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康応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

康応こうおう旧字体康應)は、日本南北朝時代元号の一つ。北朝方にて使用された。嘉慶の後、明徳の前。1389年から1390年までの期間を指す。この時代の天皇は、北朝方が後小松天皇。南朝方が後亀山天皇室町幕府将軍は足利義満

改元

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病事とは、前年に近衛兼嗣二条良基と摂関が2代続けて死去したことなどを指すと考えられている[1]

出典

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文選曹植七啓の「国静民、神烋臻、屢獲嘉祥」から。勘申者は菅原秀長

康応期におきた出来事

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元年(1389)

西暦との対照表

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※は小の月を示す。

康応元年(己巳 一月 二月※ 三月 四月※ 五月※ 六月※ 七月 八月※ 九月 十月 十一月※ 十二月
元中六年
ユリウス暦 1389/1/28 2/27 3/28 4/27 5/26 6/24 7/23 8/22 9/20 10/20 11/19 12/18
康応二年(庚午 一月 二月 三月※ 閏三月※ 四月 五月※ 六月※ 七月 八月※ 九月 十月※ 十一月 十二月
元中七年
ユリウス暦 1390/1/17 2/16 3/18 4/16 5/15 6/14 7/13 8/11 9/10 10/9 11/8 12/7 1391/1/6

脚注

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  1. ^ 北爪真佐夫「元号と武家」『札幌学院大学人文学会紀要』第68巻、札幌学院大学人文学会、2000年9月、1-32頁、CRID 1050859370519001728hdl:10742/00003574ISSN 0916-3166 
    《所収》北爪真佐夫『文士と御家人 : 中世国家と幕府の吏僚』青史出版、2002年。ISBN 978-4-921145-13-2国立国会図書館書誌ID:000003067831 

関連項目

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