商工高等学校
表示
(商工高校から転送)
商工高等学校(しょうこうこうとうがっこう)とは、日本の主に商業、工業についての専門技術や知識を習得するために「商業に関する学科」(商業科)と「工業に関する学科」(工業科)が併置されている高等学校のことである。一般的には、学校の名称に「商工高等学校」の語が含まれている学校を指す。商工高等学校は、職業高等学校の一種とされ、広義の商業高等学校や工業高等学校に含まれる場合もある。
おもな設置学科
[編集]多くの商工高等学校で設置されている学科には、次のようなものがある。
現在の商工高等学校
[編集]岩手県
[編集]栃木県
[編集]群馬県
[編集]神奈川県
[編集]新潟県
[編集]岐阜県
[編集]福井県
[編集]奈良県
[編集]- 奈良県立奈良商工高等学校(2021年4月、奈良県立奈良朱雀高等学校より改称)
岡山県
[編集]- 玉野市立玉野商工高等学校(2018年4月、機械科設置により玉野市立玉野商業高等学校より改称)
山口県
[編集]熊本県
[編集]鹿児島県
[編集]沖縄県
[編集]かつてあった商工高校
[編集]北海道
[編集]- 北海道帯広商工高等学校 - 1950年北海道帯広高等学校と統合し北海道帯広柏葉高等学校となる[1]
- 北海道稚内商工高等学校 - 2011年北海道稚内高等学校へ統合[2]、2013年廃校
岩手県
[編集]秋田県
[編集]- 秋田県立湯沢商工高等学校 - 2011年秋田県立湯沢北高等学校と統合し秋田県立湯沢翔北高等学校へ[4]
山形県
[編集]- 山形県立酒田商工高等学校 - 1962年山形県立酒田工業高等学校を分離し山形県立酒田商業高等学校に改称[注釈 1]
- 山形県立天童商工高等学校 - 1977年山形県立天童高等学校に改称[6]
福島県
[編集]- 福島県立福島商工高等学校[7] - 不明[注釈 2]
- 福島県立喜多方商工高等学校 - 1963年福島県立喜多方工業高等学校を分離し福島県立喜多方商業高等学校に改称[注釈 3]
埼玉県
[編集]- 埼玉県立熊谷商工高等学校 - 1966年埼玉県立熊谷商業高等学校と埼玉県立熊谷工業高等学校に分離[11]
東京都
[編集]神奈川県
[編集]千葉県
[編集]新潟県
[編集]- 新潟県立新発田商工高等学校 - 1983年新潟県立新発田南高等学校と新潟県立新発田商業高等学校に分離[15]
- 新潟県立糸魚川商工高等学校 - 1998年新潟県立糸魚川白嶺高等学校に改称[16]
長野県
[編集]- 長野県須坂商工高等学校 - 1951年長野県須坂商業高等学校に改称[17]
愛知県
[編集]- 愛知県半田商工高等学校 - 1948年10月廃校し愛知県立半田南高等学校商業課程を経て愛知県立半田商業高等学校へ[18]
- 愛知県立津島商工高等学校 - 1976年募集停止[19]
三重県
[編集]- 三重県立四日市商工高等学校 - 1948年5月23日三重県立四日市商業高等学校と統合し三重県立四日市実業高等学校へ(のち三重県立四日市高等学校への統合を経て三重県立四日市商業高等学校・三重県立四日市工業高等学校に分離)
- 三重県立宇治山田商工高等学校 - 1958年三重県立伊勢工業高等学校及び三重県立伊勢実業高等学校を分離し三重県立宇治山田商業高等学校に改称[20]
- 三重県立上野商工高等学校 - 1964年三重県立上野商業高等学校と三重県立上野工業高等学校に分離[注釈 5]
滋賀県
[編集]- 滋賀県立長浜商工高等学校 - 1998年滋賀県立長浜北星高等学校に改称[22]
奈良県
[編集]- 奈良県立奈良商工高等学校 - 1967年奈良県立奈良商業高等学校と奈良県立奈良工業高等学校に分離[23]。平成19年、再統合され奈良県立奈良朱雀高等学校となる。商業系・工業系学科を併設。令和3年、再び奈良県立奈良商工高等学校に改称する。
和歌山県
[編集]- 和歌山県立御坊商工高等学校 - 2003年和歌山県立紀央館高等学校に改称[24]
岡山県
[編集]- 岡山県立笠岡商工高等学校 - 1961年岡山県立笠岡工業高等学校を分離し岡山県立笠岡商業高等学校に改称[25]
島根県
[編集]- 島根県立出雲商工高等学校 - 1949年島根県出雲農業高等学校と統合し島根県立出雲産業高等学校となり、1963年島根県立出雲商業高等学校へ改称[26]
香川県
[編集]- 香川県立丸亀商工高等学校 - 1949年香川県立丸亀第二高等学校と改称、その後香川県立丸亀商業高等学校を経て香川県立丸亀城西高等学校に改称[27]
徳島県
[編集]- 徳島県立美馬商工高等学校 - 1967年徳島県立貞光工業高等学校を分離し徳島県立美馬商業高等学校に改称[注釈 6]
長崎県
[編集]- 長崎県立佐世保商工業高等学校 - 1951年長崎県立佐世保商業高等学校[29]と長崎県立佐世保工業高等学校に分離[注釈 7]
鹿児島県
[編集]脚注
[編集]- 注釈
- ^ 両校は2012年に山形県立酒田北高等学校、酒田市立酒田中央高等学校との4校統合で山形県立酒田光陵高等学校となった[5]が、酒田光陵高の公式ウェブサイトには旧校名は記述されていない。
- ^ 福島県立福島商業高等学校の公式ウェブサイトには福島商工高の記述がなく[8]、福島県立福島工業高等学校とも異なる[9]。
- ^ 2010年に喜多方商工高校と同じ学科構成で福島県立喜多方桐桜高等学校が開校している[10]。
- ^ 横浜創学館高の公式ウェブサイトには旧校名は記述されていない。
- ^ 2009年に商工と農業系も含めた三重県立伊賀白鳳高等学校が開校している[21]。
- ^ 2014年に両校は統合し、美馬商工高校と同じ学科構成で徳島県立つるぎ高等学校が開校した[28]。
- ^ 佐世保工業高の公式ウェブサイトには沿革はない。
- 出典
- ^ 帯広柏葉高等学校全日制 沿革
- ^ 北海道稚内高等学校 全日制 学校紹介
- ^ 学校法人一関学院一関学院高等学校 沿革
- ^ 秋田県立湯沢翔北高等学校
- ^ 山形県立酒田光陵高等学校 学校概要
- ^ 山形県立天童高等学校 本校の沿革
- ^ IDE-JETRO 職業教育 まさか産業化と実業教育 羽田新 東京大学出版会 第3章:事例研究:B 福島商業学校の設立と発展
- ^ 福島県立福島商業高等学校 学校紹介
- ^ 福島県立福島工業高等学校 学校紹介 学校沿革
- ^ 福島県立喜多方桐桜高等学校 旧福島県立喜多方商業高等学校沿革
- ^ 埼玉県立熊谷商業高等学校 沿革
- ^ 関東第一高等学校 学園の概要
- ^ 帝京大学中学校・高等学校 学校長挨拶・沿革
- ^ 敬愛学園高等学校 学校概要・沿革
- ^ 新潟県立新発田商業高等学校 本校の沿革
- ^ 新潟県立糸魚川商工高等学校 学校沿革
- ^ 長野県須坂商業高等学校 沿革
- ^ 半田商業高等学校 歴史
- ^ 愛知県立津島北高等学校 沿革
- ^ 三重県立宇治山田商業高等学校 沿革
- ^ 三重県立上野商業高等学校 沿革・変遷
- ^ 滋賀県立長浜北星高等学校 沿革
- ^ 奈良県立奈良朱雀高等学校 沿革
- ^ 和歌山県立紀央館高等学校 沿革
- ^ 岡山県立笠岡商業高等学校 沿革
- ^ 島根県立出雲商業高等学校 学校案内 沿革
- ^ 香川県立丸亀城西高等学校 沿革
- ^ 徳島県立つるぎ高等学校 学校長あいさつ
- ^ 長崎県立佐世保商業高等学校 学校情報 沿革 本校の沿革 沿革R5
- ^ 学校法人時任学園樟南高等学校 沿革
- ^ 学校法人時任学園樟南第二高等学校 沿革