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吉野都美男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉野 都美男(よしの とみお[1]1926年大正15年)4月29日[1] - 没年不明)は、日本実業家政治家埼玉県北埼玉郡南河原村長を務めた[1][2]

経歴

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埼玉県北埼玉郡南河原村(現・行田市)出身。旧制熊谷中学校を卒業する[1]スリッパを製造する[3]。南河原村助役[1]を経て、1975年8月に同村長に就任。

1984年2月に元荒川上流土地改良区の公金横領事件で逮捕[4]起訴[5]される。

1985年1月13日、吉野のリコール請求に伴う住民投票で、村長の解職が決まる[6]。同年2月17日、南河原村出直し村長選で、リコール派の橋本治雄が吉野を破って初当選する[6]

1997年に村長に再選したが、村税の滞納や当て逃げ事件を起こし[5]1999年1月31日に二度目の解職請求に伴う住民投票で、解職が決まった。

吉近監査役をつとめる[7]

人物

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住所は埼玉県北埼玉郡南河原村大字南河原[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『埼玉年鑑 昭和59年版 別冊』人名録よ179頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月11日閲覧。
  2. ^ 『埼玉年鑑 昭和58年版 本編』町村現勢・南河原村290頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月11日閲覧。
  3. ^ 『全国工場通覧 昭和45年版』832頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月11日閲覧。
  4. ^ 『埼玉年鑑 昭和60年版 本編』県内の出来事34頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月11日閲覧。
  5. ^ a b 『自治総研 25(8)(250)』95頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月11日閲覧。
  6. ^ a b 『埼玉年鑑 昭和61年版 本編』県内の出来事33 - 34頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月12日閲覧。
  7. ^ 『全国繊維企業要覧 昭和57年版 東日本篇』ヨ1592頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月11日閲覧。

参考文献

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  • 通商産業省大臣官房調査統計部編『全国工場通覧 昭和45年版』日刊工業新聞社、1969年。
  • 信用交換所総合事業部編『全国繊維企業要覧 昭和57年版 東日本篇』信用交換所大阪本社、1981年。
  • 『埼玉年鑑 昭和58年版 本編』埼玉新聞社、1982年。
  • 『埼玉年鑑 昭和59年版 別冊』埼玉新聞社、1983年。
  • 『埼玉年鑑 昭和60年版 本編』埼玉新聞社、1984年。
  • 『埼玉年鑑 昭和61年版 本編』埼玉新聞社、1985年。
  • 地方自治総合研究所編 『自治総研 25(8)(250)』地方自治総合研究所、1999年。