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嘉手納ロータリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯26度21分48秒 東経127度45分21秒 / 北緯26.363295度 東経127.755876度 / 26.363295; 127.755876

国道58号標識
沖縄県道74号標識
完成直後の嘉手納ロータリー(1945年8月)
嘉手納ロータリー(2005年)

嘉手納ロータリー(かでなロータリー)はかつて沖縄県中頭郡嘉手納町の中心部にあったロータリー交差点である。

歴史

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沖縄戦後の1945年(昭和20年)に建設された。

国道58号主要地方道沖縄嘉手納線(県道74号線)が接続していたロータリー交差点で、直径約120mの「日本一」ともいわれるロータリーであったが、交通量の増加に伴い、休日には交通渋滞が生じ、また、流入部などで交通事故が多発するようになり問題となった。そこで嘉手納町では沖縄米軍基地所在市町村活性化特別事業(沖縄懇談会事業)の一つとして「嘉手納タウンセンター開発事業」と称する中心市街地再開発事業[1]を総事業費約200億円をかけて実施し、それと連携する形で、2007年度に国道58号が嘉手納町役場・嘉手納警察署の東側に建設した新道に移行し、あわせて嘉手納ロータリーが廃止され撤去された[2][3][4]。その後、旧ロータリーの東側の位置に国道58号から県道74号線が分岐する通常の三叉路が設けられた。

交差点西側のロータリー跡地には温水プールなどのあるロータリープラザ、防衛省沖縄防衛局などが設けられている。

脚注

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  1. ^ 沖縄懇談会事業実績調査調書 (PDF) - 沖縄米軍基地所在市町村活性化特別事業(沖縄懇談会事業)に係る実績調査報告書、内閣府、2008年11月、pp.37-40
  2. ^ 一般道路58号 嘉手納(かでな)ロータリー改良(嘉手納町嘉手納) - 内閣府沖縄総合事務局
  3. ^ “国道58号南向け8日から新道路 嘉手納ロータリー”. 琉球新報. (2007年9月6日). オリジナルの2017年9月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170928150257/https://ryukyushimpo.jp/photo/prentry-26913.html 2020年6月24日閲覧。 
  4. ^ Qリポート 消えゆくロータリー 誕生秘話”. 琉球朝日放送 (2006年12月12日). 2013年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月28日閲覧。

参考文献

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関連項目

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