和歌山共同発電所
表示
和歌山共同発電所 | |
---|---|
正式名称 | 和歌山共同火力株式会社和歌山共同発電所 |
国 | 日本 |
所在地 | 和歌山県和歌山市湊1850 |
座標 | 北緯34度14分50秒 東経135度7分21.4秒 / 北緯34.24722度 東経135.122611度座標: 北緯34度14分50秒 東経135度7分21.4秒 / 北緯34.24722度 東経135.122611度 |
現況 | 運転中 |
運転開始 |
2号機:1965年7月 3号機:1970年7月 新1号機:2014年10月14日 |
運転終了 | (旧)1号機:2013年10月 |
事業主体 | 和歌山共同火力 |
発電所 | |
主要動力源 | 高炉ガス、コークス炉ガス |
二次動力源 | 2、3号機:重油 |
発電機数 | 3基 |
コンバインド サイクル発電 | 新1号機:CC方式採用 |
発電量 | |
定格出力 |
総出力:37.9万kW 2号機:7.5万kW(予備機) 3号機:15.6万kW 新1号機:14.8万kW |
ウェブサイト 和歌山共同火力株式会社 | |
2016年1月現在 |
和歌山共同発電所(わかやまきょうどうはつでんしょ)は和歌山県和歌山市湊1850番地にある和歌山共同火力の火力発電所。
概要
[編集]住友金属工業(現、日本製鉄)と関西電力の共同出資により設立された和歌山共同火力株式会社が運営する火力発電所で1963年に1号機が運転開始、3号機までが建設された。
2012年6月には、老朽化した1、2号機の代替機として新たに高効率コンバインドサイクル発電方式の新1号機が建設され、2014年10月14日に営業運転を開始した[1]。一方、1号機は廃止、2号機は定期検査時の予備機となった。
発電設備
[編集]- 総出力:37.9万kW(2016年1月現在)[2]
- 2号機(予備機)
- 定格出力:7.5万kW
- 使用燃料:高炉ガス、コークス炉ガス、重油
- 営業運転開始:1965年7月
- 3号機
- 定格出力:15.6万kW
- 使用燃料:高炉ガス、コークス炉ガス、重油
- 営業運転開始:1970年7月
- 新1号機
- 発電方式:コンバインドサイクル発電方式
- 定格出力:14.8万kW
- ガスタービン × 1軸
- 蒸気タービン × 1軸
- 使用燃料:高炉ガス、コークス炉ガス
- 営業運転開始:2014年10月14日
廃止された発電設備
[編集]- (旧)1号機(廃止)
- 定格出力:7.5万kW
- 使用燃料:高炉ガス、コークス炉ガス、重油
- 営業運転期間:1963年4月 - 2013年10月
沿革
[編集]- 1961年6月 - 住友金属工業と関西電力の共同出資により和歌山共同火力設立
- 1963年4月 - 1号機営業運転開始
- 1965年7月 - 2号機営業運転開始
- 1970年7月 - 3号機営業運転開始
- 2012年6月 - 新1号機着工
- 2013年10月 - (旧)1号機廃止
- 2014年10月 - 新1号機営業運転開始(14.7万kW)
- 2016年1月 - 新1号機低大気温度時プラント効率向上対策の実施(+0.1万kW) [3]