延元
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延元 (えんげん、旧字体:延󠄂元)は、日本の南北朝時代の元号の一つ。南朝方で使用された。建武の後、興国の前。1336年から1340年までの期間を指す。この時代の天皇は、南朝方が後醍醐天皇、後村上天皇。北朝方が光明天皇。室町幕府将軍は足利尊氏。
改元
[編集]出典
[編集]『梁書』の「聖徳所被、上自蒼蒼、下延元元」から。勘申者は式部大輔菅原長員。
延元年間の出来事
[編集]- 元年
- 2年
- 3年
死去
[編集]西暦などとの対照表
[編集]延元 | 元年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 |
---|---|---|---|---|---|
西暦 | 1336年 | 1337年 | 1338年 | 1339年 | 1340年 |
北朝 | 建武3年 | 建武4年 | 暦応元年 | 暦応2年 | 暦応3年 |
干支 | 丙子 | 丁丑 | 戊寅 | 己卯 | 庚辰 |
関連項目
[編集]
注1:前の数字は番号。南北朝時代の「南」は南朝、「北」は北朝の元号を指す。慣例に従い南朝を正統とする。 注2:後の数字は元年と末年。源氏政権の「寿永」は元年でなく使用開始年を記し、「正平」は南北統一の年と再分裂の年、「観応」は復活の年、「明徳」は統一の年も記す。 注3:明治以前は、改元が布告された年の元日に遡って新元号を適用されたと見なす立年改元が慣例とされていた。赤背景では布告日を西暦に換算すると年が明けているが、元日に遡るのであればそのままである。例えば、安政への改元が布告された嘉永7年11月27日は1855年1月15日であるが、元日は1854年1月29日である。 | |||||||||||||
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