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国立台湾文学館

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中華民国文化部 > 国立台湾文学館
中華民国の旗 中華民国行政機関
国立台湾文学館
National Museum of Taiwan Literature
国立台湾文学館正面
国立台湾文学館正面
役職
館長 廖振富
副館長 蕭淑貞
概要
定員 68
設置 2003年10月17日
前身 文化資産保存研究中心準備処
ウェブサイト
www.nmtl.gov.tw
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国立台湾文学館
National Museum of Taiwan Literature
芸文大庁
国立台湾文学館の位置(台湾内)
国立台湾文学館
台湾内の位置
施設情報
専門分野 文学
来館者数 261,164人(2016年
事業主体 文化部文化資産局
管理運営 国立台湾文学館
所在地 70041
中華民国の旗 台湾台南市中西区中正路1号
位置 北緯22度59分31秒 東経120度12分17秒 / 北緯22.99194度 東経120.20472度 / 22.99194; 120.20472
アクセス 台南駅から徒歩約20分または大台南公車2路で「孔廟(台灣文學館)」下車
外部リンク #外部リンク参照
プロジェクト:GLAM
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文化資産保存研究中心も同居する

国立台湾文学館(こくりつたいわんぶんがくかん、略称台湾文学館文学館あるいは台文館繁体字中国語: 國立臺灣文學館)は中華民国台湾)の文化部に属する政府機関。台湾で最初の国家級文学館で、台湾近代文学の史料を収集、整理、展示、所蔵するために創設された。

文学館は台南市中西区国定古蹟である旧台南州庁文化部文化資産局傘下の文化資産保存研究センターとともに入居している。また、台北市でも日本統治時代の官僚宿舎を再活用し、詩作の振興拠点「斉東詩舎」として運営している。古蹟建築物としての概要や沿革については旧台南州庁を参照。

沿革

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台湾先史時代オランダ統治時代明鄭時代清朝統治時代日本統治時代から第二次世界大戦後に至る異なる支配を受けながら、多元的な文学作品が蓄積されている。その収集、展示、研究体制を完備させ、文学資産を宣伝広報するために、台湾の文化界の人々の奔走の下で文学館が誕生することとなった。

1997年に文化部の前身である行政院文化建設委員会が国家級文学館と国立文化資産保存研究センターを設立するにあたり、立地の選定が進められた。台南市(当時は)政府が市政府庁舎として使っていた旧台南州庁を古蹟修復と増築することになり、台南市政府も同年10月1日より安平区の新庁舎(永華市政中心)に移転している。1998年行政院は後の文化資産保存中心センターとなる組織が計画していた「文学史料組」(組は課に相当)を国家文学館へと昇格させることを決定している[1]。現在文学館は不定期に特別展や学者の公演が開催され、展示室や図書館も併設されるなど、学術研究の重要な場所となっている。

  • 1997年8月︰行政院文化建設委員会により「国立文化資産保存研究中心準備処」が設立され、「国家台湾文学館」と「国立文化資産保存研究中心」の準備業務を遂行することになった。
  • 1997年~2002年末:国立成功大学に委託し旧台南州庁の建物(地上2階、地下3階)を修復、再利用する事業に着手
  • 2003年10月17日︰文化資産保存研究準備処から分離独立した「国家台湾文学館準備処」が正式に開館。
  • 2007年3月:正式名称を「国立台湾文学館」とし、8月に正式に成立。
  • 2008年7月:文学館の累計入館者数が15万人を突破[2]
  • 2008年10月︰累計入館者数が25万人を突破[3]
  • 2009年7月︰累計入館者数が100万人を突破[4]
  • 2014年7月31日台北市中正区の日本統治時代の幸町職務官舍群中国語版を「斉東詩社」として開館[5]
  • 2016年:旧台南州庁庁舎落成100周年。

年別入館者数

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  • 2003年:15,057人(10月17日開館~12月31日)
  • 2004年:72,192人
  • 2005年:88,716人
  • 2006年:139,268人(ロシア文学展)
  • 2007年:140,798人
  • 2008年:344,354人
  • 2009年:366,042人
  • 2010年:307,588人
  • 2011年:302,265人
  • 2012年:333,987人
  • 2013年:367,727人
  • 2014年:331,042人
  • 2015年:263,732人
  • 2016年:261,164人

歴代館長(準備処主任時代も含む)

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準備処主任

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氏名 就任時期 退任時期 備考
林瑞明中国語版 2003年10月17日 2005年8月31日 初代主任
呉麗珠 2005年9月1日 2007年3月9日 副主任代理
呉密察 2007年3月9日 2007年8月15日 国立台湾歴史博物館中国語版館長兼任

館長

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氏名 就任時期 退任時期
鄭邦鎮中国語版 2007年8月15日 2010年2月1日
李瑞騰 2010年2月1日 2014年1月27日
翁誌聡 2014年1月27日 2015年7月31日
陳益源 2015年7月31日 2016年7月31日
廖振富 2016年9月1日 現任

組織

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文学館は現在下記のように業務ごとに組(課に相当)がある。

  1. 研究:文学発展、文学主題、台湾文学の研究、編纂。
  2. 典蔵:台湾文学・文物史料の調査、収集、ファイリング、保存、修復と複製。
  3. 資訊(情報):台湾文学網站(オンラインデーターベース)と全国の民間文学館との連携業務。
  4. 展覧:文学史料と作家の著作物の展示、陳列。
  5. 推廣(広報):出版、人材教育、広報、国内外の文学館との共同事業、文学活動による国際および両岸文化交流。

建築物

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斉東詩社(国立台湾文学館の台北の拠点)。
2014台北国際書展での文学館ブース

設備

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階層 展覧空間 その他施設
2階 展覧室 E 演講庁、文学体験室、行政区
1階 展覧室 A、B、C、D 服務台(サービスカウンター)、児童文学書房、芸文大庁、芸文商店、文学珈琲坊「CHEFFRESH」、公演ホール、授乳室
地下1階 国際会議ホール、図書室、特別収蔵区

関連項目

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出典、参考文献

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外部リンク

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