吉田一平 (政治家)
吉田 一平 よしだ いっぺい | |
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生年月日 | 1946年4月1日(78歳) |
出生地 | 愛知県愛知郡長久手村 |
前職 | 学校法人吉田学園理事長 |
親族 | 父・吉田一男(長久手町長) |
公式サイト | 吉田一平(よしだいっぺい)公式ウェブサイト |
当選回数 | 3回(選挙での回数) |
在任期間 | 2012年1月4日 - 2023年9月15日 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2011年9月18日 - 2012年1月3日 |
吉田 一平(よしだ いっぺい[1][2]、かずひら[3][4]、1946年4月1日[5] - )は、日本の政治家。前愛知県長久手市長[1]。元長久手町長(1期)、学校法人吉田学園元理事長、社会福祉法人「愛知たいようの杜」元理事長。
経歴
[編集]愛知県長久手村(後の長久手市)に生まれる[2]。父親は、当時、長久手村役場職員で、後に長久手町長を務めた吉田一男[要出典]。1964年、愛知県立愛知商業高等学校を卒業し[1]、独立系商社である岡谷鋼機に入社し[6]、以降15年間勤務するが[2]、過労から椎間板ヘルニアを患い1979年に退職した[6]。
退職した吉田は、自治会、消防団などの地域活動に深く関わるようになった[2][6]。
1981年に学校法人吉田学園を設立して、理事長となり、愛知たいよう幼稚園の経営にあたり、次いで1986年に社会福祉法人愛知たいようの杜を設立して、理事長となり、翌1987年に特別養護老人ホームとショートステイ施設を開設した[1][2]。以降、幼稚園、託児所、介護福祉養成学校、ケアハウス、グループホームなどの開設に関わり、2005年には吉田学園愛知総合看護福祉専門学校を設立した[2]。
また、この間、里山の雑木林の保全運動にも取り組み[2]、2003年には特定非営利活動法人雑木林物語を設立して理事長となった[7]。
加藤梅雄町長の引退を受け[4]、新人3人で争われた2011年8月の長久手町長選挙に、自由民主党と公明党の推薦を受けて立候補し、大島令子らを抑えて初当選し[8]、9月18日に長久手町長に就任した[3]。選挙の時点で決定していた2012年1月4日の市制施行により[3]、初代長久手市長となった[1]。
2015年8月に行われた市政移行後初の市長選にて再選。2019年、元市議の佐野尚人ら2候補を破り3選[9]。
2023年6月15日、この日開会した市議会6月定例会で、3期目の今期限り(任期満了9月17日)での引退を表明した[10]。
政策・人物
[編集]- 町長就任以来、小学校区ごとに「ミニ役場」と表現される「地域共生ステーション」を設けるなど、住民自治を促す政策をとった[3]。
- 3人の娘がおり、2018年にベスト・ファーザー イエローリボン賞(政治部門)を受賞した。
- 2020年5月7日、新型コロナウイルス感染症の流行への対策の財源に充てるため、自身の6月から2021年3月までの月額給与を30%減額する条例案を市議会臨時会に提出した。副市長と教育長については、5%減額する。同日、同条例案は可決された[11][12][13]。
- 2023年6月1日、性的少数者(LGBTなど)のカップルと同一生計の子を公的に家族と認める「長久手市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度」を導入した[14]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e “市長プロフィール”. 長久手市 (2013年12月2日). 2015年5月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g 吉田一平. “プロフィール”. 吉田一平. 2015年5月3日閲覧。
- ^ a b c d “トップインタビュー 吉田一平・愛知県長久手町長”. 時事通信社 (2011年11月4日). 2015年5月3日閲覧。
- ^ a b 原田秀俊 (2011年9月16日). “長久手町、加藤町長、加藤副町長退任セレモニー”. 日本共産党. 2015年5月3日閲覧。
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.614
- ^ a b c “[あしたがある](46) 杜の中で“5時から人生”(連載)”. 読売新聞・中部朝刊・東海: p. 28. (2002年3月23日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “特定非営利活動法人(NPO法人) 雑木林物語の紹介”. 名古屋など愛知で設立されたNPO法人. 2015年5月3日閲覧。
- ^ “長久手町長に吉田氏”. 読売新聞・中部朝刊・名市内: p. 28. (2011年8月29日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “長久手市長、吉田氏3選”. 中日新聞. (2019年8月26日) 2019年8月26日閲覧。
- ^ “長久手市長、引退表明し演説 暮らしに無駄を 「効率重視」社会に警鐘 /愛知”. 毎日新聞. (2023年6月16日) 2023年8月28日閲覧。
- ^ “【令和2年第2回長久手市議会臨時会】”. 長久手市議会議員 山田けんたろう (2020年5月8日). 2020年5月27日閲覧。
- ^ “令和2年第2回臨時会議決結果”. 長久手市議会. 2020年5月27日閲覧。
- ^ “愛知)コロナで31市町長ら給与削減 10~30%程度”. 朝日新聞. (2020年6月13日) 2020年6月14日閲覧。
- ^ 伊藤ちさと (2023年6月28日). “パートナーシップ制導入 長久手市、6月から”. 中日新聞. 2023年7月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 長久手市/市長の部屋 - ウェイバックマシン(2014年12月4日アーカイブ分)
公職 | ||
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先代 加藤梅雄 |
長久手町長 :2011年 - 2012年 |
次代 (廃止:市制施行) |
先代 (新設) |
長久手市長 初代:2012年 - 2023年 |
次代 佐藤有美 |