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土井 利建(どい としたつ)は、江戸時代中期の下総国古河藩の世嗣。官位は従五位下・因幡守。
武蔵国川越藩主・松平朝矩の長男として誕生。
古河藩嫡子だった利剛が早世したため、土井利里の養子となる。安永3年(1774年)に徳川家治に初御目見し叙任するが、翌年廃嫡された。代わって、西尾藩から利見が養子に入り、嫡子となった。