印東太郎
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印東 太郎 いんどう たろう | |
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生誕 | 日本東京府 |
死没 | 2007年9月22日(84歳没) |
研究機関 |
慶應義塾大学 カリフォルニア大学アーバイン校 |
出身校 | 慶應義塾大学(学士・博士) |
主な受賞歴 |
照明学会賞(1974年) AICジャッド賞(1989年) 日本行動計量学会功労賞(2000年) 日本心理学会特別賞 |
プロジェクト:人物伝 |
印東 太郎(いんどう たろう、英: Tarow Indow、大正12年(1923年)8月22日 - 平成19年(2007年)9月22日)は、日本またはアメリカの数理心理学者、計量心理学者、実験心理学者、文学博士。慶應義塾大学及びカリフォルニア大学アーバイン校名誉教授。国際色彩学会(AIC) の会長も務めた。
経歴
[編集]- 1923年 - 東京府生まれ。
- 1945年 - 慶應義塾大学文学部卒業。
- 卒業後、慶應義塾大学助手となり、1973年まで教授。
- 1953年 - 私立高校の国語教師と結婚。
- 1959年 - 12月 慶應義塾大学文学博士。学位論文の題は「直観的印象の解析 : 解析の方法とその適用例」[1]。
- 同年から同大工学部に新設した管理工学科の助教授(兼担)[2]。
- 1974年 - 国際色彩学会会長(1977年まで)。
- 同年より、ハーバード大学に留学。
- 1979年 - カリフォルニア大学アーバイン校教授。
- 1986年 - 実験心理学会のフェローに選出される。
- 1995年 - カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)名誉教授。
- 数学行動科学のための研究所の創立メンバーとなる。
- 2007年 - カリフォルニア州にて死去。
著書
[編集]- 『数理心理学』 東京大学出版会, 1969年。
- 『モデル構成』 東京大学出版会, 1973年。
- 『確率および統計』 コロナ社, 1957年。
- 『心理学的測定』 金子書房, 1953年。
- 『心理測定・学習理論』 森北出版, 1977年。
- 『心理学研究に必要な統計的方法』 中山書店, 1953年。
- 『LIS推理因子測定法』 日本文化科学社, 1962年。
- 『Alleys in Visual Space』 School of Social Sciences, University of California, 1980年。
- 『Some Characteristics of Word Sequence Retrieved from a Given Category』 School of Social Sciences, University of California, 1978年。
- 『Parallel- and Distance-alleys on Horopter Plane in the Dark』 School of Social Sciences, University of California, Irvine, 1982年。
- 『Recognition Memory of Retrieved Sequence of Words』 School of Social Sciences, University of California, 1978年。
- 『Shorter Pieces』 School of Social Sciences, University of California, 1979年。
- 『The Global Structure of Visual Space』 2004年。
参考文献
[編集]- TAROW INDOW UC Irvine - Faculty Profile System
- Indow, Tarow, 1923- OAC
- Guide to the Tarow Indow Papers