原好男
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原 好男(はら よしお、1940年3月14日[1] - )は、フランス文学者、立教大学名誉教授。18世紀フランス文学・思想が専門。
来歴
[編集]東京都生まれ。1958年に大分県立日田高等学校を卒業後、電気通信大学に入学するも退学し、1960年に東京大学文科2類に入学し、1964年に東京大学を卒業。1971年同大学院人文科学研究科仏文科博士課程単位取得退学、立教大学助教授、教授、2006年定年退職[2]。
翻訳
[編集]- ルソー『ルソー ジャン=ジャックを裁く』現代思潮社(古典文庫)1969年
- B.シャルボノー『バビロンの庭 自然という名の幻想』鷲見洋一共訳 思索社 1974年
- ポール・フルキエ『哲学講義3』菅野昭正、田村毅共訳 筑摩書房 1976年、新版・ちくま学芸文庫
- エルンスト・カッシーラー『十八世紀の精神 ルソーとカントそしてゲーテ』思索社 1979年
- 『人間不平等起源論 ルソー選集 6』白水社 1986年
- 『サド全集 アリーヌとヴァルクールあるいは哲学的物語』水声社 1998年
- ジョルジュ・サンドセレクション『歌姫コンシュエロ 愛と冒険の旅』持田明子・大野一道・山辺雅彦共訳 藤原書店 2008
- 『サド全集 第11巻 フランス王妃イザベル・ド・バヴィエール秘史』水声社 2014
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』
- ^ 「原好男略歴・主な研究業績」『立教大学フランス文学』第35巻、2006年、65-67頁、CRID 1051130853464402304、2023年1月29日閲覧。