四季
概説
[編集]四季が起こる主な要因
[編集]地球は太陽の周りを公転しているが、地軸が約23.4°傾いた状態で公転している[1]。そのため南北の半球ごとに太陽の高さが一番高い位置にあるときと一番低い位置にあるときが生じる。夏至には太陽の高さは北半球で一番高く、南半球では一番低くなる[1]。反対に冬至には太陽の高さは北半球で一番低く、南半球では一番高くなる[1]。
地球はほぼ球体であるから、地球上での位置と公転軌道上の位置によって日照角度と日照時間に違いが出てくる。日照角度とは太陽光が地表に照射する角度のことである。同一の光量の場合、照射角が90°に近いほど面積あたりの受光量は大きくなる。つまり太陽が高く昇るときほど地表は強く暖められる。また、地軸の傾きは日照時間も変化させる。夏至には昼間の時間が最大に、冬至には最小になり、その差は高緯度ほど大きくなる。なお、気温の上下変動は太陽の高さよりも若干遅れて生じるため、真夏は夏至から1か月から2か月、真冬は冬至から1か月から2か月程度の期間になる[1]。
気候と四季の関係
[編集]世界には四季の変化が顕著で分かりやすい地域と、四季の変化が分かりにくい地域がある[1]。気候の変化は緯度や海陸分布の影響を大きく受けるためである。
中緯度にある温帯や冷帯では、1年の中の気温の変化域が生物活動の変化と対応している部分が多いため、季節変化が感じられやすい。四季が顕著ではっきりと区別できるのは、中緯度にあって、かつ気団の勢力変化が大きい地域(おもに内陸や大陸辺縁部)である。例えば、日本は概ね北緯25°から45°に位置し、小笠原気団(夏)、シベリア気団(冬)、オホーツク海気団(梅雨)、揚子江気団(春・秋)という複数の気団の影響を受ける。
近年は地球温暖化により世界的に気候変動が起こり、日本では「春と秋がなくなって夏と冬だけになった」などとまことしやかに語られることがあるが、現実の気象データを見ると、2023年現在も春と秋は存在している。
一方、砂漠地帯、熱帯地方、極地などでは一般的に四季の変化が少ない[1]。
赤道を挟む熱帯の地域は気温が年間を通して極端に高く、極地を含む寒帯の地域は気温が年間を通して極端に低いため、1年の中で気温が上下しても生物の活動等に及ぼす変化があまり大きくない。熱帯地域では四季は感じられにくいほか、高緯度の地域では生物の活動に好適な温暖な期間が短い。
赤道付近では日照時間の変化が小さい上、年間を通して太陽高度が高く、かつ熱帯では気温差の小さい均質な気団が横たわっているため、ほとんど無いに等しい。いわゆる常夏の状態だが、雨季と乾季という季節の変化がみられる地域もある。
極地域、特に北極圏や南極圏では夏には白夜、冬に極夜となり日照時間の変化は非常に激しいが、年間を通して太陽高度が低いため、日照時間で考えるほど気温の変化は大きくない。また、緯度が高くなるにつれて、内陸にあるほど気温変化が大きく海洋に近いほど小さい、という海陸分布の影響を強く受ける傾向がある。
以上は文化的・気候学的な定義であり、天文学的には太陽高度(日照角度)の変化をもとに、地域に関係なく(北半球・南半球の区分はあるが)四季を定義している。
いろいろな地域の四季
[編集]北アメリカの四季
[編集]北アメリカの気候は極めて多様で、四季が明確に感じられる地域も存在している。とくに北米に位置する米国は豊富な自然資源を有し、世界一の生物多様性を誇る一方で、自然災害も頻繁に発生するのが特徴である[2]。北米は春は暖かく、夏は雨が多くて暑く、秋は乾燥して涼しく、冬はかなり寒い。この気候の影響で果物が育ちやすい自然環境となり、例えばリンゴ、オレンジ、ブドウ、パイナップル、イチゴ、モモ、スモモ、サクランボ、スイカなど、ほぼ地球中のすべての果物が北米で栽培できる。
また、北米には日本ほどの四季折々の文化は無いが、その気候や地理環境は日本よりも多様で、各州ごとに全然異なる季節の風景を楽しむことができる。
- 北東部から北にかけて湿潤大陸性気候が広がり、冬は厳しく寒冷で、夏は高温多湿となり、地域によっては降雪量も多い[3][4]。
- 東部から中央部は亜寒帯湿潤気候で、グレートプレーンズ周辺やカナダとアメリカの国境付近には、暑くなる日も多くみられる[5][6]。
- エリー湖やオンタリオ湖南岸は、アメリカの平野部でもっとも降雪量が多い地域である[7][8]。
- 南東部から南部は温暖湿潤気候で、フロリダ南端ではサバナ気候がみられる[9][10]。
- 西部は一般的に乾燥しており、ステップ気候が広く分布し、メキシコとアメリカの国境付近では砂漠気候が確認できる[11][12]。
- 太平洋岸南部は地中海性気候ですが、太平洋岸北部に進むとアラスカ南東端と同様の西岸海洋性気候になる[13][14]。
- 最北部に位置するアラスカは北極圏に属し、年間を通じて冷涼な気候である[15][16]。
- 太平洋諸島であるハワイは温暖な気候であり、ビーチリゾートとして人気がある[17][18]。
西ヨーロッパの四季
[編集]ブリテン諸島
[編集]ブリテン諸島、つまりイギリスとアイルランドの気候は西岸海洋性気候が卓越し、四季がしっかりと存在しながらも、全体的に降水日数が多く、一年中雨が降る傾向がある[19][20]。一般的に、冬は涼しく湿った気候、夏は暖かく湿った気候となり、ほかの気候にみられるような極端な暑さや寒さ、干ばつや強風は滅多に無い[21]。また、毎日の天気は非常に変わりやすい。
冬、特に風のない日には霧が発生しやすく、雨や雪が降るのが一般的である。夏には激しい雨が降り、人々の体に直接当たることがあり、傘を持つことが一年中の常態となっている[22][23]。この傾向がとくに強い都市としてロンドンが挙げられ、英国紳士の傘文化の理由にもなっている[24]。
また、ブリテン諸島は水の蒸散量が多い夏季には東部が高温になるため、年間を通じて東部は比較的乾燥し、西部は湿潤な気候となる。東部では降水量が一年を通じて平均的であり、一日当たりの降水量が少なく、緯度と気温の関連が強く、比較的高温になる。一方、西部では降水量が2500mmを超えることがある。
西欧平原
[編集]西ヨーロッパには大陸性・海洋性・地中海性の三種類の気候が共存しており、フランス、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ、モナコの気候は四季性が明らかである。夏は30°C以下、冬季は0°C前後と温暖である[25][26]。
この穏やかな四季のおかげで、西欧諸国は面積がそれほど大きくないにも関わらず、強い農業国となりやすい[27]。多彩な農産物が生み出されており、果物だけでなく、観賞用の花や家具用の木、魚介類、葡萄からのワイン、牛からのチーズなども高級品が豊富である。とくにフランスは世界第二の農業大国であり[28][29][30][27]、オランダは世界一の花栽培大国である[31][32]。
西欧を東に移動するにつれて、気候は大陸性に変わり、気温の年較差や日較差が拡大する一方で、降水量が増加する。本来の大陸性気候は西欧の西側限界にあるが、西欧東部の高地、とくにアルプス山脈の影響によって大陸性気候が形成されている。地中海性気候は西欧の南岸で際立ち、気温の年間変動は三種類の気候区の中で最も大きいが、降水量は年間を通じて少なくなっている。
中央ヨーロッパの四季
[編集]中欧、つまりドイツ、オーストリア、スイス、ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーでは、主に海洋性気候と湿潤大陸性気候が混ざり合った気候がみられ、四季はハッキリしている[33][34]。中欧では、沿岸部(ドイツやポーランドの北部)は温暖な冬と涼しい夏が特徴の海洋性気候で、内陸部(南ドイツや中欧の山岳地帯)は冬が寒く夏が暑い大陸性気候と、大きく二つの気候に分けられている[18][24]。
- 春は気温が少しずつ上がり、日中は15〜20°C、夜は5〜10°Cほどになる。雨は多く、天気が不安定だが、花が咲き、自然が緑に包まれる[35]。
- 夏は温暖で、平均20〜25°C、暑い日には30°Cを超えることもある。雨は少なく、晴天が多いが、午後には雷雨が起こりやすい[36]。
- 秋は気温が10〜15°C前後まで下がり、夜は5°C以下になることもある。霧は出やすく[37]、紅葉や赤い茸が美しい季節である[38][39]。
- 冬は寒く、内陸部や山岳地帯では2°Cほどになり、雪や降水・強風が多い[40]。都市部では都市高温化の影響で、5°C以上になることもある[41][42]。
北ヨーロッパの四季
[編集]北ヨーロッパ(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランド)での年中平均温度はほかの地域と比べると全体的に寒冷である。緯度が高いため日照時間の差が大きく、特に緯度の高い地域では夏は白夜、冬は極夜となる。
南ヨーロッパの四季
[編集]南ヨーロッパ(イタリア・スペイン・ギリシャ・ポルトガル)は地中海性気候に属し、この気候は冬以外は温暖である。緯度でみるとローマは札幌市などに近いが、一年中顕著的に温暖であり[43]、特に夏になると40°Cを超える猛暑が定番である[44]。しかしその反面、イタリアでの冬は寒くなり、-10°Cになることもある。降水量は、地中海周辺諸国では夏は極端に乾燥・冬は極端に湿潤で、春と秋は平均的なものである。
オセアニアの四季
[編集]オーストラリア
[編集]オーストラリア大陸は広大で、気候に地域差があって[45]全体的に大陸北部は熱帯気候・大陸南部は温帯気候・全域は海洋性気候に囲まれているため、四季が明確性持ちの特徴になっている。南半球に位置しているため、一般には11月から1月が春、2月から4月が夏、5月から8月が秋、9月から10月が冬となる。南部地域では冬でも温暖な日が多いがニューサウスウェールズ州がある地域の山岳部では積雪がみられる。オーストラリアでは年間を通して暑い気候であり、1月から3月には雨季があって[45]、内陸部は日の気温差が大きい砂漠地帯となっている
ニュージーランド諸島
[編集]ニュージーランドは日本と同じ島国で、南半球に位置するため、四季が日本と正反対である。
極東地域の四季
[編集]中国大陸の四季
[編集]中国大陸にもはっきりとした四季があり、四季・季節・春夏秋冬等の漢字を発明した本家である。今の日本でも使われている「二十四節気」は紀元前4世紀、戦国時代の中国に発祥し、宋王朝の時代に日本に伝わった[46]。
中国大陸は名の通りに大陸性気候を基準として、季風気候・砂漠気候・寒帯気候を加えたものである。今から3000年前の『春秋左氏伝』から始め、僖公5年の「分至啓閉」という語の「啓」が立春・立夏、「閉」が立秋・立冬と考えられており、『呂氏春秋』において「立春・立夏・立秋・立冬」の語が使われていることから、戦国時代に一般化したと考えられる。立秋の時期までが暑さのピークであり、立春までの時期が寒さのピークとなる。
なお、古代中国人は一年12か月を春・夏・秋・冬の四時に分け、正月(一月)・二月・三月を春、四月・五月・六月を夏、七月・八月・九月を秋、十月・十一月・十二月を冬とした。2400年前の周の頃に「二十四節気」は定着した。冬至を基準に年始が置かれていたが、戦国時代になると冬至の翌々月を年始とする夏正(夏暦)が各国で採用されるようになり、これにより冬至と春分の中間点が正月すなわち春の最初の節気にあたるようになったことで「立春」と名付けられ、他の二至二分四立も春夏秋冬の名が冠せられるようになったと考えられる。
台湾の四季
[編集]台湾は中央部と北部が亜熱帯、南部が熱帯に属している。そのため、北部は夏季を除けば比較的気温が低く四季は明瞭だが、南部は冬季を除けば気温が30°Cを超えることが多くて四季が不明瞭である。台湾の夏はおおよそ9月から11月までで、通常は蒸し暑く、日中の気温は27°Cから35°Cまで上り、10月の平均気温は28°Cである。台風の襲来が圧倒的に多く、毎年平均3 - 4個の台風に襲われる。平均降雨量は年間およそ2,515mmであり、雨期に多く、また降雨量は季節・位置・標高によって大きく異なっている。
朝鮮半島の四季
[編集]朝鮮半島に位置しているものの顕著な大陸性気候・海洋性気候の融合であり、諸外国の中で日本の四季に一番近いものである。半島にも梅雨(朝鮮語で「チャンマ」)があり、寒暖の差が激しく気温の年較差・日較差が大きい。夏はやや湿潤である。ソウルの夏の気温は30°Cを超えることもよくあり、また内陸の盆地にある大邱は韓国で最も暑いとされるが、湿気が少なく、また熱帯夜になる事はほとんどない。
冬は大陸からの冷たく乾燥した季節風の影響を受け寒冷であるが[注 1]非常に乾燥し積雪は少ない。例えばソウルは新潟県長岡市付近と同緯度にあるが、1月の平均気温は-2.4°Cで、冬には、強烈なシベリア寒気団に覆われると、ソウルでも最低気温が-10〜-15°C前後になり、郊外では-15°Cを下回ることもある。また、釜山の1月の平均気温は3.2°Cである。ケッペンの気候区分によると、ソウル、春川、堤川などの北部や内陸部、山岳地帯は亜寒帯冬季少雨気候、それ以外の地域は温帯夏雨気候および温暖湿潤気候に属する。
日本列島の四季
[編集]分類 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
---|---|---|---|---|---|
伝統的季節 | 暦月区切り | 旧暦正月(新暦2月頃)~ | 旧暦四月(新暦5月頃)~ | 旧暦七月(新暦8月頃)~ | 旧暦十月(新暦11月頃)~ |
節月区切り | 立春(2/3頃)~ | 立夏(5/5頃)~ | 立秋(8/7頃)~ | 立冬(11/7頃)~ | |
気象学的季節 | 3月~ | 6月~ | 9月~ | 12月~ | |
天文学的季節 | 春分(3/20頃)~ | 夏至(6/21頃)~ | 秋分(9/22頃)~ | 冬至(12/22頃)~ |
日本の春
[編集]日本列島では3月上旬頃までは北日本や山間部を中心に
日本の夏
[編集]日本列島の夏は湿度が高く蒸し暑い。日中の気温はおおむね30〜35°C程度だが、湿度が高いため体感気温は高い。なお、湿度が高い理由は太平洋高気圧によるもので、太平洋上から蒸発した水蒸気が高気圧に混じり高湿度の状態で日本列島をすっぽり覆うために起こる。近年では7月になると猛暑日と呼ばれる最高気温が35°C以上の日がある。内陸部でフェーン現象が起こると40°C以上の危険な暑さになることもある。一方で北海道や東北北部の太平洋沿岸部(三陸海岸以北)にはしばしば冷たく湿ったやませが吹き付ける。
夏は次の四つの節に分けられる。
- 初夏
- 5月中旬から梅雨入りするまでは初夏と呼ばれる。気温は24〜30°C、湿度は盛夏ほど高くなく過ごしやすいと言える。初夏になると植物は繁茂し始め、動物類は餌を求め活発に動き回るようになる。
- 梅雨
- 6月ごろ、本州島以南の島々での雨季。平均して6月中頃から7月中頃まで約1か月程続く。梅雨の後期はしばしば豪雨となる。同時期、北海道はやませの影響もあり梅雨は不明瞭であり、かつては6月は比較的雨が少ない時期であった。ところが近年では降雨量が増え豪雨が降ることさえある。
- 盛夏
- この時期、気温は東北地方中部以南の地域では35°C以上の猛暑日になることも多い。盛夏は8月中旬頃を境に晩夏へと移行する。なお、近年の日本列島では8月を過ぎても暑さが緩まず猛暑日になることがしばしばである。
- 晩夏
- 8月下旬から9月上旬頃までとされている場合も多い。
日本の秋
[編集]日本列島では9月上旬頃[要出典]まで
11月になると朝の冷え込みが一段と厳しくなり北日本から次第に紅葉の季節となる。日本列島の紅葉はカエデ・ハゼなどの赤く染まる落葉樹が多いのが特徴で、色とりどりの鮮やかな紅葉を見せる。
11月も中旬になり「晩秋」の時期になると、北日本や日本海側・山間部や内陸部では冬の訪れが早く、最低気温が初めて氷点下まで下がり初雪が降り始める。落葉樹の樹木は紅葉が見ごろを過ぎて落葉し始め、荒涼とした枯れ枝のみの茶色い冬枯れになる。動物や虫類が冬眠に入るようになる。また、関東以西でも西日本の太平洋側と南西諸島を除く太平洋側の地域にその冬初めて氷が張り、この時期に霜が降り始める。
日本の冬
[編集]冬は日本海側から冷たく湿った風が吹きつけ、北日本はほぼ毎日気温が0°C以下の冬日や真冬日になる。北日本の日本海側は世界屈指の豪雪地帯であり、多いところで2〜3mもの雪が積もる。一方、関東以西の太平洋側では、山間部や内陸を除くと冬は比較的穏やかで、沿岸部では積雪がないことが多く、気温もそれほど低くはならない。空気も乾燥しており、晴れた日も多い。
12月に入ると東海地方以西の太平洋側では初雪が降る。
1月から2月初め頃までは、一年で最も寒い時期の「真冬」となる。寒さのピークであり、大陸から寒波が断続的に流れ込み、日本海側や北日本では大雪の日が多い。北日本や山間部では最高気温0°C以下の真冬日が多くなり、特に北海道内陸部は-20°C未満の極寒に見舞われることがある。太平洋側の平地でもこの時期の最高気温は4〜10°Cと寒く、冷たく乾燥したからっ風が吹くため体感温度はさらに低い。
2月になると北日本でも真冬日が減り、日平均気温は太平洋側平野部では6°C前後、厳しい寒さだった真冬に比べると寒さは和らぐ。そして南日本では梅が開花し、南寄りの風が吹き荒れる。一方で、東北から関東地方にかけての太平洋側は降雪が最も多い時期でもあり、この時期に多く発生する南岸低気圧によって雪を降らせている。
四季をテーマにした作品
[編集]音楽
[編集]- パスカル・コラスとジャン=バティスト・リュリのバレエ『四季』(1661年、フランス)
- 四季 (ヴィヴァルディ)(1725年、イタリア)
- 四季 (ハイドン)(1800年、オーストリア)
- 交響曲第9番 (シュポーア)(1849年、ドイツ) - 「四季」の題を持つ。冬から始まる。
- 四季 (チャイコフスキー)(1885年、ロシア) - 1月から始まる。
- 四季 (グラズノフ)(1899年、ロシア) - 冬から始まる。
- 四季 (ケージ)(1947年、アメリカ) - 冬から始まる。なお1950年の弦楽四重奏曲 (String Quartet in Four Parts) も四季にもとづくが、夏から始まる。
- ブエノスアイレスの四季 - アストル・ピアソラのタンゴ。夏、冬、春、秋の順。
- 四季の歌
- 四季 (w-inds.の曲)(2004年、日本)
文学
[編集]- スコットランドのジェームズ・トムソンによる1730年の詩『四季』 (The Seasons (Thomson)) - 冬から始まる。
- リトアニアのクリスティヨナス・ドネライティスの代表作である1818年の叙事詩『四季』(Metai)
- 日本の小説家、有栖川有栖の競作小説『まほろ市の殺人』、春・夏・秋・冬の4作から成っている。
- 日本の小説家、暁佳奈の小説『春夏秋冬代行者』シリーズ
映画
[編集]テレビドラマ
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 森田正光『雲・天気』学研教育出版、2015年、90頁
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