如意輪寺 (西東京市)
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如意輪寺 | |
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本堂 (2016年4月10日撮影) | |
所在地 | 東京都西東京市泉町2-15-7 |
位置 | 北緯35度44分30.3秒 東経139度33分05.0秒 / 北緯35.741750度 東経139.551389度座標: 北緯35度44分30.3秒 東経139度33分05.0秒 / 北緯35.741750度 東経139.551389度 |
山号 | 光明山[1] |
院号 | 福生院[1] |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 金剛界大日如来 |
創建年 | 1500年頃 |
中興 | 第七世恵定法印 |
別称 | 保谷観音[2] |
札所等 |
武蔵野三十三観音霊場第四番 多摩八十八ヶ所霊場第三十五番 |
法人番号 | 7012705000408 |
如意輪寺(にょいりんじ)は、東京都西東京市にある真言宗智山派の寺、山号は光明山、院号を福生院と号し、本尊には大日如来を祀る。本山は京都市東山区の智積院[3]。
寳晃院、寶樹院、東禅寺(以前は西光寺(現総持寺)だったが西光寺移転後は東禅寺となる)と合わせて保谷四軒寺と呼ばれる。また、武蔵野三十三観音霊場の四番札所[2]、多摩八十八ヶ所霊場の三十五番札所[4]である。
歴史
[編集]如意輪寺の本尊は本来不動明王であったが、1892年(明治25年)の火災により焼失している。その際、本堂、庫裡、本尊の不動明王や古文書なども全て焼失しているため、創建年代などは不明である。観音堂(1776年(安永5年)建立)のみ焼失を免れている。寺内の墓地に中興開山といわれる第七世恵定法印の五輪塔があり、正保4年(1647年)示寂の銘があることより、寺の歴史は古く、創建は1500年頃と推定されている。なお、現在の本堂である大日殿は、1976年(昭和51年)に落成したものである。[5]
文化財
[編集]- 馬駈け市大絵馬 - 西東京市指定文化財第44号
- 1884年(明治17年)に観音講連中惣世話人により奉納されたもの。如意輪寺観音堂では、古くから村のまつり日(3月15日)に馬駆け市が催されていた。その模様を描いた縦114cm、横181cmの大絵馬で今も観音堂内を飾られている。
交通
[編集]ギャラリー
[編集]-
山門(大門)
(2016年4月10日撮影) -
観音堂
(2021年12月21日撮影) -
鐘楼
(2016年4月10日撮影) -
寺標
(2016年4月10日撮影)
脚注
[編集]- ^ a b 新編武蔵風土記稿 上保谷村.
- ^ a b “各寺院”. 武蔵野三十三観音霊場. 2021年12月13日閲覧。
- ^ 保谷ところどころ
- ^ “多摩新四国八十八ヶ所霊場”. ニッポンの霊場. 2021年12月13日閲覧。
- ^ “西東京市 ひばりヶ丘駅 真言宗智山派の寺院 如意輪寺”. NTTタウンページ. 2021年12月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 片桐譲『保谷の昔と村人たち』1990年
- 保谷市『保谷ところどころ』1999年
- 「上保谷村 如意輪寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ134新座郡ノ6、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763996/84。