コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

名も無き世界のエンドロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名も無き世界のエンドロール
著者 行成薫
発行日 2013年
発行元 集英社
ジャンル サスペンス
日本の旗 日本
言語 日本語
ページ数 283
次作 彩無き世界のノスタルジア
公式サイト books.shueisha.co.jp
コード ISBN 978-4-08-771500-2
ISBN 978-4-08-745284-6文庫本
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

名も無き世界のエンドロール』(なもなきせかいのエンドロール)は、行成薫による日本の小説。

2012年、第25回小説すばる新人賞受賞(応募時のタイトルは「マチルダ」)[1]2013年に単行本、2015年に書き下ろし掌編「ポケット」を加えた集英社文庫が刊行された。

2020年、前作から5年後が舞台の続編『彩無き世界のノスタルジア』が刊行[2]2021年、映画化[3]。それに併せて、映画版の半年後を描いたWebドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール 〜Half a year later〜』が配信された[4]

あらすじ

[編集]

親のいないキダとマコトは大の仲良しの小学生。そんな彼らの学級にヨッチが転校してきた。ヨッチもまた親のいない子だった。同じ境遇を持つ3人は、それからずっと3人で過ごすようになる。あるとき、キダはヨッチに好きだと告白するが、その前にマコトに告白されていたヨッチはマコトと付き合いことを決めていた。ヨッチとマコトを愛するキダは、自分の思いを隠し、2人を祝福する。しかし、マコトがヨッチにプロポーズしようとしたとき、ヨッチは交通事故で亡くなってしまう。

ある時、自動車整備工場で働くキダとマコトの前に、事故で高級車を破損したモデルのリサが現れ、車の修理を依頼する。マコトはリサを食事に誘うが、下町の工場の男など、リサは鼻もひっかけなかった。次の日、マコトはキダの前から姿を消す。

映画

[編集]
名も無き世界のエンドロール
THE END OF THE TINY WORLD
監督 佐藤祐市
脚本 西条みつとし
原作 行成薫
製作 内部健太郎
永井拓郎
貸川聡子
製作総指揮 寺島ヨシキ
出演者 岩田剛典
新田真剣佑
山田杏奈
中村アン
石丸謙二郎
大友康平
柄本明
音楽 佐藤直紀
主題歌 須田景凪ゆるる
撮影 近藤龍人
編集 田口拓也
制作会社 RIKIプロジェクト
共同テレビジョン
製作会社 映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
配給 エイベックス・ピクチャーズ
公開 日本の旗 2021年1月29日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

2021年1月29日に公開された[3][5]。監督は佐藤祐市、主演は岩田剛典[6]

キャスト(映画)

[編集]

スタッフ(映画)

[編集]

Webドラマ

[編集]

『Re:名も無き世界のエンドロール 〜Half a year later〜』のタイトルで、dTVにて配信[10]。全3話。2021年1月29日に第1話が配信開始[4]。原作者の行成薫が原案を書き下ろした[4]。映画のラストから半年後のキダが描かれる[10]

キャスト(Webドラマ)

[編集]
  • キダ - 岩田剛典
  • マコト - 新田真剣佑
  • ミチル - 松井愛莉[4]
  • ヨッチ - 山田杏奈(写真・回想)
  • 安藤 - 石丸謙二郎
  • ケイ - 金子ノブアキ[4]
  • 川畑 - 柄本明

スタッフ(Webドラマ)

[編集]
  • 原作:行成薫『名も無き世界のエンドロール』(集英社文庫刊)
  • 総監督:佐藤祐市
  • 監督:菊川誠
  • 脚本:相馬光
  • 音楽:佐藤直紀
  • 主題歌:須田景凪『ゆるる』(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
  • プロデューサー:内部健太郎、貸川聡子、永井拓郎、関本純一
  • 制作プロダクション:共同テレビジョン、RIKIプロジェクト
  • 制作:エイベックス・ピクチャーズ
  • 製作著作:エイベックス通信放送

脚注

[編集]
  1. ^ 集英社 出版四賞”. 集英社. 2021年2月6日閲覧。
  2. ^ 映画化「名も無き世界のエンドロール」の続編 『彩いろ無き世界のノスタルジア』行成薫 刊行記念エッセイ”. 集英社. 2021年2月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 岩田剛典と新田真剣佑が初共演、小説「名も無き世界のエンドロール」実写映画化”. 映画ナタリー (2020年6月16日). 2020年8月25日閲覧。
  4. ^ a b c d e “松井愛莉&金子ノブアキが登場、岩田剛典主演『名も無き世界のエンドロール』オリジナルドラマ配信へ”. CinemaCafe.net (イード). (2020年12月18日). https://www.cinemacafe.net/article/2020/12/18/70556.html 2021年2月6日閲覧。 
  5. ^ 岩田剛典×新田真剣佑の初共演作 衝撃の“エンドロール”に導かれる特報完成&21年1月29日公開”. 映画.com (2020年9月17日). 2020年9月17日閲覧。
  6. ^ 岩田剛典主演!映画『名も無き世界のエンドロール』2021年全国公開決定!”. EXILE TRIBE mobile (2020年6月16日). 2020年8月25日閲覧。
  7. ^ 山田杏奈「名も無き世界のエンドロール」のヒロインに、岩田剛典&新田真剣佑と初共演”. 映画ナタリー (2020年8月25日). 2020年8月25日閲覧。
  8. ^ 中村アンが「名も無き世界のエンドロール」参加、大物政治家を父に持つ人気モデル役”. 映画ナタリー (2020年9月5日). 2020年9月6日閲覧。
  9. ^ “須田景凪、岩田剛典主演映画『名も無き世界のエンドロール』主題歌に新曲「ゆるる」書き下ろし 新アー写も”. Real Sound (blueprint). (2020年10月22日). https://realsound.jp/2020/10/post-641162.html 2020年10月22日閲覧。 
  10. ^ a b “岩田剛典『名も無き世界のエンドロール』その後を描くオリジナルドラマ配信!”. シネマトゥデイ. (2020年12月18日). https://www.cinematoday.jp/news/N0120585 2021年2月6日閲覧。 

外部リンク

[編集]
小説
映画
Webドラマ