原口亮平
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原口 亮平(はらぐち りょうへい、1878年(明治11年)4月14日 - 1951年(昭和26年)1月29日)は、日本の会計学者。神戸大学名誉教授。元兵庫県立神戸高等商業学校校長、元神戸商業大学学長事務代理。
略歴
[編集]兵庫県出身[1]。旧制姫路中学校(現兵庫県立姫路西高等学校)を経て[2]、1900年高等商業学校(現一橋大学)卒業[3]。兵庫県立神戸高等商業学校校長、神戸商業大学(現神戸大学)教授[1]、同大学学長事務代理をつとめ[2][4]、退官後、名誉教授[5]。
親族
[編集]- 賀集新九郎 - 義兄、実業家。元淡路鉄道代表取締役[6]。
- 原口九萬 - 長男[3]、地質学者、理学博士。元山形大学理学部教授[7]。
- 竹原常太 - 英語学者。元神戸商業学校教授[8]。
- 賀集亮二 - 銀行家。元日本銀行岡山支店長[6]。
- 植松雅俊 - 子爵[6]。
著書
[編集]- 『応用銀行簿記例題』(水島銕也 と共著)同文館、1903年。
- 『高等利息算』宝文館、1919年。
- 『新編商業算術教科書 上巻』同文館、1922年。
- 『新編商業算術教科書 下巻』同文館、1922年。
- 『商学全集 第27巻 簿記学』千倉書房、1931年
- 『新撰商業計算表』同文館 1937
- 『経営学大系 第22 会計監査』千倉書房、1939年。
- 『現行会計法令類集』高陽書院、1940年。
- 『会計監査』千倉書房、1950年。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 原口亮平 – デジタル版 日本人名大辞典+Plus – コトバンク
- ^ a b 白城会通信創立90周年記念号白城会
- ^ a b 原口亮平 (第8版 [昭和3(1928)年7月 の情報)日本研究のための歴史情報『人事興信録』データベース
- ^ 講師一覧からみた戦時期「日本文化講義」の諸相大阪工業大学
- ^ 95(311) 1938・昭和13.06.25 ② 三十年間の功により原口教授、名誉教授の名称を贈られる (1/神戸商大新聞
- ^ a b c 賀集新九郞 (第8版 [昭和3(1928)年7月 の情報)]日本研究のための歴史情報『人事興信録』データベース
- ^ 日本地質学会 News Vol.2 No.7 July 1999日本地質学会
- ^ 武内甲子雄『人事興信録』 下巻(第15版)、人事興信所、1948年。NDLJP:1123783/136