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吉田耕三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉田 耕三(よしだ こうぞう、1915年 - )は、日本美術評論家

神奈川県横浜市出身。日本画家速水御舟の甥。御舟から日本画を学び、御舟の日本画の鑑定人を務める。現代陶芸の旗手といわれた加守田章二の才能を認める。陶芸の公募展・日本陶芸展創設を企画する。

略歴

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東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科卒業。復員後、世界的な陶磁学者で陶芸家・小山富士夫の助手となり、その後、東京帝室博物館(現・東京国立博物館)陶磁器主任で、陶磁器の批評と収集の天才といわれる北原大輔、人間国宝・荒川豊蔵、百五銀行頭取で陶芸作家・川喜田半泥子から焼き物に関する学問と技術を学ぶ。北大路魯山人の弟子でもある。

東京国立近代美術館の創立時から勤務して日本画工芸を担当し、総括主任研究官などを歴任。日本伝統工芸展鑑査委員、日本陶芸展運営委員・審査員を務める[1]

主な著書

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脚注

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  1. ^ 協会ニュース 『陶説』平成15年3月号より 公益社団法人 日本陶磁協会