国嶋一則
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人物情報 | |
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別名 | 伊吹 浄(いぶき じょう) |
生誕 |
1930年2月13日 日本 岐阜県大垣市 |
死没 | 2020年5月1日 (90歳没) |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 倫理学 |
研究機関 |
世田谷高等学校 東京農業大学 駒澤大学 |
博士課程指導教員 | 金子武蔵(倫理学科修士課程) |
指導教員 | 鬼頭英一(金沢大学法文学部) |
称号 | 駒澤大学名誉教授(2000年) |
国嶋 一則(くにじま かずのり、1930年2月13日[1] - 2020年5月1日)は、日本の倫理学者。駒澤大学名誉教授。「伊吹 浄」の筆名をもつ。
経歴
[編集]1930年、岐阜県大垣市生まれ。愛知県立旭丘高等学校を卒業し、金沢大学法文学部に入学した。しかし、1952年に東京大学文学部倫理学科に転じ、1956年に卒業。同大学大学院に進み、金子武蔵に師事した。1959年、大学院比較文学比較文化課程に転じた。1965年、同博士課程を中退。
その後は、東京農業大学助教授に就いた。1969年より駒澤大学助教授。1970年に教授昇進。2000年に駒澤大学を定年退任し、名誉教授となった。
著書
[編集]- 『人間と思想 西洋思想の歴史と展開』(新世書房) 1965
- 『実存の告白 青春を生きる支えを求めて』(伊吹浄名義、公論社) 1975
- 『死生観』(公論社) 1995
- 『極東三国(シナ・朝鮮・日本)の歴史認識』(著訳、公論社) 2013
共編著
[編集]翻訳
[編集]- 『西欧は没落するか』(ハンス・コーン、勁草書房) 1960
- 『観念論の論駁』(G.E.ムーア、勁草書房) 1960
- 『再合同のためのキリスト教革新 公会議と再合同』(ハンス・キュンク、中村友太郎共訳、エンデルレ書店) 1964
- 『世の信ぜんために 青年たちへの手紙』(ハンス・キュンク、エンデルレ書店) 1965
- 『最後の護民官リエンチ 発見された戯曲草案』(フリードリッヒ・エンゲルス、兵頭高夫共訳、公論社) 1976
- 『ヨーロッパ反体制思想』(ビーバーシュタイン、久保陽一, 戸田洋樹共訳、公論社) 1981
I.M.ボヘンスキー
[編集]- 『現代の思考法 分析哲学入門』(I・M・ボヘンスキー、勁草書房) 1961
- 『ディアマート 弁証法的唯物論』(I・M・ボヘンスキー、みすず書房) 1962
- 『哲学思索への道 基礎概念の入門』(I・M・ボヘンスキー、中村友太郎共訳、エンデルレ書店、ヘルデル文庫) 1963
- 『記号論理学の綱要』 第3版(I・M・ボヘンスキー、奥雅博共訳、勁草書房) 1970
- 『マルクス主義哲学 研究の方法と文献』(I・M・ボヘンスキー編、公論社) 1975
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
参考文献
[編集]- 久保陽一「國嶋一則先生の御退任に寄せて」 - CiNii