古賀秀男
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古賀秀男(こが ひでお、1933年2月22日[1]- 2022年4月22日[2])は、日本の西洋史学者。専門はイギリス史。山口大学名誉教授。
人物・来歴
[編集]朝鮮京城生まれ。福岡県立三潴高等学校卒、1951年佐賀大学入学、1953年九州大学編入学、1955年同文学部史学科卒、1960年同大学院西洋史博士課程満期退学。1976年関西学院大学・文学博士[3]。
1960-1965年明治学園高等学校教諭、1965年九州大学助手、1968年山口大学教養部助教授、1975年教授。1996年定年退官、名誉教授、1997年京都女子大学教授。2006年定年退職[4]。
著書
[編集]- 『西洋近代史像 市民革命と産業革命』明玄書房, 1969
- 『チャーティスト運動の研究』ミネルヴァ書房, 1975
- 『チャーティスト運動 大衆政治運動の先駆』教育社歴史新書. 西洋史 1980.8
- 『チャーティスト運動の構造』ミネルヴァ書房, 1994.5
- 『キャロライン王妃事件 〈虐げられたイギリス王妃〉の生涯をとらえ直す』人文書院, 2006.3
- 共編
翻訳
[編集]- ジョージ=リューデ『歴史における群衆 英仏民衆運動史1730~1848』志垣嘉夫、西嶋幸右共訳. 法律文化社, 1982.6
- ジョージ=リューデ『イデオロギーと民衆抗議 近代民衆運動の歩み』前間良爾,志垣嘉夫,古賀邦子共訳 法律文化社, 1984.9
- ドロシィ・トムスン『チャーティスト 産業革命期の民衆政治運動』岡本充弘共訳. 日本評論社, 1988.9
- G.D.H.コール『チャーティストたちの肖像』増島宏, 岡本充弘共訳 (りぶらりあ選書) 法政大学出版局, 1994.4
- ドロシー・トムプスン『階級・ジェンダー・ネイション チャーティズムとアウトサイダー』小関隆共訳 (Minerva歴史・文化ライブラリー ミネルヴァ書房, 2001.9
- C・エリクソン『イギリス摂政時代の肖像 ジョージ四世と激動の日々 (MINERVA歴史・文化ライブラリー ミネルヴァ書房, 2013.5
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ 古賀秀男氏死去:熊本日日新聞
- ^ 古賀秀男『チャーティスト運動の研究』関西学院大学〈文学博士 乙第58号〉、1976年。 NAID 500000364706 。
- ^ 古賀秀男「古賀秀男教授 略年譜・著作目録」『史窓』第063巻、京都女子大学史学会、2006年2月、129-132頁、CRID 1050001337576240512、hdl:11173/744、ISSN 0386-8931。