コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

呼野駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
呼野駅
現ホームから旧ホーム跡を望む
よぶの
Yobuno
JI08 石原町 (3.3 km)
(5.8 km) 採銅所 JI10
地図
所在地 北九州市小倉南区大字呼野[1]
北緯33度45分16.95秒 東経130度51分42.04秒 / 北緯33.7547083度 東経130.8616778度 / 33.7547083; 130.8616778座標: 北緯33度45分16.95秒 東経130度51分42.04秒 / 北緯33.7547083度 東経130.8616778度 / 33.7547083; 130.8616778
駅番号 JI  09 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日田彦山線
キロ程 12.3 km(城野起点)
電報略号 ヨフ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
80人/日(降車客含まず)
-2016年-
乗降人員
-統計年度-
160人/日
-2016年-
開業年月日 1915年大正4年)4月1日[1][2]
備考 無人駅[1]
九 北九州市内
テンプレートを表示

呼野駅(よぶのえき)は、福岡県北九州市小倉南区大字呼野にある、九州旅客鉄道(JR九州)日田彦山線である[1][3]。駅番号はJI09

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。木造駅舎があったが1990年代に撤去され、現在はホームと待合所のみとなっている[1]。かつては福岡県内で唯一スイッチバックが存在した[8]。これは田川方面との間の金辺峠(きべとうげ)までが17‰の勾配だったため[3]、当駅を発車する蒸気機関車が牽引する列車は一旦400m程後退して加速していたが[8]1970年代に列車が全てディーゼル機関車や気動車に交代したため1983年に廃止された[1][3]

無人駅である。JRの特定都区市内制度における「北九州市内」の駅であり、日田彦山線においては、当駅が最も南となる。

利用状況

[編集]

2016年度の1日平均乗車人員は80人である[9]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000年 136
2001年 139
2002年 121
2003年 125
2004年 127
2005年 130
2006年 118
2007年 103
2008年 100
2009年 89
2010年 90
2011年 88
2012年 94
2013年 92
2014年 86
2015年 83
2016年 80

輸送量・収入

[編集]
年度 小倉鉄道
旅客(人) 貨物(トン) 旅客(円) 貨物(円)
1924 34,383 160,210 7,466 111,275
1928 31,163 247,804 6,556 179,585
1931 19,091 187,789 3,854 94,000
1935 21,893 327,264 3,314 173,916
  • 福岡県統計書各年度版より

駅周辺

[編集]

隣の駅

[編集]
九州旅客鉄道(JR九州)
JI 日田彦山線
快速
通過
普通
石原町駅 (JI08) - 呼野駅 (JI09) - 採銅所駅 (JI10)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、26頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、764頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b c d e 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、208頁。ISBN 4751205293 
  4. ^ 『鉄輪の轟き』113頁
  5. ^ 「日本国有鉄道公示第421号」『官報』1971年10月19日。
  6. ^ 「通報 ●東佐賀駅ほか15駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月19日、4面。
  7. ^ 『鉄輪の轟き』181頁
  8. ^ a b 弓削信夫『福岡鉄道風土記』葦書房、1999年1月16日、159頁。ISBN 4751207334 
  9. ^ とうけい北九州 (運輸・通信) JR乗降客人員

参考文献

[編集]
  • 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 編『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』(初版)九州旅客鉄道、1988年。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  • 呼野駅(駅情報) - 九州旅客鉄道