説や、元来この地が数年毎に休耕していたため休耕地のことを「ソリ」と呼ぶことから「ソリマチ = 反町」となった説[1]がある。

駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札階は地上1階、プラットホームは地下4階にあり、エレベーターエスカレーターで連絡する。ホーム部分は新オーストリアトンネル工法(NATM)で建設された。地下化当初より駅施設はホームの10両化を見越した設計となっているが、横浜寄りの2両分は非常用となっており、延長部は柵で封鎖され、ホームドアや壁面の仕上げも省略されている。

2004年の地下化までは相対式ホーム2面2線を有する地上駅だったが、ホームの東白楽寄りは高架となっていた[4]

地上駅時代にはトイレが構内にはなく入口付近に設置されていたが、2004年12月頃に1階改札内に新設された。ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも設置されている。またトイレ前にはベンチを備えた休憩スペースがある。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 TY 東横線 下り 横浜元町・中華街方面[5]
2 上り 渋谷池袋川越市所沢方面[6]

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員13,050人である[東急 1]。東横線の駅では最も乗降人員が少ない。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
1980年(昭和55年) 10,723
1981年(昭和56年) 11,093
1982年(昭和57年) 11,175
1983年(昭和58年) 11,036
1984年(昭和59年) 10,942
1985年(昭和60年) 10,296
1986年(昭和61年) 10,452
1987年(昭和62年) 10,464
1988年(昭和63年) 10,301
1989年(平成元年) 10,375
1990年(平成02年) 10,658
1991年(平成03年) 10,932
1992年(平成04年) 10,813
1993年(平成05年) 10,634
1994年(平成06年) 10,620
1995年(平成07年) 10,450 [神奈川県統計 1]
1996年(平成08年) 10,136
1997年(平成09年) 9,967
1998年(平成10年) 9,561 [神奈川県統計 2]
1999年(平成11年) 9,303 [神奈川県統計 3]
2000年(平成12年) 9,139 [神奈川県統計 3]
2001年(平成13年) 8,982 [神奈川県統計 4]
2002年(平成14年) 18,384 9,045 [神奈川県統計 5]
2003年(平成15年) 17,658 8,772 [神奈川県統計 6]
2004年(平成16年) 15,173 7,793 [神奈川県統計 7]
2005年(平成17年) 14,115 7,171 [神奈川県統計 8]
2006年(平成18年) 13,654 6,937 [神奈川県統計 9]
2007年(平成19年) 13,783 6,977 [神奈川県統計 10]
2008年(平成20年) 13,538 6,893 [神奈川県統計 11]
2009年(平成21年) 13,211 6,698 [神奈川県統計 12]
2010年(平成22年) 13,206 6,678 [神奈川県統計 13]
2011年(平成23年) 12,874 6,505 [神奈川県統計 14]
2012年(平成24年) 12,818 6,462 [神奈川県統計 15]
2013年(平成25年) 12,891 6,456 [神奈川県統計 16]
2014年(平成26年) 12,364 6,193 [神奈川県統計 17]
2015年(平成27年) 12,620 6,327 [神奈川県統計 18]
2016年(平成28年) 13,010 6,520 [神奈川県統計 19]
2017年(平成29年) 13,283 6,655 [神奈川県統計 20]
2018年(平成30年) 13,634 6,852 [神奈川県統計 21]
2019年(令和元年) [東急 2]13,562 6,800
2020年(令和02年) [東急 3]10,670
2021年(令和03年) [東急 4]11,971
2022年(令和04年) [東急 5]12,909
2023年(令和05年) [東急 1]13,050

駅周辺

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バス路線

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最寄りのバス停留所は、国道1号上にある東横反町駅前停留所であり、横浜市営バスによって運行されている[7]

乗場 系統 主要経由地 行先
1 35 青木橋 横浜駅西口
88 東神奈川駅西口・六角橋 神大寺入口
2 50 栗田谷 神大寺入口
栗田谷・神大寺入口・三ッ沢総合グランド 横浜駅西口
88 三ッ沢公園自由広場 横浜市民病院
  • 駅付近を神奈中1系統と市営バス201系統が走っているが、東横反町駅前は通らず、国道1号を西に300mほど歩いた松本停留所を利用することになる。
  • バス停が東横反町駅というのは、かつて市電の電停「反町」(現在反町バス停)および京浜電鉄(現京急)の反町駅が存在したことに由来する。
  • なお、反町停留所が別に存在するが、こちらは駅の南東側の少し離れた位置にある[8]

その他

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  • ホーム上の待合室にはチューリップの絵が描かれている。
  • 地下化後も、駅舎北側の国道1号を跨いでいた地上時代の旧架道橋が残存した。この架道橋は2009年に横浜市が旧橋脚および橋桁を補強した上に歩行者用の橋桁を乗せ、「東横フラワー緑道反町橋」として整備された。
  • かつては急行停車駅であった。

隣の駅

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東急電鉄
TY 東横線
特急・通勤特急・急行
通過
各駅停車
東白楽駅 (TY19) - 反町駅 (TY20) - 横浜駅 (TY21)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e f 東急の駅、p.68。
  2. ^ 横浜駅・反町駅が変わります」(pdf)『HOT ほっと TOKYU』第277号、東京急行電鉄、2004年1月20日、 オリジナルの2015年1月13日時点におけるアーカイブ、2015年1月14日閲覧 
  3. ^ 東横線 反町駅の改札口、券売機の位置が変わります」(pdf)『HOT ほっと TOKYU』第308号、東京急行電鉄、2006年3月20日、 オリジナルの2015年1月13日時点におけるアーカイブ、2015年1月14日閲覧 
  4. ^ 東急反町駅(東京急行電鉄ホームページ・インターネットアーカイブ・2002年6月時点)。
  5. ^ 東横線標準時刻表 反町駅 横浜 元町・中華街方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
  6. ^ 東横線標準時刻表 反町駅 渋谷方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
  7. ^ 東白楽駅・反町駅近隣の鉄道・バスご案内 東急電鉄、2018年6月
  8. ^ 神奈川区内保育所等施設案内 横浜市神奈川区福祉保健センター、2023年9月
東急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
  2. ^ 東急電鉄株式会社. “2019年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  3. ^ 東急電鉄株式会社. “2020年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  4. ^ 東急電鉄株式会社. “2021年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  5. ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
東急電鉄の統計データ
  1. ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 神奈川県県勢要覧
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 24ページ
  2. ^ 平成12年 - 222ページ
  3. ^ a b 平成13年 (PDF) - 224ページ
  4. ^ 平成14年 (PDF) - 222ページ
  5. ^ 平成15年 (PDF) - 222ページ
  6. ^ 平成16年 (PDF) - 222ページ
  7. ^ 平成17年 (PDF) - 224ページ
  8. ^ 平成18年 (PDF) - 224ページ
  9. ^ 平成19年 (PDF) - 226ページ
  10. ^ 平成20年 (PDF) - 230ページ
  11. ^ 平成21年 (PDF) - 240ページ
  12. ^ 平成22年 (PDF) - 238ページ
  13. ^ 平成23年 (PDF) - 238ページ
  14. ^ 平成24年 (PDF) - 234ページ
  15. ^ 平成25年 (PDF) - 236ページ
  16. ^ 平成26年 (PDF) - 238ページ
  17. ^ 平成27年 (PDF) - 238ページ
  18. ^ 平成28年 (PDF) - 246ページ
  19. ^ 平成29年 (PDF) - 238ページ
  20. ^ 平成30年 (PDF) - 222ページ
  21. ^ 令和元年 (PDF) - 222ページ

参考文献

[編集]
  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669 

関連項目

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外部リンク

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