吉草酸メチル
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吉草酸メチル[1] | |
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Methyl pentanoate | |
別称 ペンタン酸メチル | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 624-24-8 |
PubChem | 12206 |
ChemSpider | 11706 |
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特性 | |
化学式 | C6H12O2 |
モル質量 | 116.16 g mol−1 |
外観 | 無色の液体[2] |
匂い | 果実臭[2] |
嗅覚閾値 | 0.0022ppm[3] |
密度 | 0.89 g/cm3 |
融点 |
<25 °C |
沸点 |
126 °C, 399 K, 259 °F |
水への溶解度 | 微溶 |
溶解度 | アルコール、ポリプロピレングリコール、油類に可溶 |
危険性 | |
引火点 | 22℃[2] |
関連する物質 | |
関連する異性体 | C6H12O2を参照 |
関連物質 | 吉草酸エチル 酪酸メチル |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
吉草酸メチル(きっそうさんメチル、英: Methyl pentanoateまたは英: Methyl valerate)は吉草酸のエステルの一種である。リンゴやパイナップルのようなフルーツ香、グリーン香をもつ無色の液体である。
用途
[編集]フルーツ系香料として、9.1~39ppmほどの濃度で使用される[2]。
安全性
[編集]日本の消防法では危険物第4類・第2石油類(非水溶性)に分類される[4]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 印藤元一『合成香料 化学と商品知識』化学工業日報社、1996年、721-722頁。ISBN 4-87326-206-2。