吹上公園
吹上公園 Fukiage Park | |
---|---|
分類 | 都市公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯35度9分29.1秒 東経136度55分52.0秒 / 北緯35.158083度 東経136.931111度座標: 北緯35度9分29.1秒 東経136度55分52.0秒 / 北緯35.158083度 東経136.931111度 |
面積 | 4.79ha |
開園 | 1969年(昭和44年) |
公式サイト | 吹上公園 昭和区 |
吹上公園(ふきあげこうえん)は、愛知県名古屋市千種区吹上2丁目と昭和区吹上2丁目にまたがる都市公園。
歴史
[編集]公園の建設前
[編集]かつてこの地には茶臼山古墳と太郎塚と呼ばれる2つの古墳があったと伝わるが、愛知県監獄が設置された際に取り壊され、その所在を示すものは残っていない。1897年(明治30年)、愛知郡千種村(現・名古屋市千種区・昭和区)のこの地に愛知県監獄(後の名古屋刑務所)が移転した。
太平洋戦争後には100メートル道路の若宮大通の建設が決定したことから、1953年(昭和28年)には名古屋市議会で名古屋刑務所の移転が決議され、1964年(昭和39年)10月31日には名古屋刑務所が西加茂郡三好町(現・みよし市)に移転した。
吹上公園の開園
[編集]1966年(昭和41年)7月27日、吹上公園の建設に着工した[1]。1969年(昭和44年)、鶴舞公園の分園として吹上公園が開園した。名古屋工業大学萱場分校用地と鶴舞公園北園用地の交換に伴い、廃止された鶴舞公園北園の代替施設として建設されたものである[2]。名古屋刑務所の跡地は吹上公園、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)、若宮大通などとなっている。
特色
[編集]若宮大通の東端近くに位置している。公園西側に名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)が、南側には名古屋市昭和スポーツセンターが置かれている。園内には噴水などに加えてテニスコートや野球場が整備されている。
名古屋市内の公園にはコンクリート製築山遊具の富士山すべり台(プレイマウント)が多数設置されているが、吹上公園に1966年(昭和41年)に設置されたものが第1号である[3]。当初はラダー(雲梯)が設置されており、山頂に登るための鎖もあった[4]。名古屋植木株式会社が設置を手掛けた[4]。