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キクヤ図書販売

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
喜久屋書店から転送)
キクヤ図書販売株式会社
KIKUYA TOSHO Co.,Ltd.
種類 株式会社
略称 キクヤ図書、喜久屋書店
本社所在地 日本の旗 日本
652-0846
兵庫県神戸市兵庫区出在家町2丁目2番26号
設立 1963年6月22日
業種 小売業
法人番号 9140001012848 ウィキデータを編集
代表者 工藤健一(代表取締役社長)
資本金 4997万円
従業員数 85人
関係する人物 創業者:工藤恭孝
外部リンク https://www.blg.co.jp/kikuya/
特記事項:2020年7月現在
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キクヤ図書販売株式会社(キクヤとしょはんばい)は、兵庫県神戸市兵庫区出在家町に本社を置き、「喜久屋書店」(きくやしょてん)という書店を経営する会社。北海道に存在した同名の書店チェーンに関しても記す。

概要

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ジュンク堂書店はキクヤ図書販売社長である工藤淳の息子である工藤恭孝が父の淳からキクヤ図書販売の販売部門であった株式会社大同書房を任され独立誕生した同根企業である。

「喜久屋書店」は、出店に際して、ジュンク堂と商圏が衝突しないよう、主に地方都市において大規模店舗を展開していた。例えば、福岡県においては、ジュンク堂は福岡市の都心部に大規模店舗を展開しているのに対し、「喜久屋」は商圏の重ならない北九州市のデパート「コレット」内に大規模店舗を展開する、といった具合である。大阪でも、ジュンク堂がキタ堂島梅田)とミナミ難波千日前)にあるため、喜久屋は商圏の重ならない阿倍野に出店した。

2013年10月、ジュンク堂があべのハルカスに出店し、商圏が重なることになった。仙台市では、複合ビルE.beans内で既にジュンク堂が出店していたが、ジュンク堂はコミックとライトノベルのコーナーを撤去し、喜久屋書店が上階にコミックとライトノベル専門の漫画館をオープンするなど補完関係にした。岡山市では、2010年5月より、岡山ビブレ内にあった岡山店を改装、ジュンク堂書店岡山店としてオープンした[要出典]

2008年10月には、オンライン書籍販売事業をジュンク堂に移管した。

店の入口には絵本作家長谷川義史「本はたのしいね」のイラストが描かれている。

店舗

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かつては福島、八王子、金沢、加古川、岡山、佐賀などにも店舗があった。

喜久屋書店BOOK JAM K&S

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前述のように北海道に存在した同名の書店チェーンでキクヤ図書販売との資本関連はないが書籍の仕入れ先として指定していた。コープさっぽろの関連会社であるコープ家庭用品の書店経営を引き継ぐ形で2009年に設立。コープさっぽろテナント内を中心にピーク時には16店舗を展開していたが、2019年5月に自己破産し喜久屋書店ブックジャムを全て閉店、小樽店と帯広店はキクヤ図書販売直営のため営業を継続した[1][2]

沿革

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  • 1955年 - 神戸にて喜久屋書店開業
  • 1963年 - キクヤ図書販売株式会社を設立
  • 1968年 - 取次業岡山支店開設
  • 1970年 - 取次業姫路支店開設
  • 1976年 - フランス・パリにBOOKLOAN EUROPE S.A.R.L.開設(現パリ・ジュンク堂書店)
  • 1984年 - 「ブックフォーラム」の名称で書店展開開始
  • 1995年 - 直営店を「喜久屋書店」に改名し展開を開始
  • 2011年 - 持株会社「ビーエルホールディングス」を設立しその傘下となる
  • 2014年 - 書籍取次卸売事業部門をビーエルホールディングスに継承

関連会社

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脚注

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  1. ^ お知らせ(喜久屋事業本部)
  2. ^ 「喜久屋書店BOOK JAM」自己破産、消えていく街の書店(リアルエコノミー、2019年05月15日)

外部リンク

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