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周南市の地名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

周南市の地名(しゅうなんしのちめい)では、山口県周南市の地名の一覧を記す。町名の後の()内は発足年ならびに町名設置前の字名。
周南市は2003年都濃郡徳山市都濃郡新南陽市都濃郡鹿野町熊毛郡熊毛町の2市2町が合併している。
徳山港町を除き、現在の住所には旧自治体名を冠していない。

旧徳山市

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大字

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徳山市は1935年、徳山町の単独市制により発足した。徳山町は前身の徳山村から単独村制だったため、大字が設定されておらず、1942年加見村久米村を編入した際に、発足時の市域をもって大字徳山が設定された。その後、新南陽市となった区域を除き9町村および旧富岡村の区域(富田町編入を経て徳山市となった。詳細は新南陽の項を参照)を編入し、28の大字が編成された。これらはすべて現在でも使われている。

  • 徳山
  • 川曲(旧加見村)
  • 上村(旧加見村)
  • 中野(旧加見村)
  • 川上(旧加見村)
  • 久米(旧久米村)
  • 譲羽(旧久米村)
  • 栗屋(旧櫛浜町
  • 大島(旧櫛浜町)
  • 粭島(旧櫛浜町)
  • 櫛ケ浜(旧櫛浜町)
  • 大津島(旧大津島村。徳山市編入をもって大字新設)
  • 夜市(旧夜市村。徳山市編入をもって大字新設)
  • 戸田(旧戸田村。徳山市編入をもって大字新設)
  • 湯野(旧湯野村。徳山市編入をもって大字新設)
  • 四熊(旧富岡村富田町
  • 下上(旧富岡村→富田町)
  • 小畑(旧富岡村→富田町)
  • 大向(旧向道村)
  • 大道理(旧向道村)
  • 須々万奥(旧須々万村→都濃町)
  • 須々万本郷(旧須々万村→都濃町)
  • 莇地(旧長穂村都濃町
  • 長穂(旧長穂村→都濃町)
  • 須万(旧須金村→都濃町)
  • 金峰(旧須金村→都濃町)
  • 中須北(旧中須村→都濃町)
  • 中須南(旧中須村→都濃町)

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1960年より町名設置及び住居表示を実施している。以後、発足年順に町について列挙する。

  • 桜馬場通1丁目~3丁目(1960年、徳山)
  • 川端町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 昭和通1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 飯島町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 平和通1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 若宮町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 新町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 柳町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 橋本町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 糀町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 銀南街(1960年、徳山)
  • 銀座1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • みなみ銀座1丁目~2丁目(1960年、常盤町1丁目~2丁目として発足し、1983年に現名称に改称。徳山)
  • 御幸通1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 有楽町(1960年、徳山)
  • 本町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 栄町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 戎町1丁目~3丁目(1960年、徳山)
  • 野上町1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 都町1丁目~3丁目(1960年、徳山)
  • 沖見町1丁目~3丁目(1960年、徳山)
  • 初音町1丁目~3丁目(1960年、徳山)
  • 相生町1丁目~3丁目(1960年、徳山)
  • 代々木通1丁目~2丁目(1960年、徳山)
  • 今宿町1丁目~4丁目(1960年、徳山)
  • 二番町1丁目~3丁目(1962年、徳山)
  • 三番町1丁目~3丁目(1962年、徳山)
  • 毛利町1丁目~3丁目(1962年、徳山)
  • 児玉町1丁目~3丁目(1962年、徳山)
  • 新宿通1丁目~4丁目(1962年、徳山)
  • 月丘町1丁目~4丁目(1962年、徳山)
  • 岐山通1丁目~3丁目(1962年、徳山)
  • 弥生町1丁目~3丁目(1962年、徳山)
  • 緑町1丁目~3丁目(1962年、徳山)
  • 梅園町1丁目~3丁目(1962年、徳山)

以上が徳山市街において早くから町名設置が行われた区域であり、住居表示が導入されていない。以下は住居表示が実施された区域。

  • 舞車町(1965年、徳山)
  • 慶万町(1965年、徳山)
  • 若草町(1965年、徳山)
  • 東山町(1965年、徳山)
  • 新宮町(1965年、徳山)
  • 速玉町(1965年、徳山)
  • 河東町(1965年、徳山)
  • 松保町(1965年、徳山)
  • 五月町(1966年、徳山・久米)
  • 横浜町(1966年、徳山・久米)
  • 宮前町(1966年、徳山)
  • 遠石1丁目~3丁目(1966年、徳山)
  • 青山町(1966年、徳山)
  • 那智町(1967年、徳山)
  • 築港町(1967年、徳山)
  • 住崎町(1967年、徳山)
  • 千代田町(1967年、徳山)
  • 徳山港町(合併前は「港町」。1967年、徳山。周南市発足時に新南陽市港町との同名回避のため改称)
  • 権現町(1967年、徳山)
  • 入船町(1967年、徳山)
  • 御影町(1967年、徳山。住居表示未実施)
  • 桜木1丁目~3丁目(1974年、徳山・久米)
  • 城ケ丘1丁目~5丁目(1974年、徳山・久米)
  • 平原町(1974年、徳山・久米)
  • 孝田町(1974年、徳山)
  • 周陽1丁目~3丁目(1974年、徳山)
  • 大内町(1974年、徳山)
  • 秋月1丁目~2丁目(1974年、徳山)
  • 江の宮町(1974年、徳山)
  • 瀬戸見町(1974年、徳山)
  • 楠木1丁目~2丁目(1974年、徳山)
  • 扇町(1974年、徳山)
  • 泉原町(1974年、徳山)
  • 清水町(1974年、徳山)
  • 西松原1丁目~4丁目(1977年、徳山・上村・新宿通4丁目・初音町3丁目)
  • 新宿通5丁目~6丁目(1981年、徳山・新宿通4丁目。4丁目までと異なり住居表示実施区域である)
  • 今住町(1981年、徳山・月丘町4丁目)
  • 住吉町(1981年、徳山)
  • 原宿町(1981年、徳山・月丘町3丁目)
  • 上遠石町(1983年、徳山)
  • 辻町(1984年、徳山)
  • 花畠町(1984年、徳山・毛利町3丁目・児玉町3丁目・岐山通3丁目)
  • 岐南町(1984年、徳山・二番町3丁目・三番町3丁目・毛利町3丁目)
  • 鐘楼町(1984年、徳山・岐山通3丁目・月丘町1丁目)
  • 岡田町(1984年、徳山・月丘町2丁目)
  • 晴海町(年不詳、徳山)
  • 由加町(年不詳、徳山あるいは櫛ケ浜)
  • 鼓海1丁目~3丁目(年不詳、栗屋。住居表示未実施)
  • 花陽1丁目~2丁目(年不詳、徳山)
  • 新地1丁目~3丁目(2003年、徳山)
  • 江口1丁目~3丁目(2003年、徳山)
  • 南浦山町(2003年、徳山)
  • 学園台(2006年、久米。住居表示未実施)
  • 浦山1丁目~2丁目(2015年、徳山)
  • 御山町(2015年、徳山)
  • 北山1丁目~2丁目(2015年、徳山)
  • 蓮ヶ浴1丁目~2丁目(2015年、徳山)
  • 東北山1丁目~2丁目(2015年、徳山)
  • 久米中央1丁目~5丁目(2022年、久米)

旧新南陽市

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前身の南陽町として発足した時点での市域は、一時期ではあるが徳山市だった。1944年、富田町と福川町が徳山市となったものの、1949年にこれら2町が分離独立し、2町にもどったのである。ただし、富田町は徳山市合併の3年前の1941年に富岡村を編入していたが、同村域は徳山市から独立せずに残った。これらが1953年に合併し南陽町になったのである。それぞれの旧町域がそのまま大字となり、2つの大字が編成された。1955年佐波郡和田村を編入し、5つの大字を加えたため、合計7つになった。これらはすべて現在でも使われている。

大字

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  • 富田
  • 福川
  • 高瀬(旧和田村)
  • 夏切(旧和田村)
  • 垰(旧和田村)
  • 米光(旧和田村)
  • 馬神(旧和田村)

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1982年より町名設置を実施している。以後、設置年順に町名について列挙する。

  • 川手1丁目~3丁目(1982年、富田)
  • 土井1丁目~2丁目(1982年、富田)
  • 政所1丁目~4丁目(1982年、富田)
  • 桶川町(1982年、富田)
  • 古川町(1982年、富田)
  • 清水1丁目~2丁目(1982年、富田)
  • 川崎1丁目~3丁目(1丁目は1982年、2丁目以降は1983年。富田)
  • 西千代田町(合併前は「千代田町」。1983年、富田。周南市発足時に徳山市千代田町との同名回避のため改称)
  • 道源町(1983年、富田)
  • 三笹町(1983年、富田)
  • 椎木町(1983年、富田)
  • 長田町(1983年、福川)
  • 野村1丁目~3丁目(3丁目は1983年、2丁目までは1984年。富田)
  • 浜田1丁目(1984年、富田)
  • 小川屋町(1984年、富田)
  • 港町(1984年、富田)
  • 平野(1984年、富田)
  • 富田1丁目~2丁目(1984年、富田)
  • 日地町(1984年、富田)
  • 温田1丁目~2丁目(1984年、富田)
  • 丸山町(1984年、富田)
  • 大神1丁目~5丁目(1985年、富田)
  • 坂根町(1985年、富田)
  • 河内町(1985年、富田)
  • 新堤町(1985年、富田)
  • 福川1丁目~3丁目(1986年、福川)
  • 社地町(1986年、福川)
  • 皿山町(1986年、福川)
  • 福川中市町(1986年、福川)
  • 本陣町(1986年、福川)
  • 若山1丁目~2丁目(1986年、福川)
  • 上迫町(1986年、福川)
  • 福川南町(1987年、福川)
  • 新田1丁目~2丁目(1987年、福川)
  • 西桝町(1987年、福川)
  • 新地町(1987年、福川)
  • 御姫町(1987年、福川)
  • 渚町(年不詳、富田)
  • 開成町(年不詳、富田)
  • 竹島町(年不詳、富田)
  • 中央町(年不詳、富田)
  • 宮の前1丁目~2丁目(年不詳、富田)
  • 臨海町(年不詳、富田)
  • 花園町(年不詳、富田)
  • 野村南町(年不詳、富田)
  • 古泉1丁目~3丁目(年不詳、富田)
  • 古市1丁目~2丁目(年不詳、富田)
  • 中畷町(年不詳、福川)
  • 室尾1丁目~2丁目(年不詳、福川)
  • かせ河原町(年不詳、福川)
  • 羽島1丁目~3丁目(年不詳、福川)

旧熊毛町

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大字

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10の大字が継承された。

  • 呼坂(旧勝間村)
  • 大河内(旧勝間村)
  • 奥関屋(旧勝間村。1949年、高水村原の一部を編入し発足)
  • 中村(旧勝間村。1950年周防村小周防の一部を編入し発足)
  • 原(旧高水村)
  • 樋口(旧高水村)
  • 清尾(旧高水村)
  • 安田(旧三丘村)
  • 小松原(旧三丘村)
  • 八代(旧八代村。熊毛町合併時に大字新設)

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周南市発足当時は全域が大字であったが、周南市合併後に一部で住居表示が実施されている。

  • 新清光台1丁目~4丁目(2006年、大河内・中村)
  • 清光台町(2006年、大河内・中村)
  • 勝間ヶ丘1丁目~3丁目(2008年、呼坂)
  • 藤ヶ台1丁目~2丁目(2008年、呼坂)
  • 呼坂本町(2009年、呼坂・安田)
  • 高水原1丁目~3丁目(2009年、原)
  • 熊毛中央町(2009年、呼坂・安田)
  • 鶴見台1丁目~6丁目(2010年、原・安田・清尾)

旧鹿野町

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鹿野町は単独町制ののち、周囲の村の各一部のみを編入し、7の大字を編成した。このうち、旧須金村の2区域の各一部を編入し、残余は都濃町を経て徳山市となり、2市町に分断されることになったが、周南市発足により同じ市に属することになった。これらを徳山地区と鹿野地区で区別することはせず、再統合されたため、鹿野地区単独としては5つの大字が残る状態となっている。

  • 大潮
  • 鹿野上
  • 鹿野中
  • 鹿野下
  • 巣山(徳地町より編入。旧串村)
  • (須万・金峰:旧須金村。周南市合併に伴い、旧徳山市の地区と統合)

参考文献

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  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 35 山口県』1988年 ISBN 9784040013503

脚註

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関連項目

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