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国済寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国済寺
所在地 埼玉県深谷市国済寺521-1
位置 北緯36度11分33.5秒 東経139度18分7.6秒 / 北緯36.192639度 東経139.302111度 / 36.192639; 139.302111座標: 北緯36度11分33.5秒 東経139度18分7.6秒 / 北緯36.192639度 東経139.302111度 / 36.192639; 139.302111
山号 常興山
宗派 臨済宗南禅寺派
本尊 釈迦如来
創建年 康応2年(1390年
開山 峻翁令山
開基 上杉憲英
文化財 木造峻翁令山像(埼玉県指定有形文化財)、他
公式サイト 国済寺のホームページ
法人番号 8030005013680 ウィキデータを編集
国済寺の位置(埼玉県内)
国済寺
国済寺
国済寺 (埼玉県)
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国済寺(こくさいじ)は、埼玉県深谷市にある臨済宗南禅寺派寺院

歴史

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1390年康応2年)、上杉憲英の開基である。憲英は庁鼻和上杉家(深谷上杉家)の祖で、当地に庁鼻和城を築城し、その城内に峻翁令山開山とする寺を創建した。寺号は「安国済民」から採られた[1][2]

後に深谷上杉家(庁鼻和上杉家)は後北条氏に臣従、小田原合戦で主家の後北条氏もろとも滅亡したため、寺運衰微したが、江戸時代になり寺領30が与えられている[2]

地名の国済寺は、当寺に由来している。

文化財

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  • 木造峻翁令山像(埼玉県指定有形文化財 昭和36年3月1日指定)[3]
  • 上杉憲英墓(埼玉県指定旧跡 昭和10年3月31日指定)[4]
  • 国済寺黒門(深谷市指定有形文化財 昭和37年11月3日指定)[5]
  • 国済寺三門(深谷市指定有形文化財 昭和46年11月3日指定)[5]
  • 法燈円明国師頂相(深谷市指定有形文化財 昭和33年11月3日指定)[6]
  • 宝冠釈迦坐像(深谷市指定有形文化財 昭和47年11月3日指定)[6]
  • 庁鼻和城跡(深谷市指定史跡 昭和34年11月3日指定)[7]
  • 上杉氏歴代墓(深谷市指定史跡 昭和37年11月3日指定)[7]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 国済寺について国済寺
  2. ^ a b 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年、120-121p
  3. ^ 埼玉県文化財目録埼玉県、59p
  4. ^ 埼玉県文化財目録埼玉県、114p
  5. ^ a b 建造物深谷市
  6. ^ a b 彫刻深谷市
  7. ^ a b 史跡深谷市

参考文献

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  • 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年

外部リンク

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