円照寺 (入間市)
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圓照寺 | |
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所在地 | 埼玉県入間市野田158 |
位置 | 北緯35度50分22.5秒 東経139度20分47.5秒 / 北緯35.839583度 東経139.346528度座標: 北緯35度50分22.5秒 東経139度20分47.5秒 / 北緯35.839583度 東経139.346528度 |
山号 | 光明山 |
院号 | 正覚院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
創建年 | 元久2年(1205年) |
開山 | 円照 |
開基 | 加治家茂 |
札所等 | 関東八十八箇所第73番札所 武蔵野三十三観音霊場第22番札所 |
文化財 | 板碑(重要文化財)、円照寺裏墓跡出土蔵骨器及び板石塔婆(埼玉県指定有形文化財)、不動堂付棟札(入間市指定文化財) |
法人番号 | 2030005003753 |
圓照寺(えんしょうじ)は、埼玉県入間市野田にある真言宗智山派の寺院。
歴史
[編集]1205年(元久2年)、加治家茂の開基である。加治氏は武蔵七党の丹党の豪族であり、家茂は二俣川の戦いで戦死した父の家季の菩提を弔うために、円照を迎えて寺を創建した。寺号は開山の円照に由来する[1]。
当寺には板碑を所蔵しており、国の重要文化財に指定されている[2]。板碑は毎月21日の晴天時に公開されている[1]。
板碑の一つに「元弘二年五月二十二日(1333年7月4日)」の銘が入ったものがある。これは一族の加治家貞(道峯禅門)を供養したもので、東勝寺合戦で得宗北条高時とともに討死した日である[1]。
文化財
[編集]- 円照寺の板碑(重要文化財 昭和38年2月14日指定)[2]
- 円照寺裏墓跡出土蔵骨器及び板石塔婆(埼玉県指定有形文化財 平成7年3月17日指定)[3]
- 円照寺不動堂付棟札(入間市指定文化財 昭和58年4月22日指定)[4]
交通アクセス
[編集]- 元加治駅より徒歩2分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『埼玉県の歴史散歩(歴史散歩11)』山川出版社、2005年