向井原古墳
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向井原古墳 | |
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所在地 | 香川県仲多度郡多度津町大字奥白方 |
位置 | 北緯34度14分47.08秒 東経133度44分1.53秒 / 北緯34.2464111度 東経133.7337583度座標: 北緯34度14分47.08秒 東経133度44分1.53秒 / 北緯34.2464111度 東経133.7337583度 |
形状 | 円墳 |
埋葬施設 | 横穴式石室2基 |
出土品 | 銀環・須恵器 |
築造時期 | 6世紀初頭 |
史跡 | 多度津町指定史跡「向井原古墳」 |
特記事項 | 1墳丘2石室 |
地図 |
向井原古墳(むかいばらこふん)は、香川県仲多度郡多度津町奥白方(おくしらかた)にある古墳。形状は円墳。多度津町指定史跡に指定されている。
概要
[編集]香川県西部、丸亀平野北西部の弘田川下流域西岸、天霧山北麓に築造された古墳である。1976年(昭和51年)に発掘調査が実施されている。
墳形は円形。埋葬施設は横穴式石室2基で、現在は1基のみが遺存する。現存石室は両袖式横穴式石室で、玄室長さ2.4メートル・幅2.2メートル、羨道長さ3.7メートルを測る[1]。玄室の平面形は方形に近く、壁面を持ち送り天井はドーム状を呈する[1]。非現存石室も両袖式横穴式石室で、玄室の平面形はT字形であり、玄室長さ0.85メートル・幅1.45メートルを測った[1]。副葬品としては銀環・須恵器がある[1]。築造時期は古墳時代後期の6世紀初頭ごろと推定される[1]。
古墳域は1986年(昭和61年)に多度津町指定史跡に指定されている。
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細頸壺
東京国立博物館展示。
遺跡歴
[編集]文化財
[編集]多度津町指定文化財
[編集]- 史跡
- 向井原古墳 - 1986年(昭和61年)9月11日指定。
関連施設
[編集]- 東京国立博物館(東京都台東区) - 向井原古墳の出土品を保管。
脚注
[編集]参考文献
[編集](記事執筆に使用した文献)
- 「向井原古墳」『香川県の地名』平凡社〈日本歴史地名大系38〉、1989年。ISBN 4-582-49038-7。
関連文献
[編集](記事執筆に使用していない関連文献)
- 中村浩「向井原古墳出土須恵器について -香川県中多度郡多度津町所在-」『大谷女子大学紀要』第31巻第1号、大谷女子大学志学会、1996年10月、55-70頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 町文化財の説明 > 向井原古墳 - 多度津町ホームページ