原口健飛
原口 健飛 | |
---|---|
本名 | 原口 健飛 |
生年月日 | 1998年4月9日(26歳) |
出身地 | 兵庫県伊丹市 |
通称 | 魅惑の蹴才革命児 |
国籍 | 日本 |
身長 | 175 cm (5 ft 9 in) |
体重 | 63 kg (139 lb) |
階級 |
フライ級 →フェザー級 →スーパーフェザー級 →ライト級 →スーパーライト級 |
スタイル |
空手 ボクシング |
スタンス | サウスポー |
拠点 | 兵庫県宝塚市 |
チーム |
大成ボクシングジム →FASCINATE FIGHT TEAM |
現役期間 | 2015年 - |
キックボクシング記録 | |
試合数 | 32 |
勝利 | 26 |
ノックアウト | 17 |
敗戦 | 5 |
ノックアウト | 1 |
引き分け | 1 |
プロボクシング記録 | |
試合数 | 5 |
勝利 | 4 |
ノックアウト | 2 |
敗戦 | 1 |
その他 | |
ボクシング記録 - BoxRec |
原口 健飛(はらぐち けんと、1998年4月9日 - )は、日本の男性キックボクサー、元プロボクサー。兵庫県伊丹市出身。FASCINATE FIGHT TEAM所属。第6代RISEライト級王者。現ISKA世界ライトウェルター級王者。
来歴
[編集]幼少の頃に空手を始め、フルコンタクト系空手の全日本大会で優勝するなど活躍。中学3年まで聖武会館で小野寺天汰らと研鑽を積んだ[1]。
2015年6月、17歳でプロボクシングデビュー。2016年の西日本新人王に出場するが準決勝で後に日本ランカーになった寺田達弥(雅)に僅差の判定負けを喫した。
2016年にプロボクシングを引退し、聖武会館にて空手に復帰。
2017年6月4日、プロキックボクシングデビュー。
2017年8月12日、ACCELフェザー級王者の上杉文博に挑戦し、KO勝ちで王座獲得に成功した[2]。
2017年11月23日、RISE 121にてDEAD OR ALIVE 57kg級トーナメントの1回戦で内藤大樹と対戦し、延長戦にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫した[3]。
2018年6月17日、RISE 125のRoad to RIZIN KICKトーナメントの1回戦でMOMOTARO、決勝戦で宮崎就斗に判定勝ちを収め優勝を果たした[4]。
RIZIN
[編集]2018年9月30日、RIZIN初出場となったRIZIN.13で前K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者の大雅と59.0kg契約で対戦し、1-0の判定で引き分けた[5][6]。
2020年8月10日、RIZIN.23 - CALLING OVER -で前K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者の大雅と-61kg契約で再戦し、1Rに左右のフックの連打でダウンを奪いTKO勝ちを収めた[7]。
RISE
[編集]2019年11月17日、森井洋介と61.5kg契約で対戦し、TKO勝ち。
RISE王座獲得
[編集]2020年1月13日、RISE 136でK-1 GLOBAL-65kgトーナメント優勝者の秀樹とRISEライト級(63kg)王座決定戦で対戦し、カウンターの右フックでKO勝ちを収め、王座獲得に成功した[8]。試合後マイクを握り、17歳で父親になり現在娘が2人いる事を告白した[9]。
2020年10月11日、RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMAのDEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメントに出場。1回戦で西岡蓮太に判定勝利、決勝戦で直樹にKO勝利を収め、トーナメント優勝を果たした。
2020年12月15日、RISEライト級王座を返上した[10]。
2021年2月28日、RISE ELDORADO 2021で白鳥大珠と64.0kg契約で対戦し、バックスピンキックとハイキックで計2度ダウンを奪い判定勝ち。当初はGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオとの対戦が決まっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で入国が困難になり対戦相手が変更された[11]。
2021年9月23日、RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMAでタップロン・ハーデスワークアウトと対戦。2回に膝蹴りを受けダウンを奪われたが、3回に左フックでダウンを奪い返し、さらに攻撃をたたみかけたところで、レフェリーが試合をストップ。原口が逆転KO勝ちを収めた[12]。
2021年11月14日、RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2でGLORY世界フェザー級(65kg)王者のペットパノムルン・キャットムーカオと65kg契約で対戦し、判定負けを喫した[13]。
2022年6月19日、THE MATCH 2022で元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の山崎秀晃と対戦し、3度のダウンを奪い2R KO勝ち[14]。
2022年8月21日、RISE WORLD SERIES 2022 OSAKAの初代RISE世界スーパーライト級王座決定戦でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオと再戦するも、延長の末に判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
ISKA王座獲得
[編集]2023年3月26日、RISE ELDORADO 2023でISKA世界ライトウェルター級王座決定戦でジェレミー・モンテーリョと対戦、4回でKO勝ちを収め、王座獲得に成功した。
2023年12月16日、RISE WORLD SERIES 2023 Final RoundのRISE×GLORY対抗戦でGLORY世界フェザー級1位のエイブラハム・ヴィダレスと対戦し、2回でKO勝ちを収めた。
2024年、GLORY 93のGLORY世界フェザー級タイトルマッチで前RISE世界スーパーライト級王者でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオと3度目の再戦を果たすも、ほぼ全ラウンドを奪われ0-5の判定負けを喫し、王座獲得とはならなかった。これで同選手との対戦成績が0勝3敗となった[15]。
2024年12月21日、RISE WORLD SERIES 2024 FINALのGLORY&RISEフェザー級グランプリ1回戦でGLORYのミゲール・トリンダーデと対戦し、1Rに右フックを受けてKO負けを喫した[16]。
戦績
[編集]プロキックボクシング
[編集]キックボクシング 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
32 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
26 勝 | 17 | 9 | 0 | 1 | 0 | |
5 敗 | 1 | 4 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | ミゲール・トリンダーデ | 1R 2:59 KO(右フック) | ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL 【GLORY・RISEフェザー級グランプリ1回戦】 |
2024年12月21日 |
× | ペットパノムルン・キャットムーカオ | 5R終了 判定0-5 | GLORY 93 【GLORY世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2024年7月20日 |
○ | エイブラハム・ヴィダレス | 2R 1:49 KO(右フック) | RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round | 2023年12月16日 |
○ | アンバー・ボイナザロフ | 1R 1:31 KO(左ミドルキック) | ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round | 2023年7月2日 |
○ | ジェレミー・モンテーリョ | 4R 1:45 TKO(左ハイキック→パンチ連打) | RISE ELDORADO 2023 【ISKA世界ライトウェルター級王座決定戦】 |
2023年3月26日 |
○ | セルヒイ・アダムチュク | 3R終了 判定3-0 | Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022 | 2022年12月25日 |
× | ペットパノムルン・キャットムーカオ | 5R+延長1R終了 判定0-3 | RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA 【初代RISE世界スーパーライト級王座決定戦】 |
2022年8月21日 |
○ | 山崎秀晃 | 2R 0:33 KO(パンチ連打) | THE MATCH 2022 | 2022年6月19日 |
○ | ロンペット・Y'ZD GYM | 1R 1:56 KO | RISE ELDORADO 2022 | 2022年4月2日 |
× | ペットパノムルン・キャットムーカオ | 3R終了 判定0-3 | RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2 | 2021年11月14日 |
○ | タップロン・ハーデスワークアウト | 3R 1:35 KO(右ジャブ) | RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA | 2021年9月23日 |
○ | 白鳥大珠 | 3R終了 判定3-0 | RISE ELDORADO 2021 | 2021年2月28日 |
○ | 直樹 | 1R 2:54 KO(左フック) | RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA 【RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント決勝】 |
2020年10月11日 |
○ | 西岡蓮太 | 3R終了 判定3-0 | RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA 【RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント準決勝】 |
2020年10月11日 |
○ | 大雅 | 1R 2:50 TKO(3ノックダウン) | RIZIN.23 - CALLING OVER - | 2020年8月10日 |
○ | ヴィトー・トファネリ | 3R終了 判定3-0 | RISE on ABEMA | 2020年7月12日 |
○ | 秀樹 | 1R 2:23 KO(右フック) | RISE 136 【RISEライト級タイトルマッチ】 |
2020年1月13日 |
○ | 森井洋介 | 3R 0:34 TKO(ドクターストップ) | INNOVATION 第6回岡山ジム主催興行 | 2019年11月17日 |
○ | チャンヒョン・リー | 3R終了 判定3-0 | RISE WORLD SERIES 2019 Final Round | 2019年9月16日 |
○ | ル・ジュン | 1R 1:07 KO(右フック) | RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA | 2019年7月21日 |
○ | 北井智大 | 3R終了 判定3-0 | RISE 132 | 2019年5月19日 |
○ | ミゲール・マルティネス | 1R 0:25 KO(左三日月蹴り) | RISE WORLD SERIES 1st Round | 2019年3月10日 |
△ | 大雅 | 3R終了 判定1-0 | RIZIN.13 | 2018年9月30日 |
○ | ちび太 | 1R 1:30 KO(ミドルキック) | ACCEL vol.40 【ACCELフェザー級タイトルマッチ】 |
2018年7月28日 |
○ | 宮崎就斗 | 3R終了 判定3-0 | RISE 125 【Road to RIZIN KICK Tournament決勝戦】 |
2018年6月17日 |
○ | MOMOTARO | 3R終了 判定3-0 | RISE 125 【Road to RIZIN KICK Tournament1回戦】 |
2018年6月17日 |
○ | ヘンリー・セハス | 3R 2:59 KO(飛び二段蹴り) | ACCEL Vol.39 | 2018年5月3日 |
○ | アイオロス純 | 2R 2:06 TKO(タオル投入:右ストレート) | RISE 123 | 2018年3月24日 |
○ | Phoenixx祥梧 | 3R終了 判定3-0 | ACCEL vol.38 【ACCELフェザー級タイトルマッチ】 |
2017年12月24日 |
× | 内藤大樹 | 3R+延長1R終了 判定0-3 | RISE 121 【RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017 1回戦】 |
2017年11月23日 |
○ | 上杉文博 | 2R 2:22 TKO(3ダウン) | ACCEL vol.37 【ACCELフェザー級タイトルマッチ】 |
2017年8月12日 |
○ | 大西駿一郎 | 3R KO | ALL BOX WORLD | 2017年6月4日 |
エキシビション
[編集]勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
- | “ブラックパンサー”ベイノア | 2分2R | RISE on Abema | 2021年5月16日 |
プロボクシング
[編集]プロボクシング 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
5 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
4 勝 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | |
1 敗 | 0 | 1 | 0 |
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2015年6月7日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 平原和洋(川口) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2015年8月23日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 末吉悠生(千里馬神戸) | 日本 | |
3 | 2015年12月27日 | ☆ | 4R 0:38 | KO | 木村一輝(高砂) | 日本 | |
4 | 2016年5月8日 | ☆ | 2R 1:03 | KO | 寺田晟人(真正) | 日本 | 西日本フライ級新人王予選 |
5 | 2016年7月18日 | ★ | 4R | 判定0-2 | 寺田達弥(雅) | 日本 | 西日本フライ級新人王予選 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]フルコンタクト空手
- JKJO空手全日本 優勝
- POINT&KO空手全日本 優勝
キックボクシング
- 第2代ACCELフェザー級王座
- JAPAN CUP 2017 -57kgトーナメント優勝
- Road to RIZIN KICK Tournament 優勝
- 第6代RISEライト級王座
- RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝
- ISKAK-1ルール世界ライトウェルター級王座
脚注
[編集]- ^ “RIZINファイター - 原口健飛”. RIZIN オフィシャルサイト. 2024年7月24日閲覧。
- ^ 【アクセル】関西に天才児現る。初出場の19歳が王座奪取イーファイト 2017年8月12日
- ^ 【RISE】内藤が注目の新鋭・原口を延長戦で振り切るイーファイト 2017年11月24日
- ^ 【RISE】原口がトーナメントを制しRIZIN出場権を勝ち取るイーファイト 2018年6月17日
- ^ “【試合結果】RIZIN.13 第2試合 大雅 vs. 原口健飛”. RIZIN オフィシャルサイト. 2024年7月23日閲覧。
- ^ 【RIZIN】初参戦の大雅は原口健飛と痛み分けにイーファイト 2018年9月30日
- ^ “【試合結果】RIZIN.23 - CALLING OVER - 第6試合/原口健飛 vs. 大雅”. RIZIN オフィシャルサイト. 2024年7月23日閲覧。
- ^ 【RISE】原口健飛、秀樹を初回KOし白鳥大珠に宣戦布告イーファイト 2020年1月13日
- ^ 【RISE】原口健飛、衝撃KO後に涙のカミングアウト。17歳で父親に、親に認めてもらえず「苦しかった」ゴング格闘技 2020年1月14日
- ^ 【RISE】原口健飛がライト級王座返上、空位の王座決定戦は秀樹vs直樹に決定イーファイト 2020年12月16日
- ^ 【RISE】原口健飛がハイキックで2度のダウン奪い白鳥大珠に勝利イーファイト 2021年2月28日
- ^ 【RISE】那須川天心が鈴木真彦の6年間の想いも寄せ付けず勝利、ダークホース風音が志朗を破り優勝&同門の那須川天心に宣戦布告、直樹が白鳥大珠を返り討ち、YA-MANがOFGで秒殺KOゴング格闘技 2021年9月23日
- ^ 【RISE】原口健飛が敗北、65kgキック“世界最強”ペットパノムルンの厚い壁 イーファイト 2021年11月14日
- ^ “【THE MATCH】原口健飛、憧れの山崎秀晃にTKO勝利”. ORICON NEWS (2024年6月25日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ “【GLORY】原口健飛、3度目の挑戦もくやしい敗戦、ペットパノムルンの牙城を崩せず”. eFight【イーファイト】. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “【RISE】優勝候補・原口健飛、1R・失神KO負け マットに大の字で倒れ会場ショック”. ENCOUNT. 2024年12月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 原口健飛の戦績 - BoxRec
- TAPOLOGY 選手データ
- RISE 選手データ
- eFight 選手データ
- 原口健飛 - YouTubeチャンネル
- 原口健飛 (@Kento_fft) - X(旧Twitter)
- 原口健飛 (@h_k_fft) - Instagram
- fascinate fight team|格闘技ジムの検索サイト【THE GYMS】
空位 前タイトル保持者 白鳥大珠 |
第6代RISEライト級王者 2020年1月3日 - 2021年1月30日(返上) |
空位 次タイトル獲得者 直樹 |