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名寄ピヤシリスキー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名寄ピヤシリスキー場

スキー場遠景(2013年)
所在地 〒096-0066
北海道名寄市日進
座標 北緯44度24分16秒 東経142度30分48秒 / 北緯44.40444度 東経142.51333度 / 44.40444; 142.51333座標: 北緯44度24分16秒 東経142度30分48秒 / 北緯44.40444度 東経142.51333度 / 44.40444; 142.51333
標高 673 m - 193 m
標高差 480 m
最長滑走距離 2,000 m
最大傾斜 35
コース数 9本
索道数 4本
テレインパーク 2
公式サイト 名寄ピヤシリスキー場
地図
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名寄ピヤシリスキー場(なよろピヤシリスキーじょう、: PIYASHIRI NAYORO SNOW PARK)は、北海道名寄市にあるスキー場。この項目では「名寄市ピヤシリシャンツェ」についても記載している[1]

概要

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名寄市街の北東部に位置するピヤシリ山西麓の九度山の南斜面にあり[2]北海道道939号日進名寄線を挟んで、宿泊施設体育館、ピヤシリシャンツェがある。名寄市が施設を所有し、名寄振興公社が運営する公設民営方式となっている[3]

全日本スキー連盟 (SAJ) や日本スノーボード協会 (JSBA) 公認のスキー・スノーボードスクールがある。

沿革

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名寄市ピヤシリ山一帯の観光開発計画として、昭和36年度の「名寄市観光第1次5ヶ年計画」をベースとした昭和45年度を初年度とする「第1次名寄市総合計画」に盛り込んだ[3]1970年昭和45年)に道有林や国有林の許可を得て、陸上自衛隊第301地区施設隊の支援により、日進7線の沢の林道分岐点から7.4 kmの区間をピヤシリ観光道路として整備し[3]、同年にスキー場整備に先立って70 m級のジャンプ台「ピヤシリシャンツェ」を開設した[3][4]。翌年には『名寄ピヤシリジャンプ大会』を初開催した。スキー場の整備では民間資本の参入が見込めず、1973年(昭和48年)に第三セクター「名寄振興公社」を設立して「国設名寄ピヤシリスキー場」を開設した[4][5]1994年平成6年)にピヤシリシャンツェにサマージャンプが可能なミディアムヒルを開設した[4][6]2001年(平成13年)にはノーマルヒルを90 m級に全面改修し[4][5][7]、翌年プラスチック化工して人工降雪機を導入した[4][8]

施設

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スキー場

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コース

  • エキスパートC
  • パノラマC
  • 林間C
  • ダイナミックC
  • イースタンC
  • スーパージャイアントC
  • ジャイアントC
  • スラロームC
  • チャレンジC

索道

ゴンドラ・リフト一覧
名称 定員 全長 備考
第1ペアリフト 2名 696 m
第2ペアリスト 2名 406 m
第3ペアリフト 2名 627 m
第4ロマンスリフト 2名 1,395 m

関連施設

  • 体育センター ピヤシリフォレスト
  • なよろ温泉サンピラー
  • スキーレストラン
  • ログパノラマ

ピヤシリシャンツェ

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ピヤシリシャンツェ
PIYASHIRI SCHANZE

ピヤシリシャンツェ外観(2005年12月)
施設情報
正式名称 名寄市ピヤシリシャンツェ[1]
所在地
日本の旗 日本
自治体 名寄市
所在地 日進
開場 1970年(ノーマルヒル)
1994年(ミディアムヒル)
改修 2001年(ノーマルヒル)
所有者 名寄市
管理者 名寄振興公社(指定管理者
サイズ
K点 90 m(ノーマルヒル)
60 m(ミディアムヒル)
大会

施設

  • ノーマルヒル
    • K90公認
    • アプローチ直線斜度:35度
    • ランディングバーン最高斜度:36.5度
  • ミディアムヒル
    • K60公認
    • アプローチ直線斜度:30度
    • ランディングバーン最高斜度:35.5度
  • リフト:224 m

大会実績

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アクセス・駐車場

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冬期間は名士バスがピヤシリスキー場行きバスを運行している。

  • 北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄駅から車で約25分
  • 旭川から車で約110分
  • 稚内から車で約180分
  • 札幌から車で約210分
  • 駐車場:800台

脚注

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  1. ^ a b 名寄市ピヤシリシャンツェ条例”. 名寄市例規類集. 2019年3月19日閲覧。
  2. ^ ピヤシリスキー場”. 名寄市. 2019年3月19日閲覧。
  3. ^ a b c d “私の回想記 8 振興公社とピヤシリ開発”. 名寄新聞 (名寄新聞社). (2011年10月31日). オリジナルの2015年11月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151126164208/http://www.nayoro-np.com/sima/2011-10-31.html 2019年3月19日閲覧。 
  4. ^ a b c d e 冬のスポーツ、リクリェーション、イベント振興”. 利雪親雪まちづくり「はじまりと主な取り組み」. 名寄市. 2019年3月19日閲覧。
  5. ^ a b 名寄市のあゆみ(年表)”. 名寄市. 2019年3月19日閲覧。
  6. ^ 名寄・ピヤシリシャンツェ*寒波に乗って整備開始*今週末オープン目標*昨年より1週間早く*既に利用希望者も”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1994年11月17日). 2019年3月19日閲覧。
  7. ^ <きのう今日あす 地方版から>2001.11.20”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2001年11月20日). 2019年3月19日閲覧。
  8. ^ サマー仕様完成*名寄ピヤシリシャンツェ”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2002年10月11日). 2019年3月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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