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古沢典子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

古沢 典子(ふるさわ ふみこ、1917年 - )は、日本の校正者日本語教師

経歴

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1917年、東京に生まれる。1939年、東京女子高等師範学校文科を卒業し、女学校に就職する。女学校に植物の講師として来ていた今井善孝[1]の伝手で、1942年、雑誌「科学知識[2]」の編集・校正などに携わるも、戦争のため中断する。1949年、岩波書店に入社、校正課に勤務する。そのとき岩波書店に在職していた西島九州男梅徳[3]を二人の師とした。1961年、岩波書店を退職、岩波書店四月会会員となり、自宅校正(外校正)を担当する。

1961年、外国人のための日本語教師養成機関を経て、1967年より早稲田大学語学教育研究所講座講師に。日本語教師連盟日本語教育学会に所属。1969年より1980年まで日本エディタースクール講師、校正技能審査試験審査委員に。1977年から1979年8月まで韓国ソウル国際大学に日本語教師として勤務[4]

著作

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  • 『校正の散歩道』(日本エディタースクール、1979年9月刊行。雑誌「Editor エディター」(日本エディタースクール出版部)の連載をもとにまとめたもの)

脚注

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  1. ^ 当時、雑誌「科学知識」の編集主任になった。
  2. ^ 日本科学協会を参照。
  3. ^ 法学者梅謙次郎の次男
  4. ^ 経歴については『校正の散歩道』(日本エディタースクール、1979年)巻末の著者紹介を参照した。