和田山地蔵祭
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朝来市和田山夏まつり・和田山地蔵祭(あさごし わだやまなつまつり・わだやまじぞうまつり)は、兵庫県朝来市和田山町で例年8月22日・8月23日に開催される祭り、花火大会。但馬三大祭りのひとつ。
概要
[編集]室町時代、同市和田山地区では町の中心部を流れる円山川がたびたび氾濫し、子供の水難死が相次いでいたため、その魂を鎮めるために町内に6つの地蔵を祀った。この地蔵は1653年(承応2年)に創建された円竜寺が継承し、6つの地蔵ともに「七とこ地蔵」と呼ばれるようになり、祭りが始まったとされている。
前夜祭には地区内の11箇所に趣向を凝らした造り物を展示する催しが行われている。2005年(平成17年)より伝統文化を後世に伝えるため、七とこ地蔵を巡るスタンプラリーが実施されている。2日目には約3000発の花火が打ち上げられるなど、但馬の夏の風物詩となっている。
主な行事
[編集]- 1日目
- 和田山地区内11ヶ所で造り物を展示
- スタンプラリー
- お楽しみ抽選会(スタンプラリー者のみ)
- 2日目
- 花火大会(3000発)
開催場所
[編集]- 和田山地蔵祭 - 円竜寺
- 花火大会 - 円山川東河橋下流河川敷