吉田誠 (労働問題研究者)
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吉田 誠(よしだ まこと、1964年 - )は、日本の社会学者。立命館大学産業社会学部教授、日本労働社会学会前代表幹事。
専門は産業・労働社会学。人事労務管理や労使関係、東京大田区の町工場などに関する論文を著している。2007年には全日本自動車産業労働組合(全自)の賃金政策を研究した著書によって、第4回日本労働社会学会奨励賞を受賞した[1]。香川県出身。
略歴
[編集]- 1983年 香川県立高松西高等学校卒
- 1990年 一橋大学社会学部卒
- 1992年 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了
- 1995年 一橋大学大学社会学研究科博士課程単位取得退学
- 1995年 横浜市立大学商学部講師
- 1996年 横浜市立大学商学部助教授
- 2004年 香川大学経済学部助教授
- 2005年 香川大学経済学部教授
- 2008年 香川大学経済学部経営システム学科学科長
- 2009年 香川大学学長特別補佐
- 2012年 立命館大学産業社会学部教授
- 2015〜2017年、2024年〜 立命館大学産業社会学部副学部長
- 2018〜2020年立命館大学教育・学修支援センター長
- 2020〜2022年 日本労働社会学会代表幹事[2]
著書
[編集]単著
[編集]- 『査定規制と労使関係の変容:全自の賃金原則と日産分会の闘い』(大学教育出版 2007年)第4回日本労働社会学会奨励賞(2007年)
- 『戦後初期日産労使関係史:生産復興路線の挫折と人員体制の転換』(ミネルヴァ書房、2024年)第47回労働関係図書優秀賞(2024年)[3]
共著
[編集]- Innovative Arbeitspolitik? (N. Altmann、遠藤公嗣、野村正實との共著。Campus、1998年)
- 『労働社会の変容と格差・排除』(櫻井純理・江口友朗との共編著。ミネルヴァ書房、2015年)