善性寺 (荒川区)
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善性寺 | |
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所在地 | 東京都荒川区東日暮里5-41-14[1] |
位置 | 北緯35度43分38.0秒 東経139度46分26.0秒 / 北緯35.727222度 東経139.773889度座標: 北緯35度43分38.0秒 東経139度46分26.0秒 / 北緯35.727222度 東経139.773889度 |
山号 | 関妙山[2] |
宗派 | 日蓮宗[1] |
本尊 | 三宝尊[2] |
創建年 | 長享元年(1487年)[2] |
開山 | 日嘉[2] |
中興年 | 天和2年(1682年) |
中興 | 日安尼 |
公式サイト | 関妙山善性寺 |
法人番号 | 3011505000324 |
概要
[編集]1682年(天和2年)、甲府藩藩主・徳川綱重の側室お保良の方の老女日安尼(俗名:お虎)が廃寺状態だった当寺を中興した[3]。
お保良の方は、綱重との間に男子を設けた。この男子が第6代将軍となる徳川家宣である。
その後、お保良の方が没した際の遺言により当寺に葬られ、また家宣の弟の松平清武が当寺に隠棲し、家宣が度々訪れていたことから「将軍家ゆかりの寺」となった[1][4]。
山門前の石畳状の構造物(上記画像参照)は、旧音無川に架かっていた「将軍橋」という橋の遺構である[1]。
墓所
[編集]なお、お保良の方は家宣が将軍になったことで「将軍生母」となり、寛永寺に改葬された。
交通アクセス
[編集]- 日暮里駅より徒歩5分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 高田隆成、荒川史談会 著『荒川区史跡散歩 (東京史跡ガイド18)』学生社、1992年
- 「谷中本村 善性寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ15豊島郡ノ7、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763977/77。
- “善性寺(ぜんしょうじ)”. 荒川区公式サイト (2020年6月23日). 2020年10月23日閲覧。