吉川徹 (社会学者)
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人物情報 | |
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生誕 |
1966年11月3日(58歳) 日本・島根県松江市 |
居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 大阪大学 |
学問 |
吉川徹(きっかわ とおる、1966年11月3日[1] - )は、日本の社会学者。大阪大学教授。専門は計量社会学、特に計量社会意識論・学歴社会論。島根県生まれ。
略歴
[編集]- 島根県松江市生まれ[2]
- 1985年3月 島根県立松江南高等学校卒業
- 1989年3月 大阪大学人間科学部人間科学科卒業
- 1991年3月 同大学院人間科学研究科修士課程修了
- 1994年6月 同大学院人間科学研究科博士課程修了、博士(人間科学)
- 1994年4月 大阪大学人間科学部助手
- 1995年4月 静岡大学人文学部講師、助教授(1996年10月)
- 2000年4月 大阪大学人間科学研究科助教授、准教授(2007年4月)
- 2007年4月 大阪大学人間科学研究科准教授
- 2014年4月 大阪大学人間科学研究科教授
著書
[編集]単著
[編集]- 『階層・教育と社会意識の形成:社会意識論の磁界』(ミネルヴァ書房 1998年)
- 『学歴社会のローカル・トラック:地方からの大学進学』(世界思想社 2001年)
- 『学歴と格差・不平等:成熟する日本型学歴社会』(東京大学出版会 2006年)
- 『学歴分断社会』ちくま新書(筑摩書房 2009年)
- 『現代日本の「社会の心」:計量社会意識論』(有斐閣 2014年)
- 『日本の分断:切り離される非大卒若者たち』光文社新書(光文社 2018年)
共著
[編集]編著
[編集]- 『階層化する社会意識:職業とパーソナリティの計量社会学』(勁草書房 2007年)
- 『長期追跡調査でみる日本人の意識変容:高度経済成長世代の仕事・家族・エイジング』(ミネルヴァ書房 2012年)
- (吉川徹・狭間諒多朗編)『分断社会と若者の今』(大阪大学出版会 2019年)
訳書
[編集]- E・リーボウ『ホームレスウーマン:知ってますか、わたしたちのこと』(東信堂 1999年)
- E・リーボウ『タリーズコーナー:黒人下層階級のエスノグラフィ』(東信堂 2001年)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.312
- ^ “学歴社会のローカル・トラック―地方からの大学進学 (新装版)”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2022年6月29日閲覧。