コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

吉保八幡神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉保八幡神社
地図
所在地 千葉県鴨川市仲253
位置 北緯35度7分51秒 東経140度1分5秒 / 北緯35.13083度 東経140.01806度 / 35.13083; 140.01806
主祭神 誉田別尊素戔嗚尊天忍日命
社格郷社
創建 天長6年(829年
本殿の様式 流造
例祭 9月の最終日曜日
主な神事 流鏑馬
テンプレートを表示

吉保八幡神社(きっぽはちまんじんじゃ)は、千葉県鴨川市仲(安房国長狭郡)にある神社。旧社格郷社誉田別尊を主祭神とし、素戔嗚尊天忍日命を配祀する。

概要

[編集]

天長6年(829年)に吉保郷の鎮守として宇佐八幡勧請[1]文安年間(1444年1448年)に里見氏の家臣緒方茂次が祈願所として再建したと伝えられている。現在の本殿は天明年間(1781年1789年)の造営、本殿の彫刻は、初代伊八30代の作品とされている。明治6年(1873年)郷社に列した。

当社では、毎年9月28日の例祭神事「吉保八幡のやぶさめ」が行われる[2]。120馬場を疾駆しながら、3つの的をめがけて矢を放ち、それを3回繰り返し、五穀豊穣を祈願し稲作の豊凶をうものである[1][2]文永年間(1264年1275年)に始まったといわれ[1]、古式に則った流鏑馬である[1]

1965年4月27日、千葉県無形民俗文化財に指定された[2]

参考文献

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 吉保八幡神社例大祭・流鏑馬神事(鴨川市)”. 東京湾観光情報局 (2016年6月19日). 2022年3月6日閲覧。
  2. ^ a b c 千葉県. “吉保八幡のやぶさめ”. 千葉県. 2022年3月6日閲覧。

外部リンク

[編集]