嘉手納ロータリー
表示
座標: 北緯26度21分48秒 東経127度45分21秒 / 北緯26.363295度 東経127.755876度
嘉手納ロータリー(かでなロータリー)はかつて沖縄県中頭郡嘉手納町の中心部にあったロータリー交差点である。
歴史
[編集]国道58号と主要地方道沖縄嘉手納線(県道74号線)が接続していたロータリー交差点で、直径約120mの「日本一」ともいわれるロータリーであったが、交通量の増加に伴い、休日には交通渋滞が生じ、また、流入部などで交通事故が多発するようになり問題となった。そこで嘉手納町では沖縄米軍基地所在市町村活性化特別事業(沖縄懇談会事業)の一つとして「嘉手納タウンセンター開発事業」と称する中心市街地再開発事業[1]を総事業費約200億円をかけて実施し、それと連携する形で、2007年度に国道58号が嘉手納町役場・嘉手納警察署の東側に建設した新道に移行し、あわせて嘉手納ロータリーが廃止され撤去された[2][3][4]。その後、旧ロータリーの東側の位置に国道58号から県道74号線が分岐する通常の三叉路が設けられた。
交差点西側のロータリー跡地には温水プールなどのあるロータリープラザ、防衛省沖縄防衛局などが設けられている。
脚注
[編集]- ^ 沖縄懇談会事業実績調査調書 (PDF) - 沖縄米軍基地所在市町村活性化特別事業(沖縄懇談会事業)に係る実績調査報告書、内閣府、2008年11月、pp.37-40
- ^ 一般道路58号 嘉手納(かでな)ロータリー改良(嘉手納町嘉手納) - 内閣府沖縄総合事務局
- ^ “国道58号南向け8日から新道路 嘉手納ロータリー”. 琉球新報. (2007年9月6日). オリジナルの2017年9月28日時点におけるアーカイブ。 2020年6月24日閲覧。
- ^ “Qリポート 消えゆくロータリー 誕生秘話”. 琉球朝日放送 (2006年12月12日). 2013年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月28日閲覧。