善応寺 (足立区興野)
表示
善応寺 | |
---|---|
善応寺 | |
所在地 | 東京都足立区興野2-20-5 |
位置 | 北緯35度46分8.0秒 東経139度46分45.4秒 / 北緯35.768889度 東経139.779278度座標: 北緯35度46分8.0秒 東経139度46分45.4秒 / 北緯35.768889度 東経139.779278度 |
山号 | 瑠璃山 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
創建年 | 伝貞治2年(1363年) |
開山 | 寛朝上人 |
公式サイト | 善応寺 公式サイト |
法人番号 | 6011805000153 |
善應寺(ぜんのうじ)とは、東京都足立区興野2-20-5にある真言宗豊山派の寺院。山号は瑠璃山[1]。
沿革
[編集]武蔵国足立郡奥野村(現・興野町)に建立されたのは、後村上天皇の1363年(貞治2年)と伝えられている。もと吉祥院末だった[1]が1939年10月長谷寺の直末となった。 1945年4月太平洋戦争の戦火拡大に伴い類焼の難に遭遇するも、1950年7月、三間四方の木造の本堂を再建する。現在の本堂は、1965年寺檀ともどもに勇健の気運起り、鉄筋コンクリート造りにより建立された。
本尊は聖観世音菩薩、両座に弘法大師・興教大師を安置する。旧本堂は大師堂跡に移築され薬師堂と称し、本尊薬師如来は行基作と伝えられる。両脇を1983年修復の十二神将が護る。 境内には、1634年(寛永11年)建立を含む六地蔵、1651年(慶安4年)の大日如来石像、1861年文久元年作の四国八十八ヵ所の各本尊を模刻した石仏が並ぶ。その他、1816年(文化13年)の石像不動明王を祀る不動堂、宗祖弘法大師1150年御遠忌記念の修行大師像も建立、荒川道八十八ヵ所の第36番の札所。
交通アクセス
[編集]- 日暮里・舎人ライナー高野駅より徒歩12分(経路案内)。
脚注
[編集]- ^ a b 新編武蔵風土記稿 興野村.