和田八束
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和田 八束(わだ やつか、1934年3月10日[1] - )は、日本の経済学者。立教大学名誉教授。専門は、財政学・税制論。東京都生まれ。
経歴
[編集]- 1934年3月10日:東京市牛込区早稲田町(現・東京都新宿区)生まれ
- 1940年4月:京都府与謝郡宮津町に転居、宮津尋常高騰小学校尋常科入学
- 1945年8月:京都府天田郡下六人部村に転居、下六人部小学校に転校
- 1946年4月:京都府立福知山中学校入学
- 1948年9月:学制改革で京都府立福知山高等学校併設中学校に移管
- 1949年4月:京都府立福知山高等学校に編入
- 1952年3月:京都府立福知山高等学校卒業
- 1952年4月:静岡大学文理学部入学
- 1956年3月:静岡大学文理学部卒業
- 1957年4月:立命館大学大学院経済学研究科修士課程入学(指導教官:藤谷謙二)
- 1959年3月:立命館大学大学院経済学研究科修士課程修了
- 1959年4月:京都短期大学助手
- 1961年4月:京都短期大学専任講師
- 1962年4月:国民経済研究協会研究員
- 1967年4月:立教大学経済学部助教授
- 1973年4月:立教大学経済学部教授
- 1992年9月:「租税特別措置:歴史と構造」で立教大学経済学博士
- 1999年3月:立教大学定年退職、立教大学名誉教授
- 1993年4月:関東学院大学教授
- 2003年3月:関東学院大学定年退職
著書
[編集]単著
[編集]- 『現代租税論』(日本評論社、1970年)
- 『現代日本の地方財政』(日本評論社、1970年)
- 『日本の国家財政』(日本評論社、1972年)
- 『税は公平か:福祉社会の税金を考える』(日本経済新聞社[日経新書]、1974年)
- 『福祉型財政の条件:財政危機と自治体財政の改革』(学陽書房[現代の自治選書]、1976年)
- 『租税政策の再検討:現代日本の税制改革』(文真堂、1976年)
- 『日本財政論』(日本評論社、1979年)
- 『財政危機の克服:もう一つの行財政改革論』(東洋経済新報社[東経選書]、1982年)
- 『日本の税金』(日本評論社、1984年)
- 『租税政策の新展開:財政改革と税制改革』(文真堂、1986年)
- 『日本の税制:総点検と新時代への選択』(有斐閣[有斐閣選書]、1988年)
- 『財政学要論』(文真堂、1991年)
- 『租税特別措置:歴史と構造』(有斐閣、1992年)
- 『税制改革の理論と現実』(世界書院、1997年)
共著
[編集]編著
[編集]- 『現代財政の理論と構造』(世界書院、1983年)
- 『地方分権化と地方税財政』(日本評論社、1993年)
共編著
[編集]- (早川和男・西川桂治)『住宅問題入門』(有斐閣[有斐閣双書]、1968年)
- (吉岡健次)『現代地方財政論』(有斐閣[有斐閣双書]、1975年)
- (下山瑛二・水本浩・早川和男)『住宅政策の提言』(ドメス出版、1979年)
- (鵜川多加志)『現代の財政』(世界書院、1990年)
- (野呂昭朗)『現代の地方財政』(有斐閣、1992年)
- (岸本重陳・藤田光三・古宇田謙・金子茂夫)『最新経済』(一橋出版、1996年)
- (星野泉・青木宗明)『現代の地方財政(第3版)』(有斐閣、2004年)
還暦記念論文集
[編集]- 和田八束先生還暦記念論文集編集委員会編『現代の財政と税制:21世紀への税財政構想』(文眞堂、1994年)
参考
[編集]- J-global
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』