善養寺惠介
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2018年3月13日、芸術選奨贈呈にて(右) | |
基本情報 | |
出身地 | 日本 東京都狛江市 |
学歴 | 東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了 |
職業 | 尺八奏者 |
担当楽器 | 尺八 |
公式サイト | 善養寺惠介オフィシャルサイト |
善養寺 惠介(ぜんようじ けいすけ、1964年 - )は日本の尺八奏者。
人物・来歴
[編集]6歳より、根笹派錦風流の神如道(1891-1966、絶滅の危機に瀕していた数々の虚無僧尺八曲を、積極的に収集し伝承した古典尺八界の草分け的存在と言われる)のもとで尺八を学んでいた父昭三と岡崎自修より虚無僧尺八の手ほどきを受け、神如正に師事。東京芸術大学に進み学部、大学院を通して山口五郎(人間国宝)に師事。
1990年同大学院修士課程修了後、同大学の非常勤講師を勤めるとともに積極的に演奏活動を行う。1999年に初の独奏リサイタルを開催し、その後も継続的に古典を中心とした演奏活動のほか、関東各地にて尺八普及のための尺八教授活動を行っている。 [1][2][3]
著書
[編集]- 「はじめての尺八」音楽之友社 2000年 ISBN 978-4276315228
受賞歴
[編集]- 2002年 ビクター財団賞奨励賞(現・日本伝統文化振興財団賞)[1]
- 2008年 第63回文化庁芸術祭賞新人賞[4]
- 2009年 第64回文化庁芸術祭賞優秀賞[4]
- 2017年 第72回文化庁芸術祭賞大賞[5]
- 2018年 第68回芸術選奨文部科学大臣賞[6]
- 2020年 紫綬褒章[7]
脚注
[編集]- ^ a b 善養寺 惠介《古典尺八》/第6回(平成14年・2002年度)受賞者公益財団法人 日本伝統文化振興財団
- ^ 善養寺惠介ワールド尺八フェスティバル2018
- ^ 邦楽を究める 善養寺惠介さん(琴古流尺八)紀尾井ホール
- ^ a b “平成18年度(第61回)~平成27年度(第70回)文化庁芸術祭賞受賞一覧”. 文化庁. 2022年10月2日閲覧。
- ^ “平成29年度(第72回)文化庁芸術祭賞受賞一覧” (PDF). 文化庁 (2017年). 2020年11月13日閲覧。
- ^ 芸術選奨歴代受賞者一覧(昭和25年度~)文化庁
- ^ “秋の褒章775人・27団体 俳優の中井貴一さんら”. 日本経済新聞 (2020年11月2日). 2023年5月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 善養寺惠介オフィシャルサイト公式サイト