呉共済病院
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呉共済病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 国家公務員共済組合連合会 呉共済病院 |
英語名称 | Kure Kyosai Hospital |
標榜診療科 | 内科、消化器科、循環器科、呼吸器科、神経内科、小児科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、小児外科、耳鼻いんこう科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、放射線科、麻酔科、歯科、歯科口腔外科 |
許可病床数 |
440床 一般病床:394床 結核病床:46床 |
機能評価 | 一般200床以上500床未満:Ver5.0 |
開設者 | 国家公務員共済組合連合会 |
管理者 | 小野哲也(病院長) |
開設年月日 | 1904年11月3日 |
所在地 |
〒737-8505 広島県呉市西中央二丁目3番28号 |
位置 | 北緯34度14分55.5秒 東経132度33分31秒 / 北緯34.248750度 東経132.55861度 |
二次医療圏 | 呉 |
PJ 医療機関 |
呉共済病院(くれきょうさいびょういん)は、広島県呉市にある医療機関。
国家公務員共済組合連合会が運営する病院(旧令共済病院[1])である。地域医療支援病院の承認、災害拠点病院の指定を受ける。
沿革
[編集]- 1904年11月3日 - 呉海軍工廠職工共済会病院開設。
- 1919年 4月 - 海軍共済組合呉病院と改称。
- 1927年 7月 - 呉海軍共済組合病院と改称。
- 1939年 3月 - 音戸分院開設。
- 1942年11月 - 呉海軍共済病院と改称。
- 1945年12月 - 財団法人共済協会へ移管。
- 1950年12月 - 非現業共済組合連合会に加入。
- 1958年 7月 - 非現業共済組合連合会、国家公務員共済組合連合会となる。
- 1985年 9月 - 音戸分院廃止。
- 2000年 4月 - 忠海病院と統合。
- 2009年8月12日 - 地域医療支援病院の承認を受ける。
- 2012年3月29日 - 災害拠点病院(地域災害医療センター)の指定を受ける[2]。
診療科
[編集]医療機関の指定等
[編集]- 保険医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
- 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関
- 公害医療機関
- 特定疾患治療研究事業委託医療機関
- 指定養育医療機関
- 臨床研修指定病院
- 臨床修練指定病院
- 地域医療支援病院
- DPC対象病院
- 広島DMAT
交通アクセス
[編集]呉共済病院忠海分院
[編集]呉共済病院忠海分院 | |
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情報 | |
正式名称 | 国家公務員共済組合連合会 呉共済病院忠海分院 |
前身 | 広島県立忠海病院 |
標榜診療科 | 内科、呼吸器科、循環器科、整形外科、皮膚科、耳鼻いんこう科 |
許可病床数 |
44床 一般病床:24床 療養病床:20床 |
職員数 | 89名(2011年4月現在) |
開設者 | 国家公務員共済組合連合会 |
管理者 |
近藤圭一(分院長) (2011年12月現在) |
開設年月日 | 1942年 |
所在地 |
〒729-2316 広島県竹原市忠海中町二丁目2番45号 |
位置 | 北緯34度20分17秒 東経132度59分34秒 / 北緯34.33806度 東経132.99278度 |
二次医療圏 | 広島中央 |
PJ 医療機関 |
呉共済病院忠海分院(くれきょうさいびょういんただのうみぶんいん)は、広島県竹原市忠海にある呉共済病院の分院である。2000年4月に呉共済病院と統合、忠海分院となった。毒ガス製造の後遺症患者の治療により、約4200人のカルテを保管[3]。化学物質による疾患に対する医療経験がある。
沿革
[編集]- 1942年 - 大久野島東京第二陸軍造兵廠忠海製造所従業員・家族診療所開設。
- 1945年 8月 - 忠海町に寄付。
- 1946年12月 - 日本医療団に移管。
- 1948年 4月 - 広島県に移管。広島県立忠海病院となる。
- 1948年12月 - 政府職員共済組合連合会(後に国家公務員共済組合連合会となる)に移管。
- 1954年 2月 - 「ガス障害者救済のための特別措置要綱」制定による医療機関の指定を受ける[注釈 1]。
- 2000年 4月 - 呉共済病院と統合。呉共済病院忠海分院となる。
診療科
[編集]- 内科
- 呼吸器科
- 循環器科
- 整形外科
- 皮膚科
- 耳鼻咽喉科
医療機関の指定等
[編集]- 保険医療機関
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
交通アクセス
[編集]関連施設
[編集]関連人物
[編集]- 加地正郎 - 元院長(久留米大学名誉教授)。
- 行武正刀 - 元忠海病院院長、呼吸器科医。大久野島の毒ガス製造による被害者の治療に携わった。
- 上村直実 - 元消化器内科医長。在職時、ヘリコバクター・ピロリの感染が胃がんの原因になることを『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に発表した[4]。
関連項目
[編集]- 呉海軍工廠、呉鎮守府(鎮守府 (日本海軍))、(第二海軍区)
- 旧令共済病院
脚注
[編集]- ^ トップページ 年金の制度・手続き 年金用語集か行 か行 旧令共済組合 ページID:140030-338-362-011 更新日:2016年11月18日 日本年金機構HP
- ^ 災害拠点病院の指定について (PDF) 広島県、2012年3月28日付資料提供。
- ^ “毒ガス治療 意見を交換 竹原でイラン医師”. 中国新聞 ヒロシマ平和メディアセンター (2009年11月26日). 2011年12月14日閲覧。
- ^ ピロリ除菌で胃がん予防 九州30病院で実証試験(共同通信社、2010年4月1日閲覧)
注釈
[編集]- ^ 忠海分院 公式サイトでは、1月となっているが、“ガス障害者救済のための特別措置要綱” (PDF). 財務省主計局給与共済課共済係. 2011年12月14日閲覧。では制定は2月となっており、これに合わせた。
出典
[編集]外部リンク
[編集]- 国家公務員共済組合連合会 呉共済病院
- 国家公務員共済組合連合会 呉共済病院忠海分院
- 呉共済病院忠海分院 - ウェイバックマシン(2006年10月16日アーカイブ分)
- 国家公務員共済組合連合会(KKR)